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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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98/122

シーン98優しき彼。

私の攻撃があの敵ガーゴイルを焼き付くした。

キャリッシュちゃんを傷つけたのが許せなかった。

するとキャリッシュちゃんに向かい青い光を放っていたのはベアズリーさんだった。


『アルマジャーロ………魔法壁を頼む…………。』

『はいっ!!』


アルマジャーロ君が魔神具を構えると彼の魔神アルマウッド君が姿を現す。

彼が光を放つとキャリッシュちゃんを守るように木々が彼女を包み込む。


『キャリッシュちゃん!?』

『フェルノさん大丈夫………僕に任せてください。』


アルマジャーロ君は私の手を握りそう話してくれる。


『うん……………アルマジャーロくん………………。』

『必ず助ける………………………………………。』


そういったアルマジャーロ君の魔神アルマウッドくんがキャリッシュちゃんの全身に木々を巡らせていく。


『精霊ドライアード…………そしてアルマウッド…………大地のエネルギーをここに。』


アルマジャーロ君がそう呟くと大地から緑色の光をあちらこちらから発した。


『これは………………大地のエネルギー?』

『ああ……そうだ…………………………………。』


そう私に語りかけてきたのはベアズリーさんだった。


『それって?どういう事ですか?』

『ああ……………アルマジャーロは自然エネルギーの中でも珍しい木………植物の力を扱うことのできるマジェストなんだ。』

『そう…………なんですね。』

『ああ…………そして今……アルマジャーロは…あの娘………キャリッシュの身体が弱らない様に大地のエネルギーを彼女に送っているのだ……………今彼女の中では魔神との繋がりを繋ぎ止めようとしている……先の戦いでそれほどのダメージを彼女は受けてしまったのだ………。』


するとアルマジャーロ君が口を開く。


『フェルノさん…………僕は他の皆のように目立った能力はそれほどにない………でもそんな僕だからこそこれまで独自の視点で作り上げてきた能力を手にしたのです。』

『アルマジャーロ君?それって一体?』

『それはマジェストの研究……………僕は自分に足りない部分を補うためにマジェストを研究してそしてマジェストもだ………。』

『マジェストの研究?』

『そうなんです………でもやはりマジェストはその膨大なエネルギーを得ることができますが………魔神と一度離れてしまうと双方が消えてしまうというマイナス部分もある事が弱点なのです…………そしてそこに着目した僕はこの能力を手にしたんです。』

『アルマジャーロ君?』


するとアルマジャーロ君の身体が光を放ちはじめる。


『いいですか?今キャリッシュさんと魔神アイスはお互い………引き離されそうになったのをお互いの力で引き止めているのです………それはきっとお互いを思う心が大きく影響してる事でしょう………そしてそんな二人はこうして今苦しんでいるのです………………………。』


辛そうなキャリッシュちゃんとうっすらと見えた同じく苦しそうな表情のアイスちゃんが見えたの。


『アルマジャーロ君これって!?』


神妙な表情をしていたアルマジャーロ君。

そんな彼は私に視線を合わせる。

そしてにっこりと笑みを浮かべたアルマジャーロ君………私はそんな彼の微笑みにドキリとしていた。


『フェルノさん……………あなたにはいつでも元気で笑っていて欲しい…………そのために僕の力をここで。』


キャリッシュちゃんの身体に光を加えていくアルマジャーロ君。


『キャリッシュちゃんとアイスちゃんの繋がりを強固に…………………………………………。』


アルマジャーロ君がそう声にすると。

魔神であるアルマウッド君は構える。

するとシュルシュルとアルマウッドくんの手から木の根が飛び出していく……………それはキャリッシュちゃんとアイスちゃんに向かっていくと双方に根ざしていく。


『それは!?』

『ええ………二人の身体を以前よりもより強固に…………そして傷を修復させる僕の力…………』

魔神修復デモンズコネクト


すると。

パーーーーーーーーーーーーっと光り出す二人の身体。

そして横たわっていたキャリッシュちゃんの目がゆっくりと開いていった。


『あ…………………れ……………………これって?』

『キャリッシュちゃん!!!????』

『うわっ!?ちょっとフェルノ!!アンタ突然…………………………………。』


私はキャリッシュちゃんに抱きつき泣いた……。


『バカね………………私はフェルノ………アンタとずっと一緒だよ!』

『うんっ!うんっ!キャリッシュちゃあああーーーーーーーーーーーーーーんっ!!!!!』


キャリッシュちゃんは助かった………私はこの状況に泣きじゃくったのでした。

お読みいただきありがとうございました。

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