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大正浪漫なスチームパンクの蒸気都市で、ドラッグストア機能とポイントを駆使してスローライフを送ります  作者: Fos B


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第46話:連絡不通で大騒ぎ!からの、新たな美容(?)からのまさかの航空革命(?)と新たなご褒美

「あああー暇だ!暇だ!ひ・ま・だ〜〜〜」

あの食事会だかお披露目会だか独立お祝い会だかわけわからない日から、数日が経ったある日のことだ。私は順調にスローライフを送っている。スローライフとはこんなに暇なのか?初めてだからわからんぞ?あんまり暇すぎるのでポカポカ天気もいいし、リビングの掃き出し窓を全開にしてソファーでぐだぐだ横になり、目の前にあの日みんなに食べ尽くされた。お菓子を全部ソファーのテーブルの上に並べている。いやこないだ以上だろうか。飲み物も瓶を何種類も出して、ひと口の飲んじゃ違うの飲みとダラダラした。食っちゃ寝食っちゃ寝をしている。だって太らないからいいんだもん。たまにはいいじゃないか。そしてそれにも飽きてきたので、寝ながらラピスラズリ色のウッドデッキの向こうの庭に向かってポイントを駆使して、ドラッグストア機能のショッピングで買った。110円の組み立てて、飛ばせる、簡単な作りのプラスチックと発泡スチロールのおもちゃを飛ばそうと大量に購入した。それがいい具合に軽い木と紙で趣きのある飛行機のこっちの世界仕様になりたくさん出てきたのが楽しくて。グタグタ寝ながら組み立てて飛ばした。それだけじゃ飽きたらず。折り紙を買って、こちらの世界に来たら千代紙になっていたけれど紙飛行機を作って飛ばした。どれが1番飛ぶかなぁなんてやる気なく食っちゃ寝て飛ばし食っちゃ寝て飛ばしボケボケしていた。そしたら何やら門が騒がしい。よく見ると、見知った顔が大勢集まっているではないか。(私のスローライフ邪魔しないでくれ〜)ほっておこうかと思ったが、門を壊しそうな勢いだから、なんだ、なんだ、と思って、歩いて行くのもかったるいので魔法で、ちょいちょいと自動ドアのごとく門を開いた。みんなつんのめって転びそうになって、ドヤドヤと入ってきた。メンバーは、文明開花の瞳さんに花ちゃん、時代屋の3人、鉄さんに都さん、玲子さん、環さんに薫さんまでいる。「みんな大騒ぎして何事ですか?」と私がのんびり言うと瞳さんが鬼の形相で怒り出した。(ヤバ!!)私はすぐにシャキッと座り直した。「どうしたのじゃないわよ。いくら共鳴歯車で連絡しても連絡が取れないし、昨日からずっとよ。門の周りを見ても家にいる気配もないし、すごく心配したじゃない」そうすると花ちゃんも「私すごい心配したんだからね。何回も何回も共鳴歯車しても通じないんだもん」風ちゃんも「独立して一人暮らしを始めたから、いくら治安が良い場所でも何かあったんじゃないかと思ってみんな心配したんだよ」源さんは「中で1人で倒れてるんじゃないかとみんなで様子を見に行くことになったんだよ」などなど様々にみんなに怒られた。(だからありがたいんだよ。すごくうれしいんだよ。でも重いんだよ。ほっといて欲しいんだよ。ちょっとグダダグダダしただけじゃねーかよ。)「皆さんご心配おかけして申し訳ございませんでした。共鳴歯車はうっかりすっかり収納カバンに入れてしまいました。入れっぱなしでした。後は今までの疲れでずっと寝てました。ぐうたらぐうたらしてました。ほんとに申し訳ございません」と怖いので素直に謝っていると、環さんが「連絡が取れなくて死ぬほど心配したのに、なんでアンタ、お菓子パーティしながら優雅に爪をピカピカにしてるの!?」と、大騒ぎをはじめた。

「暁ちゃんその爪は何?すごいきれいなんだけど…紅花とは違うわよねー」(あらまッ!あまりに暇なので、ドラッグストア機能のショッピングでマニキュアを買ってつけたんだった。やばい。やばい。またやばい。めんどくさいことになってしまう。もう丸投げだ!)「これは秘伝の1つです。何種類も色があります。環さんに全部丸投げします。このマニキュアを落とす除光液とこうやって爪にアートを作るキラキラストーンとトップに塗るトップコートもあります。」そうすると女性陣が全員私のことをジロッと睨んだ。「皆様には、モニターとしていろんな種類のマニキュアと除光液と言ってマニキュアを取る液もお付けします。ストーンもトップコートも。今留守番されている。瞳さんの幼なじみの方や時代屋さんの奥様方にも差し上げますので感想は環さんへ伝えて下さいませ。」

ここで一段落したと思ったら薫さまが「この紙でできた乗り物らしきものは何かな?何種類もあるけど」と庭に落ちている紙飛行機と組み立てたおもちゃの飛行機を両手に持って、首をコテンと私に尋ねてくる。(ご褒美いただきました。ごちそうさまです。ありがとうございます。課金させていただきます。)私はテンションが上がってしまい訳がわからなくなった。そしてまた余計なことを口に出してしまった。「これは空に浮かんでる飛行船の代わりになるよう考えた飛行機です。この本体の上と下を空気が通って、空気の推進力でどんなに重いものでも浮かび上がるんですよ。蒸気機関の車をこういう形にしてスピードを上げて浮かせることができないですかね。そしたら飛行船もいいですけど、もっと早く進むんじゃないですかね。」と言うと麗しい顔の薫さまの顔がグッと!近い近い気絶する!!っと思ったら時代屋のおじ様たちと鉄さんまで顔が…近い近いッ!でもそのおかげで私は気絶しないですんだ。「皆様少し離れて!」と言ったらやっと「すまん、すまん」と皆さま離れてくれた。紙飛行機とおもちゃの組み立てた飛行機を持って身振り手振りで適当に説明した。そしたら花ちゃんが「お姉ちゃんこのテーブルの上の食べ物や飲み物…」と上目使いで言うので「とりあえず、皆さま玄関で靴をスリッパに履き替えてもらえますかねぇ」と言うと皆さま慌てて履き替えに行った。(勘弁してよー)私はもちろん魔法のクリーンもどきをして床とラグを綺麗にした。それから蒸気機関組合長の鉄さんと時代屋の3人、それに薫さまの真剣な話し合いだ。薫さまの会社は貿易や流通輸送の部門もあるそうでできる社長らしく、キリリと話し合っていた。(鑑賞ありがとうございます!)他の皆さまは私からマニキュアの使用方法を聞きながら実践しつつお菓子とジュースの試食会?イヤ本気食べ会だ。何種類かは文明開花におろすことになった。お酒も…逆らえません、笑顔の深い瞳さんには…料理組合には瞳さんに面倒事は丸投げだ!皆さまもこの流れが常態化してる。(良きかな、良きかな)

暁ちゃんをめぐる大騒動は大円団で終わるので…

イヤまだまだ終わらんぞ!ヴォルプタス様!強く願います。私、今回もすっごいこの『デレクトアティオ』発展させたよね。暇過ぎて大変な事になるとこだったよね。だから、懐中時計機能に元日本で使ってたスマホのように電子書籍で漫画や小説、雑誌なんかを読めるようにして!それとネットで見てた映画やドラマ見られるようにして。A4サイズと壁に投影して大画面で見れるように!音楽も聴けるように。全部、サブスクで、お願いしますね。流通革命やら輸送革命したからね。ご褒美プリーズ!!」無理かな?流石に…としばらくすると、懐中時計のいつもの着信音がなり蓋を開くと『承知!!』と一言!

私はニヤニヤ笑いながらこれからの引きこもりライフを思うのであった。

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