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貴女が知らない事

この世界は沢山の汚さがあるの。


1.男性は遺伝子のみ搾取される存在

2.女性優位な社会

3.最高裁定者や裁定者の命令は必ず守る

4.18歳を迎えた女の子は3の命令が出たら

「剣闘士」として扱われ殺し合いをしないといけない。


殺し合いが義務付けられた少女達は

震えながら決められた相手と殺し合う。


それが例え、同じご飯を食べた顔見知り

はたまた、圧倒的な格上、、とかね。


まだ...あるわ。だけど今はいい。


夜華

「緋薔薇。震えてるわよ」


緋薔薇の手は震えている。この子はまだ

私を殺す選択肢なんか取れるはずがない。


緋薔薇

「無理だ....私には....人なんて殺せない」


あら?

緋薔薇は短刀を落とした。


カラン__

カランカラン


乾いた音をよそに意地悪をしてみようかしら


夜華

「私に見惚れた?」


私は人差し指で緋薔薇の唇をなぞった。


緋薔薇

「うるさい!何日も何日も私から逃げた

癖に!見惚れる訳がないだろ!!!」


夜華

「...そうね。

なら、早く私を殺して頂戴。」


私は緋薔薇に落ちた短刀を拾って渡した。


夜華

「はい、どうぞ」


緋薔薇

「ッ---」


夜華

「チューする?」


緋薔薇

「する訳ないだろ!」


夜華

「あら?残念ね。なら」


私は緋薔薇の手をそっと取り

短刀の切っ先を私の胸へ添えた。


刃が肌に食い込み一血がツーと胸に伝った


夜華

「はい。グサッと一突き、簡単でしょう?」


緋薔薇

「だから、なんで簡単に人を殺せれる」


夜華

「え〜、内緒♡

私と付き合ってくれたら後々かしら?」


緋薔薇

「はい?」


夜華

「剣闘士になった場合、

殺し合いは必ずしなくちゃいけないの。

だけど(想い人)になれば話は別。

3年は一緒に過ごせるわよ?

ほら。剣闘士命令が降りた日、

首か手首か足首にグリグリ触られなかった?」


緋薔薇

「....あ!確か右手首辺りを触られた。」


夜華

「そうそう、それよ

裁定者が決めた。最後の報いって考えたら

いいかしらね。殺される前に愛を知る。」


緋薔薇

「だけど、私は夜華を殺す。」


夜華

「いつでも、歓迎よ?

じゃあ。私と想い人になってくれる?

想い人になれば裁定者からの干渉はなくなる

違う危険も考慮しなくちゃいけないの。

私は貴女を尊重し守るわよ?

緋薔薇、貴女は何時でも私を殺せばいい

私は想い人の3年間は刃を向けない。

約束するわ。」


緋薔薇

「3年?」


夜華

「そう。3年……3年が過ぎたら、想い人は剥がれて剣闘士になるの。難しくないわ。

3年のうちに、貴女が私を殺せばいい。

想い人になったからって、殺し合いまで禁止されるわけじゃないもの。」


緋薔薇

「わかった。理解した。」


夜華

「いい子ね。

なら触られた手首を私に向けて?」


緋薔薇

「こうか?」


2人の手首が重なった。


カチッ。


小さな小さな音が響く。


夜華

「完了ね、

よろしくね緋薔薇ちゃん」


緋薔薇

「ちゃんはいい!」


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