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虹と戯れる砂の底魚  作者: 藤泉都理
第三章
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第九十六話 瞬間移動




「………」

「………じゃ、じゃあ。私の中の木の根が取り除かれるまでよろしくお願いしますね」


 にっこり笑った土羽梨は冴野に向かって拳を突き出した。

 ごまかしたなと思った冴野だったが追究せず、その拳をじっと見た。


「拳とは色気がないな」

「敵対関係にありながら共闘もする私たちにお似合いじゃないですか?」

「………まあいいだろう。土羽梨」

「はい」

「よろしく頼む」

「はい」


 冴野は土羽梨の拳に自分の拳を当てて強く押すと、またなと言って、土羽梨をこの場から瞬間移動させて幻の姿がいる自分の元へと送ったのであった。

 今度は自力で来いとの言葉を添えて。






「さて、と」


 冴野は微かに震える拳を解かずに強く握りしめ続けては、自分もこの場から瞬間移動して或る場所へと向かったのであった。











(2023.9.19)




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