別になくてもいいがあると嬉しいそんな部分
セクばんにゃ!
基本20時投稿はどこへいったのやら。
投稿します。
前回までのあらすじっ!
僕こと笠原冬葉は大学進学を機にお姉ちゃんの家に居候することになったのだが‥‥その姪っ子がヤバかった。
『とーはは私が養ってあげますから何もしなくていいんですよ‥‥』
ロリ巨乳の姪っ子に監禁された僕は、やんやん(意味深)な日々を送ることになった。
果たして僕は童貞を守ることができるのか!
‥‥というわけで、巨乳の先輩に付いてきたのはウチのマンションでしたー。
いや普通に驚いてるよ、超びっくりしまくりんぐだよ。
「あ、あの先輩?本当にここがお家なんですか?」
「えへへ〜。笠原くんも一緒に呑み直しましょうよ〜」
わぁ、会話成立しねー。
そりゃそうだよね、あんなに呑んだんだし。
仕方なく付いて行くと桜井先輩が止まったのは一番奥の部屋だった。
鍵を取り出し、カチャカチャすると鍵が開いた。
どうやら本当にこの部屋の住人らしい。
「育ちゃん、ただいまぁ〜」
先輩が部屋の中に声をかけると、部屋の奥からパタパタと足音が聞こえてくる。
「もう、環っ!迎えに行くから連絡してって‥‥え?」
奥から出てきたのは、新入生相談会の時にあった先輩だった。
まさに運命の悪戯ってやつだ。
「笠原くん‥‥?」
「えっと‥‥先輩?」
まあ名前忘れたのですがー。
先輩方の部屋の女の子らしく可愛らしい部屋だった。
お姉ちゃんの部屋がシック&クールなら、この部屋はラブリー&ハッピーな感じだった。
いやハッピーな部屋ってなんだよ。
「はい、お茶でいいかしら?」
「あ、どうも」
須川先輩(さっき思い出した)がテーブルにコップを置いてくれた。
アイスティーだったら警戒したところだったが、幸いにも緑茶だった。
いや、美人の先輩といやらしいことできるならむしろラッキーか‥‥。
「すいません、やっぱりアイスティーあります?」
「無いし、そもそもほぼ初対面の子に何かする気も無いから」
残念ながらアイスティー作戦失敗である。
そして須川先輩は元ネタを知ってることが判明した。
「ところで桜井先輩は?」
「布団に入ったらすぐ熟睡よ。アレ相当呑んだでしょ?」
「まあ‥‥」
酒については詳しく無いが、20歳の女の子が呑むにしてはそこそこではないだろうか。
「お酒強いんですね、先輩って」
そう言うとなぜか須川先輩は笑った。
「むしろ普段全然飲まないわよ、あの子」
「え、でも」
呑むペースを見るにかなりの酒好きかと思ったのだが。
「よっぽどキミと呑むのが楽しかったんじゃない?」
「‥‥からかってます?」
「ふふっ、どう思う?」
悪戯っぽく笑う須川先輩。
アイドルみたいにかわいい桜井先輩の横にいると霞んでしまうかもしれないが、須川先輩も充分かわいい。
ポニーテールに程よく焼けた肌が、『元気な女の子』って印象を与えてくる。
‥‥なぜかコミックL◯が読みたくなった僕は疲れてるんだと思う。
「そういえば、先輩方は二人暮らししているんですか?」
L◯は後で読むとして、気になったことを聞く。
家具や玄関の靴から察して聞いたのだが。
「ん、正確には3人暮らしかな。アタシと環と環の妹の」
「ええと‥‥何か複雑な事情でも?」
「あははっ、無い無い。テレビで見たシェアハウスが面白そうだったから環たちを誘っただけ」
恐る恐る聞いたが須川先輩は笑って理由を教えてくれた。
というか。
「先輩、聞いといてなんですけど女の子3人暮らしとか言わない方がいいですよ」
「ホントに君が言うなだね」
まあ別になにもしないけど。
何かする勇気もないけど。
「何か笠原って話しやすいからつい答えちゃった!」
「お褒めいただきどうも‥‥って呼び方」
「笠原くんだと環と被るし、アタシはキミが気に入ったし」
「はぁ‥‥」
えー、これ絶対(恋愛ルート)入ってるよね?
流石にチョロ過ぎない?
沙春ちゃんですら一週間持ちこたえたんだぞ。
「ん、笠原。電話鳴ってるよ」
須川先輩に指摘されスマホが鳴っていることに気付く。
液晶には『沙春ちゃん』と。
「もしもし沙春ちゃん?」
『あっ、とーは。ごめんなさいまだお食事中でした?』
「あ、こっちこそ連絡しなくてごめん。今飲み過ぎた先輩を送ってきたところ。もう帰るよ」
『べ、別にとーはがいなくても寂しくないですし!』
うわ、ウチの姪かわいすぎ‥‥。
寂しいかなんて僕一言も言ってないのに自爆してるよ。
「‥‥というわけで帰ります」
「ん、彼女が待ってるなら帰らないとね」
「彼女じゃないですけどね」
彼女にしたくはあるけど。
そして、青少年なんちゃら法で刑務所行きだ、やっほい!
「お邪魔しました」
「ん、また大学でねー」
「はい、先輩方にはお世話になります」
そう言って見送ってくれた須川先輩に礼を言い部屋を後にする。
あ、そういえば。
「コンビニ行き忘れたし、先輩に同じマンションなのも言い忘れた」
代わりに沙春ちゃんを超甘やかしましたとさ。




