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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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シーン93凍熊王《アイスベア》。

ベアズリーさんの魔神『魔神……凍熊王アイスベア』』が姿を見せた。

それはあのキャリッシュちゃんの魔神アイスちゃんより遥に巨大なまるで氷のクマのモンスターとも言うべき姿だった。


『ベアズリーさん………………凄い………………。』


私達の目の前にはまるでセミルちゃんのパパであるイーグレンス王の力を彷彿とさせる程のエネルギーを放つ魔神がそびえ立っていたんだ。

ベアズリーさんの激しい力…………………私達獣人にとっては思わず身震いしてしまうほど。

皆のそんな姿も見えたの。

そんな私に声をかけてきたのはアルマジャーロくんだった。


『これは……………ベアズリーさん………かなり怒ってますよ。』

『そうなんだ…………でもほんとに凄い。』

『ええ………僕も以前ベアズリーさんの戦いを見ましたけどそれはもう凄いものでした………あ!でも僕はフェルノちゃんの話もアキニー様から聞いていたので緊張してますけど。』

『えっ!?』

『フェルノちゃんの武勇伝は結構この地に広まってるんですよ』


そういったアルマジャーロくんの目はキラキラと私に送られていた。


『そうだったんだ………』


私が照れながらそう返したその時……ベアズリーさんに近づいてきた敵の数々……それはなんと 私と同じ属性であろう炎を纏った魔物達だっ た。

すると目の前にはキャリッシュちゃんの姿があった。


『フェルノ………あの魔物の相手は私もするから………………』


タタンっと地を蹴り走り出すキャリッシュちゃん。


『たああああああーーーーーーーーーっ!?魔神アイス!!!』


キャリッシュちゃんの背後から現れる氷の精霊アイスちゃん…………彼女はキャリッシュちゃんと共に飛び魔物を目指していく。


『アイスジャベリン!!!!!』


キャリッシュちゃんの声と共にアイスちゃんが空中に氷の矢を生成する………そして矢は狙いをすますと………数本の矢に分裂していき…………。

飛び出した!!!

進行を止めない炎の魔物達は一瞬怯む。

そしてキャリッシュちゃんの氷の矢が次々と炎の魔物を突き刺し倒して消滅させていく。


『おお…………これは中々だな…………キャリッシュとやらの戦いのセンスと魔神の能力と二人のバランス…………マジェストとしても中々凄いものだ………これからの将来も楽しみな娘だな。』

『確かに凄いですね…………』

『これは実に楽しいものだな………ではそろそろ俺もいくか。』


そしてついにベアズリーさんの巨体が動き出す。


『我が魔神………………『凍熊王アイスベア』……………大地を凍てつかせ………殲滅せよ…………………。』


白く…………巨大な熊の姿の精霊は仁王立ちで魔物に対峙する。

そして次の瞬間。

次々と襲いかかってきていた魔物達の動きが停止する。

そして見えていた魔物達の身体がパキパキっと音を立てていくと、全身が凍りついていく。

それは驚愕的なものだった。

グルルとうなり声を立てている巨大な白い熊。


『凄い………………』

『…………そうですよね……………アニキー様の戦いも凄かったですけど………ベアズリーさんもまたその能力はまさに最強クラス………あのイーグレンス王も、そして貴女の父冒険王レイオールさんも同等の力を持っているとか………ああこれはマジェスト協会ではあらゆるマジェストの戦いなども分析しているみたいであのエルザックさんから聞いた話なんですけどね。』

『そうなんだね………でもこれは本当に凄いよ。』


そんな会話をしていた私達………するとベアズリーさんが叫ぶ。


『決めてやる………………『凍結世界フリーズワールド』』


巨大な白い熊が激しい咆哮を上げる!!!

そしてその瞬間。

世界が凍りつき…………そして時が止まった気がした。

目の前に広がる氷の大地。


そして目の前の魔物の群れがその進行を止めたのでした。


『『おおおおおーーーーーーーーーーーっ!!ベアズリーさん!!!!!』』


兵士たち…………………そしてここにいる全ての仲間達の歓喜の声が響き渡る。

これがベアズリーさんの力………目の前の圧倒的な力に私達は叫んだのでした。

すると空から降りてきたセミルちゃんとサーベルさん。


『これは……………………圧倒的だったわ。』

『ええ………世界のマジェストとはこれほどのものとは………我々もまだ強くならねば。』

『サーベルさん!セミルちゃん!これなら。』


私がそう言葉にしようとすると二人の視線に気がついた。


『まだ………終わってないんだね?』


私がその視線を二人の視線に合わせると。

氷の後方から嫌な雰囲気を感じたのでした。

お読みいただきありがとうございました。




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