第84話: 春爛漫の上野公園は大混雑!でもトイレはバッチリ!心配なし!!からの、木陰でこっそり極上の推し活タイム♡
桃の節句が無事に終わった。
参加できなかった男の子たちにはお菓子とラムネ、男の人たちにはお酒をちゃんと手土産として渡したよ。
参加できなかった男性陣は「ただ食っちゃ喋り飲んでただけだったんだろうけど、男が参加できないなんて!」と、結構ぶつぶつ言ってたからね。
(はあ~子供か?子供は私か!)
そして今度は、その参加できなかった男性陣からの提案で、上野にお花見に行くことになったよ。
お花見の時期は『どこからこんなに人が出てくるの?』って感じで大混雑するみたいだけど、そこはさすが環さん、優秀な人材をたくさん抱えている。家の使用人さんたちが朝早くから起きて、しっかり場所取りをしてくれたらしい。
それから、お花見の宴の前に、みんな揃って上野動物園に行くことになったよ。もちろん団体様だ。仕切りはもちろん瞳さん。
お花見のお弁当は、文明開花の折り詰め弁当!
私の亜空間収納に人数分の3倍くらい入れてある。いざというときのためにね。暁は準備を怠らないのだ。
この日は、いつもは参加できない理さんが「自分も参加する!」と宿と食堂をお休みにした。
その代わり、朝の夜明け前から花見用の折り詰め弁当を予約していた人たちへ、ランチの代わりに渡すことになった。大盛況だったみたいだけど、事前に作って私の亜空間収納に入れてあったから、当日は渡すだけでそんなに大変じゃなかったよ。
「雨が降ったらどうするんですか?」って聞いたら、そこはさすが華族様、ここぞとばかりに許可をもらって、大きな天蓋を張って椅子とテーブルまで用意してくれた。(これも私の亜空間収納頼りさ。ほんとみんな気合入れすぎだっつうの)
よっぽどの大嵐でなければ雨天決行だって。みんなどんだけ楽しみにしてるんだか。今日は快晴だったからよかったけどね!
メンバーはいつもの顔ぶれ。(定番のフェスメンバーって年中お祭りってことじゃん。)
みんなでぞろぞろと、プラエクスを縦横無尽に走っている路面列車や乗り合いバスに乗って上野まで向かった。あまりにも大人数だから、現地の上野動物園の前で合流することになったよ。
上野動物園には、象、ライオン、カバ、キリン、ホッキョクグマ、トラ、サルなどがいた。子供たちだけでなく、大人たちももう大騒ぎだね。
入場料が高くてびっくりしたけれど、かけそばに換算すると(食いしん坊だからいつもかけそばに例えちゃうハハハ。かけそばおいしいよね〜)、大人は約2.5杯~3杯分、子どもは約1.5杯分。
まぁ、これで1日中遊べるんだからいいのかもね。今回はお花見がメインだから、私たちはさっと見て回っただけだったけど。象やライオンはものすごい人だかりで、私は一瞬ちらっと見ただけで終わっちゃった。子供たちはうまい具合にすり抜けて見に行ったけどね。(あっ、私も一応子供だった!こりゃまた失礼!!)
お土産コーナーには、元日本みたいなふわふわのぬいぐるみはなくて、代わりに『文化人形』と呼ばれる布製の人形が並んでいた。
メリヤスなどの布地におが屑を詰めて形を作ったもので、触るとちょっと硬めで触り心地はそこまで良くはないかな。
あとは木彫りの動物たち。北海道のお土産で有名な鮭をくわえた木彫りの熊……ではなくて、木に鮮やかな色を塗った、車付きの引っ張るおもちゃだった。他にも伝統的な張り子の虎や、木粉を固めた動物の人形など、職人さんが手作りしたものがたくさんあったよ。
あとは定番の動物の絵葉書。写真機は超高級品だから、園内で購入できる実物の動物写真や絵葉書セットが大人気みたい。一緒に行った子供たちや女性チームが一生懸命選んで買っていたよ。
そして、いよいよお花見のメイン会場へ移動!
移動した先には、環さんと薫さま♡がいらっしゃって、満開の桜をバックにもう麗しいのなんのって……私は危なくその場で倒れるところだったよ。
(ヤバ!ヤバ!!倒れなかったけれど、お鼻がツーンって…ダメ〜私の鼻耐えるのよ!推しの前でそれは禁止!『忍法鼻抑えの術!』発動‼️)
慌てておじさまたちの強面の顔を見て、正気を取り戻した(普面強面のおじさまたち、ありがとう)。
現地には敷物や毛氈が敷かれ、座布団まで用意されていた。さすが、お気遣いが違う。地面からの底冷えがしないようにしてあって、ひざ掛けなんかも完備されている。やっぱりジェントルマンは違うね。
(やっぱり神♡ひたすらあなたについていきま〜す♡)
それからは、美味しいお弁当を食べたりお酒を飲んだりしてワイワイ楽しんだ。
(お酒は、私がドラッグストア機能のポイントを駆使して、種類も量もたっぷり用意したよ! 各種ソフトドリンクやお菓子はもちろん、百貨店で買ってきたケーキなどのデザートや和菓子もあるぞ!)
上野公園は花見の時期ですごい人出だったから、私たちの大集団の宴会はそりゃもう注目の的だったけど、誰も人目を気にせず、好き勝手に騒いで飲んで楽しんでいたね。ハイカラなモガやモボたちも、こちらをチラチラ見ながら桜を満喫していた。
もちろん、私たちも綺麗な桜をたっぷり堪能したよ。
本当にきれいだなァ。桜はいつの時代も、どんな世界でも変わらないんだなぁ……と、ひらひらと舞い落ちるピンクの花びらを見上げながら思った。
あっ! ちなみに私物の簡易水洗トイレの場所もしっかり確保してあるし、環さんや薫さまのお屋敷の人がちゃんと警備していたから、見ず知らずの他の人には絶対使わせない仕様になっている。
(流石っス!やっぱり薫さま♡は最高の麗し♡細マッチョ♡のマイ大明神さま♡)
桜の木の影から、そっと薫さまを眺める妖しい目つきの覗きみ暁妖怪…
(風ちゃんが冷たい視線送ってるかもだけど気のせいだよね?だよね…)
これぞ推し活だよね♡ 推し活最高なり~♡
(桜舞い散る花吹雪〜♪絵になる神♡薫さま♡は最高神ダーーー‼️ ズキュン♡)
散る桜
国偲ばるも
わが星を
ほのかに見れば
わが星ぞ国
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いつも作品を読んでいただき、本当にありがとうございます!
本日10月30日は、本作『大正浪漫なスチームパンク~』を書き始めてちょうど【3ヶ月】の記念日です!
皆様が温かく可愛がってくださるおかげで、毎日投稿を継続できております。心から感謝申し上げます!
本日は3ヶ月記念のちょっとした「裏話」を……♪
実はこのお話、お盆に『多摩の土手と、四葉の約束』の番外編を予約投稿しようとして操作を誤り、即投稿になってしまったハプニングから生まれたんです!
スマホやデジタル機器が大の苦手な私……一瞬ガチ落ち込みしました(笑)。
でも、あまりに落ち込みすぎて、その時ひらめいちゃったんです!
「そうだ!落ち込んではいられない!!ファンタジーを描こう‼️」
「ファンタジーなんて私に書けるのかな…」と悩んだのですが、大好きな【大正浪漫】と【スチームパンク】を掛け合わせ、さらに「もし自分が異世界転移したら、ドラッグストア機能は絶対欲しい!」という脳内妄想を爆発させて生まれたのが、この物語です。
ちなみに、自他ともに認める「画伯(絵心ゼロ)」な私は、脳内の煩悩イメージを文章にするため、AI画像でこれでもかとイメージを視覚化してから言葉を紡いでいます!(デジタル機器が苦手なので、毎回長時間操作に泣いてます。)
暁ちゃん、薫さま、環さん、文明開花の家族、瞳さんの幼馴染たち、時代屋の三人衆、蒸気機関組合の三人衆、玲子さんたちのキャラクターはもちろん、我が城や薫さまと環さんのお屋敷、宿屋文明開花、工房時代屋、スタスクちゃん、キャンピングカー、これから登場するVTOLや重要アイテム・シーンなどなど……
なんと【ボツ画像と完成形合わせて300枚以上】も作って脳内妄想を爆発させています!
どれだけ私の頭の中が脳内煩悩で占められているのか……という感じですよね(笑)。
これからも私の脳内ビジュアルと一緒に、この物語をお楽しみいただけたら嬉しいです!
どうぞよろしくお願いいたします♪♪
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