第16話:プリンは正義ですか? はいそうです。砂糖は正義ですか? ぽっちゃりです
と、いうわけで(どういうわけ?)飯テロ第何だんだかもうわかんないけど、「文明開花の皆様。甘味と言えば『プリンを作りましょう』」「「「はい」」」
「これは簡単だから花ちゃんも1人でできるからね。一緒に作ってみよう! レッツクッキング!」
(始まった〜始まった〜あるある定番始まった〜)
プリンの基本配分はすごく簡単。
卵: 1個
牛乳: 200cc
砂糖: 大さじ3杯
これをかき混ぜて……でも、泡は立てないようにね。そう、ゆっくりゆっくり。それで蒸し器で大体15分から20分ぐらい、弱火だよ。弱火にしないと『す』が入って穴ボコボコになって美味しくなくなるからね。
その間にカラメルを作ります。これは甘い甘いプリンにちょっと苦味をつけて、より一層美味しくするのよ。お鍋に砂糖と水を入れて、焦がさないように茶色くするだけ。スプーンでかき混ぜちゃダメだよ。お鍋を揺するだけだからね。
そして、プリンが出来上がったらひえひえ箱に入れて一瞬で冷やし、お皿にひっくり返してさっきのカラメルを上からかける。
「なんてことでしょう。この世のものとは思えないほどの美味な甘味のできあがり!」
「牛乳の代わりに『だし』にして、砂糖を塩に変えれば、あっという間に茶碗蒸しだね!」「「「茶碗蒸し?」」」
「これも簡単だからさぁ、みんなレッツクッキング!」
茶碗蒸しの基本配分
卵: 1個
だし汁(または水+和風だし): 200cc (牛乳の代わりに「だし」にする!)
塩: 小さじ半分弱(または薄口醤油を小さじ1くらい)
具材: 鶏ささみ、銀杏、椎茸、かまぼこなど
水分と卵の比率(卵1個に対して液体200cc)。これも蒸し器で12分から15分ぐらい、弱火ね。強火にすると『す』が入って、穴が空いて、ボソボソになって美味しくなくなるからね。気をつけてね。
「さぁ、皆さん出来上がりましたよ。これがプリンと茶碗蒸しだよー。」「「「ゴクッ」」」
「では、皆様、手を合わせて実食!いただきまーす」「「「いただきまーす」」」
(さぁさぁ、皆様甘味の沼にハマってお腹の厚みを育ててください。みんな仲間、みんなが揃えば怖くない?)
みんなひと口プリンを食べると、目を見開いた。やっぱり甘味から行くのね。声もなく固まっているので、「茶碗蒸しもあるんだよー。食べないと冷めちゃうよー」と言うと、みんな一斉に茶碗蒸しをひと口食べた。
そして、
「これまで食べたことがない感触だ……」
「とても優しい味ね。食欲がない時とか、夏は冷やして食べると美味しいかも……」
「私これ大好き。プリンも茶碗蒸しも、毎日1日3回、いや5回でも大丈夫!」
「皆様、それは栄養があるので、食べ過ぎるとお腹のお肉がちょっとずつ増えていってしまいますよ」
「「「!!」」」
「お気をつけ、あそばせ」
そしてまた、この『文明開花』に新たな名物ができてしまったのだった……。
ちなみに、自分が食べたいからという理由で朝食の提案をし、中華粥もお願いした。私が毎朝食べたいからね。
理さんは料理の天才だからね。ちょっと言えばすぐ美味しく私のレシピを再現してくれるから、これからもどんどん自分が食べたいものをリクエストしよっと。
(ヴォルプタス様〜! お願いですから、いくら食べても太らない体にしてください。お・ね・が・い!)




