進撃の大魔王
「キャーーーーーー!!」
「どうしました大魔王!?女性みたいな悲鳴を上げて!?」
「駆逐してやる・・・この世から・・・一匹残らず!!」
「血相変えてどうしたのですか?」
「クソッ!この辺に未だ居る筈だ・・居たぞ!
!?・・・アイツ・・・壁を攀じ登ってやがる!?奇行種か!?」
「・・・ああGね。
奴等は壁を這うのがデフォルトですよ。」
「クソッ・・身体が動かねえ・・」
「私が潰しましょうか?」
「お前・・お前は見た事がねえからそんな事が言えんだ!
彼奴等がどうやって・・・。」
「今正に目の当たりにしてますがな・・・」
「30体はこの壁の中に居ると言う事か・・・
5㌢メートル級を1体確認。
後頭部より下うなじにかけて・・・俺に殺れんのか・・・」
「確かに一匹見たら30匹は居ると言いますが・・・
後、奴らの何処にうなじが?」
「何!?馬鹿な・・・うなじがない・・だと!?」
「取り敢えず私が潰しときますよ?
私は何十匹も潰して来ましたからね。」
「お前は何処の兵士長だよ・・・」
「誰がかりあげ君ですか!
・・・はい潰しましたよ。
大魔王様はGが御嫌いな様で。」
「何余裕ぶっこいてんだ!!
後ろを見ろ!右後方に4㌢メートル級と3㌢メートル級を発見!
どう言う事だ・・どんどん増えてきやがる!?」
「1匹居たら30匹は居るって言ったじゃん。
差し詰め大魔王様の背後から接近して来るのは女型と言った所ですかね?」
「!?・・・兵長!御指示を!!」
「・・・どちらかと言うとこちらの方が巨人の様な気もしますが?」
「・・・お前・・・跳び掛かって来た奴等を口でキャッチして喰うのか?」
「喰えるかーーー!!
気持ち悪い事言わないで下さいよ~
あ~吐き気がする・・・。」
「取り敢えずこの状況を打破しなくては・・・
クソッ・・増援はまだか!?」
「増援何て呼んだら大魔王様が恥ずかしいだけですよ?
さすがに立体機動装置もどきは持ってないんですね。」
「・・・!?」
「何を閃いたんですか?
・・・ああ、そのカッターを二つ持って・・さっきも言いましたが奴等にうなじはないですからね?」
「・・・!?」
「次は何を?
・・・ああ、大魔王様はそんな所噛んだからって巨人になれませんでしょう?」
「痛いだけで何も起こらない・・・そうか!?此奴等を殲滅すると言う明確な意志が足らないのか!」
「あんまり遊んでると指無くなりますよ?」
「嗚呼・・可愛い幼馴染に守られてえなぁ・・・出来れば人買い共から助けた子とかに・・・」
「唐突にピンポイントで変な願望を口に出さないで下さいよ・・・
でしたら私は初陣の時に小便を漏らした事を暴露された後に死んだ子で。」
「悪くないな・・だがそれも此処から生き延びてからの話だがな!」
「じゃあこれ焚きますんでちょっと出かけますか?」
「霧状タイプの兵器か・・・そうだなちょっと壁外へでも出掛けよう。
帰って来る頃には此処に居る奴等は全滅だな!!」
「ええ。」
大魔王様は久々に街へ繰り出します。




