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虹と戯れる砂の底魚  作者: 藤泉都理
第二章
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第五十九話 呟いて+第六十話 ナゾノコエ




(しかし、動けるようになってもらった方が有難い、か)


 冴野はテントの中で横になり目を瞑ったまま、思考を巡らせていた。


(この姿との連携に不具合が起きている以上、もしかしたら。だが、あのままあの人を『緑の国』に置いておくのも。魔女が『焔の国』から出る事はないのだから、やはり直接連れて来るしかなかった、の、か)


 眉間に片手の甲を添えようとした冴野はけれど目の上で停止させ、ゆっくりと移動させて拳をやわく作り胸の上へと留めた。


(あの人は何故私の目を片手で覆ったのか)


 強く押し付けられたわけではないのに。

 感触が消えない。


(本当にやっかいな人だ)


 冴野は口元を上げると、テントの外にいる土羽梨を強く意識しながら、薄く眠りに就くのであった。


 私を守ってくれよ、と、軽い口調で呟いてのち。











(2023.9.7)









「守ってくれだと。あは。なんと。軟弱な。いや。いやいやいや」


 ようやっと姿に似合いの言葉を表に出しおったな。











(2023.9.8)





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