シーン94チーム、チール、チーク。
ベアズリーさんの圧倒的な力を見た私達。
辺りは彼の能力により氷の世界ヘと変化を見せていた。
すると地中から何かの気配を感じていたの。
『これは…………セミル殿!!!』
『ええ……サーベルさんこれは一体何!?フェルノ!!大地が震えるのが見えるわ!!!』
空中より見ていた二人が私に声をかけてくる。
するとベアズリーさんが難しい表情で遠くを見ていた。
『ベアズリーさん…………………。』
『ああ………君も何かを感じていたかね?』
『はい…………ベアズリーさんの力の前に敵はきっと………………。』
私達がそんな会話をしていたその時。
『うっひょう!!』
『ちょっと!!私が先よ!!』
『おっ!?白パンツ姉ちゃん!?』
三人の可愛い騎士達が姿を見せたの。
『おお…………お前達も来たのか?』
ベアズリーさんの声に三人は嬉しそうに笑みを浮かべている。
『だってなんかさ、ベアズリーさんの魔力を感じてさ………そうしたら一気に魔物の気配が消えたんだけど………ねえ。』
『怪しい音と気配がこの地面から聞こえてきはじめたの…………それでとりあえずベアズリーさんの所まで行ってみようって話になってね。』
『そうしたらなんと白パンツ姉ちゃんがここにいたってわけさ!!』
チームくんにチールちゃんそしてチークくんもここに集結してくれたの。
するとチールちゃんが私の手を取ってくる。
『ああっ!フェルノさま♡私がお手伝いしますう♡』
『なんだよチール!僕に任せておけば大丈夫だって!』
『お前ら分かってないな!白パンツ姉ちゃんはこの僕が今度は助けたお礼に堂々とまたパンツを見せてもらうんだからな!?』
チールちゃんに続き二人の兄弟もどうやら私達の手伝いをしてくれるみたい。
困ったチークくんの発言が何か引っかかったけど………。
するとチールちゃんが突然聞き耳を立てる。
『どうしたチール?』
『しっ………………………。』
チームくんの声に目を閉じ何かを感じとろうとしているチールちゃん。
すると。
モコモコモコっと三人の足元の地面がもりあがる!!!
『いくぞ!!!』
チークくんの声に三人は地を蹴り宙へと飛んだ。
次の瞬間。大地を割り姿を現す恐るべき魔物。
宙へ跳ねたままの三人を狙い襲いかかろうとしていたのは魔物『オーガ』だった。
『きたーーーーーーーーーーーーっ!?』
『そんな事だろうと思いましたわ!!二人ともやるわよ!!』
『『了解!!』』
三人がそれぞれの武器…………そう…………魔神具を手に構える。
目の前には巨大な魔物…………でも三人は。
不敵な笑みを浮かべている。
『さあ………じゃあ誰がトドメをさせるか………勝った奴が今日の夜飯の肉の量が一番食えるってのはどうだ!?』
『チーム!私は負けませんわ!』
『俺はそれはどっちでもいい!!俺が狙うのは………………………………。』
そう語ったチークくん………………そして手に持つ杖を振り下ろす!!
『チークスタイル変化!!!狂戦士化』
チークくんのかけ声によって杖から姿を現してきたのは黄色いチーターの魔神だった。
『えっ!?チークお前!!』
『そんなのずるいわ!!チーク!!』
『へっへーーーーーーん!僕が先手だあああーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!』
そう叫んだチークくんが頭部のゴーグルを目にはめる………そして杖を振るい叫んだの!!
『へへへ……白パンツ姉ちゃんのパンツ見せてもらうのは俺だーーーーーーーーーっ!!』
私の耳に思わず赤面してしまう言葉が響き渡る。
『こらあああーーーーーーーーーー!!!バカチーク!!そんな言葉を大声で叫んじゃダメーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?』
『そうですよーーーーーーーーーーーっ!!それはダメなんですーーーーーーーー!!フェルノちゃんは僕の推しなんですからその役は僕がーーーーーーーーーーーーー!!』
『ちょ!!何言ってるのアルマジャーロくん!?勝手な事言わないでよ!!』
突然おかしな事を叫ぶアルマジャーロくんに私は焦り怒ろうとしたその時。
『えっ!?』
体毛に覆われたチークくんがニタリと笑みを浮かべた。
チークくんに重なっていく黄色いチーターの魔神………そして。
ババっと飛び跳ねながら敵に近づいていくチークくん。
そして敵の頭上へと駆け上がると…………………。
彼は叫んだんだ。
『チーク……スタイル………!!!!!』
ズガガガーーーーーーーーーーーーンっとモンスターの身体に激しい数十発のパンチの連撃を加えたチークくん。
そして巨大な魔物『オーガ』の身体が倒れていったのでした。
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