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第二十話 trouble

あとがきに解説を入れました。

読まなくても大丈夫ですが……。

 保健室に連れていかれた3人はベットの上に腰かけていた。

「うーん見たところ怪我はないみたいだね。あんなに勢いよく突っ込んだんだから、普通下駄は壊れてると思うんっだけど」

えぇ、大丈夫ですよと言いながらチャットを開く。

『さて、どう見る2たりとも?取りあえずシエルに突撃ー!!してたのはわかったけれど』

『けど魔力的なものは感じなかったよ』

『でしょうね。魔法に関しては先生が探知できないわけないじゃない』

 そう、魔法を普段扱っている者ならば魔法に対して無意識に感知するものだ。けれどもあの時は私が庇うまでシエルに向かってきていることに誰もきずかなかったのだ。

『じゃあ、何なの』

『わからないのかしら』

『まぁ、魔法使いあるあるですね。目に見えないものに敏感なくせして、見えるものに鈍感と言う奴ですね』

『どう言う』

『いいシエル。魔法以外にブライトネスにはもう一つあるでしょ……。ねぇ科学ってやつを』

 魔法的に無理ならば魔法以外に攻撃を受けたと考えるべきだ。ある意味、地球人わたし取っては当たり前の考えだけれども魔法に接するからこそ科学と言うのに行きつかなかったのだろう。

『つまりマスターの考えはドローンが不正侵入ハックされたとお考えですか』

『状況判断的に……ね。まぁ、完全分解オーバーホールして電子言語プログラムを見れば確信を持てるわ』

 まぁ、プログラミングには多数言語があるから直ぐに確定できないだろうけど、秋ねぇに頼めばわかるでしょう。

『けど何でその考えが浮かばないの』

『それはただのくっだらないプライドのせいよ。自分たちご自慢の魔法が破られたんだもの。自分たちより強力な魔法ならまだ割り切れる、けれど自分たちが下に見てる科学の仕業だとは脳にない』

 自分たちは優れている。劣等の地球人なんぞには負けないと言う固定概念が思考にかすみを落とし、真実にたどり着かないのだ。答えでぐちはすぐそこだと言うのに……。

 これが魔法師の典型的にやられる例。

『まぁ、言っても無駄だから。勝手にやりましょ』

 オルテンシアも気ずいていないようだ。

 デバイスのチャットは基本的に外面上は変化が見られないが、通話中の僅かな電磁波の違いによって通話状態かを見極める事が出来るのである。

 ……それから怪我がないないことを確認した先生方は私たちを教室に返した。

 それから学校側は事件究明のために今日授業をすべて中止し全校生徒を帰宅させた。

「うーんなんと言うかちょろいと言うか」

 全校生徒が帰宅する中、私たちは一時的に保管室に収納されていたドローンからデータを抜き取り終えていた。

 保管室は、約教室4つ分の広さで棚が綺麗に並べられていて、本や何かの物が所狭しと置かれている。ドローンはドアを開けてすぐ横に見つけた。

『楽で良いのではありませんか』

 まぁ楽で助かるが……。此処までガバだとは思っていなかった……仮にも最先端研究なのに。

 サクヤは忍び込むときに最新の注意を払いながら進んで行った、しかしそれは杞憂に終わった。

 何故ならば監視カメラなどは1つもなく、警備員もいない。サクヤは潜入のプロではないが30分もたたず辿り着けてしまうとは。

『一様、警備システムはありますよ?魔力を感知したりするものが。ただマスターのように魔力が少ない人間や放出されていない人間は感知できませんけど』

 魔法師はどんな場合・・・・・でも知らずのうちに少しずつ魔力を放出している。それを魔力障壁と言い魔法師に与える損害を軽減する機能がある。その性質を利用して放出している魔力を感知する。

「まぁ、私って魔力障壁ないしね」

 それは魔法師にとっての設備。

 純粋な魔法師ではないサクヤはその監視門カザリに引っかかるはずもなく突破。

 逆にシエルやハーツなどが行けば容易に探知されていただろう。

「それ以外には効果もないただの魔道具おきものね。じゃあ撤退するね」

 来た道を何気なく戻っていき、近くにある喫茶店に合流した。

 喫茶店の内装は木造っぽい椅子や机を使用していてとても落ち着くような雰囲気を漂わせている。

 入口から入ったサクヤに気が付き手を振るシエルに向かい歩みを進める。

 椅子に座りデザートと飲み物を注文する。

「よく見つけてわねこんな店。今時、天然物を使ったものは高級品なんでしょう?」

 木製の椅子などを見てサクヤは疑問に思った。

 現在、木などの天然物は高級品である。それはモンスターによって土地不足や戦争などによって環境が悪化、天然物が産出量世界的に落ち込んだからである。

 故にサクヤはこんな店よく見つけたな。っと感心したのである。

「いえ流石に高級そんな店、学生が行きませんよマスター」

 そう言いハーツが軽く机を叩く。

 コンコンと樹脂プラ特有の音が出てくる。ね?と首をかしげる。

「これからどうしよっか?」

「そうね。なにをしようかしら」

 テーブルに運ばれ来た各品を食べ飲みをしながらどうするか悩んでいた。

「シエルに突っ込んだのだから、あまり単独で外出すべきではないと思うの」

「エルフが狙われたと言う確証はありませんが、かと言って私達の居ないところでバカスカやられて対応できなくても困りますしね」

 パンケーキを食べるシエルを眺めながら考える。

 シエルは多分魔法の事については私達の中で一番ピカイチだろう。しかしそれで有事の際に対応できるのか?と言われればNOと言うしかない。簡単に言えば一般人が軍人5人に勝てるかと言う事と同じである。

 しかし訓練すれば死から生存には持って行ける。

 けれど、ショッピングモールでの戦闘を見る限り接近戦の経験はない。先頭の基本の受け身すらできないだろう。

 故に。

「シエル。訓練しましょうか」

 と、私が言うのは必然だった。

「訓練?どこでするの。実践を想定するとしてもそれなりに広くないとダメなんじゃない」

 確かにそうだ。映像で見たが魔法師同士の戦闘はロケランの打ち合いに等しいレベルであり。ちょっとしたクレーターが出来るぐらいだ。

 少なくとも200mは欲しいところである。

「ありますよちょうどよいところが」

「ちょうどいいところ?」

「えぇ、もともとブライトネスは魔法研究のために作られた人工島。ですからデータ採取のため、多数の施設が公園見たく建設されています。無理やりしようと思えば使われていない施設もあります。それらを利用すればよいのでは良いのではないでしょうか」

 公園とかゲーセン並みに乱建されているのか……。

「じゃあ行こう!こうゆうのサクヤの国の言葉で善は急げって言うんでしょ」

「えぇ……」

 近くの施設は歩いて10分ほどにあった。外見は体育館を想像すれば一番近いだろう。周りには植物が植えてあり非常にきれいだと思う。

 室内に入ろうとした時。

「ん?今日は学校のはずではないのかね」

 っと呼びかけられた。

 振り向くとスーツをビシッと決め眼鏡を掛けている男性。あぁ初日に道案内で迷っていた私たちを案内してくれた彼の姿があった。

「リヒェ先生!」

「誰かと思えばシエル君かどうしたんだい」

「先生は聞いていないのですか」

 それから先生に学校にあったことを話した。

「なるほど……確かに知らなかったな。正直言って科学を専攻している私はブライトネス異端なのだ。あそこは魔法主義だからね」

 あぁ……。

 そう納得していると。

「でどうしてこんなところに居るんだい」

「ちょっと訓練をしようと思って」

 訓練?襲撃されたのに?と。

「……はぁわかった。私が見てやろう」

「「え」」

 サクヤとシエルは同時に驚いた。なぜなら教師と言う職種から彼は止めると思っていたからである。

「どうせやめろっと言ってやめないのだろう。ならばちゃんとした大人が見守ってやらなくてはならない。で、三人の内誰か、ちゃんとした指導の下で教わったのかね」

「いえ。サクヤは」

 首を振りながら独学ですと小さく言った。

「無謀だな。独学で出来るほど甘くはない」

 ……返す言葉が見当たらない。確かにサクヤは接近戦闘が得意だ。けれどもそれは師を持って学んだわけではない。どちらかと言えば裏技を使ったに過ぎないし、持ってる技術も中途半端だ。

「ついてきなさい」

「へ?どこに」

「どこって……中だ。本来ならば見守るだけだったのだがまぁいいだろう」

 私たちは体育館の中に入って行った。


 リヒェの後ろについて行きながら小声でシエルが話しかけてくる。

「なんかついてきっちゃたけど大丈夫かな」

「大丈夫でしょ」

「教師なのは間違いないので安心できると思いますよご主人様マスター

 しばらくした後、扉にカードをかざし入っていく。

「さて、さっきも言ったとうり危険だと問いてもやめないのだろう。だから私が教えるわけだが」

「先生は接近戦闘のご経験が?」

「あぁ一様ねサクヤ君。んーまぁ君たちに教えられる技量は持っていると思うよ。私が教えるのは連撃だ」

「連撃?」

「あぁシエル君には馴染みがないか。簡単に言えば連続で攻撃することだ」

「……」

「うーん。魔法師の魔法は破壊力を第一にしているこれはわかるかい」

「ええ」

 確かにドローンを落とすときにほかの生徒は威力の高い魔法ばかりを発動していたように見えた。

「まぁ、言い伝えの影響とかいろいろあるんだが魔法師は一撃逆転主義(強烈な一撃によって戦況を有利に進めること)が多いけどそれだと効率が悪い。威力が高い事はその分魔力を多く使うと言う事だ。魔力のない魔法師なんて射的のまとだ」

 そしてその魔法は命中率が40いけばいい方でサクヤの視界の端にはバテている生徒がいたことも思い出した。

「これは接近戦でも同じで威力が高い攻撃は決まって大振り・・・になりやすい。だから速い攻撃を間入れず叩きこもうと言う事だ。ではやってみよう」

 パチンと指を鳴らすと奥から人型のゴーレムを歩み寄って来た。

「これに攻撃を叩きこんでもらう。安心したまえ柔らかく出来ているから拳を傷めない」

「え?今からですか?何にもないの」

 いきなりぶん殴れと言われためらうシエル。もっと構えとかから教えるのと思っていたのだろう。

「ん?私が教えてもよいが体格とかの都合上、上手く出せないと思うがね。まぁ、今ではこんな便利なものがあるからね」

 そう言いながらバックのから何かを取り出す。それはパット見銀色をした腕輪だった。

 その腕輪はどこかで見たことがある……。

「え?武装デバイス」

「えぇ、そうですね。完全な市販品の」

リヒェは指でくるくるように回しながら。

「武装デバイスは魔力を流すと武器が現れるが、それと随時して身体の動きをサポートする機能もある。と言うか体術系はそれが主な機能で……簡単に言えば素人が正拳ずきとか上段蹴りが出来たりする。こんな風に」

 先生はゴーレムに近ずきそして拳を突き出した。拳が当たるとバンと心地よい音が響きわたる。

「っと、このような感じになる。後は動きを染みつかせてデバイスなしに出せるようにするだけさ」

 やってみたまえ、そう言いながらデバイスをシエルに渡した。

 しかし受け取ったシエルはそのまま立ちすくんでしまっている。

「あのぉ、私は近接用を使ったことなくて」

「そう言えば確かにシエルの使っていた武器はボウガンを小さくした奴だったわね」

 確かにシエルが使っていた装備はボウガンを大型拳銃ほどに小型化した物だった。それかやはり自身の身体を使うからか。

 緊張するシエルの肩を優しく叩き。

「私とるか、それ使うかどっちか選びなさい」

「はい……使います」


「ほぉ」

 それからしばらくたちシエルは先生が渡していたデバイスを使用し攻撃を叩きこんでいた。

「最初は調整チューンしてないデバイスなのに魔力を流しながらやったりすると言うのに1日つぶれてしまうのにまさかここまでとは。彼女は天才だな」

「む……」

 一方サクヤもデバイスを使用し攻撃を繰り返しているのだが攻撃がうまく入らない。デバイスを使用すると自分に何かがまとわりつく感覚があってつい動けなくなってしまう。

 また自分の思いどうりの動きにならない。

「サクヤ君はアシストを切ってやった方がいい。確かにデバイスは素人アマでも熟練プロレベルの攻撃が繰り出せるが動きが固定されている。格闘術を習っている人は体が無理やり動かされる感覚を拒絶してしまうのだろう」

 ……。サクヤが落ち込んでいると。

「先生コンボがうまく出せません」

 とシエルが声を上げた。

「よし一回やめ」

 そう先生がいいながらシエルの元に早歩きしていく。私達二人も後を掛けていった。

 汗だくになった二人を見てハーツは水が入ったペットボトルを渡していく。

「さて、シエル君。君はコンボが出来ないと言ったね」

「はい」

「難しく考えなくていい。用はタイミングだよ……こうすれば、そら!」

そう言いゴーレムに向けて拳を叩きこみ瞬時に足払い、そして飛び上がりながらビームソードでの二連撃

をした後に綺麗に着地した。

「おおおぉぉぉおお!」

 とそれを見たシエルが興奮しながら先生に近寄る。それを若干戸惑いながら。

「っと、このようにやるわけさ。武装デバイスはと言うかデバイスは基本的に使えば使うほど最適化されていく」

 使えば使うほど魔力消費やらが調整されていくのか。

「君たちにあげたものは基本的な物さ。後は市販品を買ったりしてくれ。さぁそろそろ日が傾いてきたから君たちは帰宅するといいさ。私は隣接する図書館で調べ物をしてから帰るとしよう」

 それから私たちは先生に感謝の意を述べて帰路に就いた。

 今日は色々と大変なことがあったが実入はあった方かなと思う。シエルの性格上、諸突猛進的なところがあるので。

 事件に巻き込まれたくないと思いつつもう戻れないことを嘆きながら、リニアモーターカーに乗り込んでいくのだった。


 ブライトネスは時がすすむにつれ改築されていった人工島だ。それ故に地下構造は複雑怪奇で一度迷い込んだものは出てこれないといわれる。

 しかし薄暗い鋼鉄でできた地下構造体に二人の人影がいた。

 そのいでたちはまさしく聖職者といった風貌だ。優しい雰囲気から頼れる母親と思うだろう。会話を聞かなければ。

「とらえるのを失敗した、と?」

「はい。ほかの生徒に邪魔をされたと思います」

「何をそんなことは有り得ない。あのドローンは光の屈折の魔術・・を付与したものだぞ。魔法師に感知できるわけがない、感知することが出来るのは同じ魔術師・・・だけだ」

「感がよかっただけなどでは?見えないだけで実態はありますし。まぁ、魔法という低燃費な代物が出てきた今、魂を消費する魔術を使用するものなどいないと思いますが?」

「早くしなければ。チャンスなのだ。世界樹から離れた今、我らが創作する神が我々に永遠の安らぎを与えてくれるのは」

「えぇ、必ずや」

「「我らが神に祝福を」」

 確かにここは隠し事にはちょうど良い場所だろう。地図もないしここにたどり着くには魔術を突破していかなくてはならない。

 しかし彼らはほんの小さなミスを犯していた。何故、彼女らは気ずかなかったのか。

 それは下の組織が隠蔽したからである。

 それに……ホムンクルス一体で何ができるのかそう思ってたから……。

魔法と魔術の違い

 魔法は低燃費で副作用も少なく(倒れることがある)が魔術は魂を使うため副作用が大きく最悪俳人になってしまう。しかし威力が非常に大きいのが特徴。

 また魔術を防御するためには魔術を使用するしかないため攻撃を食らうのは命とりである。

 上記の通りなので主人公メンバーで魔術を防御できるのは咲夜サクヤとハーツだけである。

 しかし魔術を極めると体がそちら側によってしまうため魔法はほとんど覚えられない。逆も同じである。

比較サンプル

シエル  サクヤ

 物理08  物理26

  魔法31  魔法01

   魔術0   魔術21

となる

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