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虹と戯れる砂の底魚  作者: 藤泉都理
第三章
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第八十九話 まったく




「冴野様!土羽梨が!」

「落ち着け。ハシビ」

「だってだってだって!忽然と姿を消しちゃったんだよ!また、土羽梨の中の木の根が暴走しちゃったんだよ!」

「ああ」

「冴野様!」


 冴野は立ち上がり布団の上から退くと、ハシビの背を優しくなでながら再度落ち着けと言った。

 青炎鳥の布団の上で見下ろしていた土羽梨が忽然と姿を消したのだ。

 もっと慌ててもいいのにどうして落ち着いていられるのか。

 半泣きになっていたハシビが冴野に疑問をぶつけようとしたが、はたと思い直した。涙も止まった。


「冴野様?」


 もしかして土羽梨がどこに行ったかわかっているの。

 ハシビが尋ねれば、にこにこ笑顔をにこ笑顔にした冴野がああと返した。


(まったく。木の根め)


 余計な事をしてくれる。











(2023.9.17)




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