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隠し事

3年、

想い人になれば

最高裁定者達は私達に手を出せなくなる。


その変わり。最高裁定者が用意した

「楽園の追放者」が日中、私達を狙ってくる

幸いな事に追放者は足並みが遅く、殺しやすい

まるでノロノロと歩く鈍足な人間

そんなイメージがあるわね。


私が緋薔薇ちゃんを守ればいいの。

いたって簡単だわ。


教会を出て私達は並んで歩いた。


教会は幸いな事に周りは森に覆われていたから

剣闘士の悲痛な悲鳴は聴こえなかった。


けれど、血濡れた短刀。少し歩けば

乾きかけた血溜まり跡。

とてもとても、、、血臭いわ。


しばらく、お互い話さなかったの

森の中、2人分の足音が響いている。


カツ、カツ、カツ。


私はとうの昔に慣れてる。

一定の間隔で続く足音が妙に耳に残った。


緋薔薇ちゃん、初々しいわ

とても可愛い。


緋薔薇

「あのさ、どこいってんの」


夜華

「お、う、ち♡」


緋薔薇

「お前、家持ってんのか?!」


夜華

「もちろん。私、何歳?」


緋薔薇

「25.....あっ」


気づいたみたいね。


夜華

「理解った?

剣闘士(女の子)を沢山殺したの。」


私は笑うしかなかった。


夜華

「緋薔薇ちゃんと

違って私は怖いお姉さんなの。」


緋薔薇

「人を殺すの。躊躇わないのか?」


その問いに、私は少しだけ考えた。


夜華

「全然。18歳になったばかり

なのに剣闘士に選ばれちゃうのよ。」


「選別後に、殺し合う剣闘士が決まる」


「そして、いざ短刀を握って対面する。」


その瞬間にね_______


私は緋薔薇ちゃんの耳元に口を近づけて

わざと優しく囁く。


「壊れちゃうの♡」


緋薔薇ちゃんの顔がみるみる真っ青

.........今はいい。


私が教えなくちゃ。


緋薔薇ちゃんの頬を撫でた。暖かいのよね。

剣闘士ちゃんも人間だものね、、。


夜華

「だから。壊れちゃう前に殺してあげるの」


「真っ白のまま美しいまま。どんな女の子でもみんな同じ綺麗で可愛くて。

壊れる必要なんてない、

殺しなんて知らなくていいの」


緋薔薇

「そうか。同情はしないぞ。」


夜華

「なら」


私は嬉しかった。


「早く私を嫌いになって私を殺してね?」


緋薔薇

「うぐっ...頑張る」


首をブンブンと振り訂正した。


緋薔薇

「いや。まてまて、私はお前が嫌いだ。」


夜華

「ふふふ、嫌いね。

緋薔薇ちゃん、家に着くよ、、」


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