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虹と戯れる砂の底魚  作者: 藤泉都理
第三章
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第八十二話 予定変更




「木の根を取り除く方法はなく、私を見つけ出せても、ほぼほぼ木の根の影響を受けずに済む。魔女はそう言った」

「はい」

「私を見つけ出せたら『砂の国』に戻るのか?」

「………帰りたい、ですけど。どうでしょうね。木の根を取り除く方法を見つけるまで、もしくは、木の根の影響を完全に受けずに済むように鍛えてから、に予定を変更するかもしれません。魔女から木の根を取り出す方法を聞いて、実行できたら、あなたを見つけて、離婚宣言をして、『砂の国』に帰るつもりだったんですけど。まあ、予定に変更はつきものですから」

「………『緑の国』にずっといる、という選択肢はない、か?」

「ないですね」


 歯切れの悪い冴野に対し、土羽梨は歯切れよく返した。


「帰りますよ。絶対に。そして、折衷案が見つかるまで、『緑の国』に行きます」

「そうか。それは、もしかしたら、ずっと、あなたが死ぬまで、『緑の国』に来る事になる、かもな」

「そうはならないようにしたいですけど、可能性は無きにしも非ずですね」

「ならば、『緑の国』との縁がずっと続くかもしれない、ならば、結婚したままでいいのでは、ないか?」

「………はい?」

「私との縁も結んだままでいいのではないかと、言っている」

「………はい?」











(2023.9.14)




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