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虹と戯れる砂の底魚  作者: 藤泉都理
第二章
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第五十七話 テント




「………」

「………」


 土羽梨は土下座をしたまま、冴野は座って土羽梨を見下ろしたまま、二人共に貫いていた無言を先に破ったのは、土羽梨であった。

 顔を上げて冴野を見て、地面につけていた手を太腿に置くと言ったのだ。

 夜がまだ続いていますので、眠ります。

 それと、頭痛はよくなりました、ありがとうございます。

 

「では、おやすみなさい」


 よし乗り切った。

 平静な表情の裏で、拳を強く作った土羽梨はテントの中に入って行った。

 そして、冴野も土羽梨に続くようにテントの中に入って来て、横になる土羽梨の隣で身体を寝かせて休み始めた。

 そうして二人並んで仲良く就寝しました。


(いやいや。うん。あれ?見張りは?ああ。そっか。動物の明るい色も鳴りを潜めている今なら、具合もよくなったあなたも見張りができるでしょう今度は私が休みますって事か)


 そうかそうか。

 納得した土羽梨は上半身を起こして、掛け布団にしていたマントを羽織って立ち上がり、テントの外に出ようとしたら、声をかけられた。

 どこに行くのか、と。











(2023.9.7)




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