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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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79/122

シーン79VSシャロン。

『パパーーーーーーーーーーーーっ!?』


激しく取り乱したセミルちゃんがイーグレンス王の元へ駆け寄っていく。

両膝をつき……目を見開きその身体を震わせているイーグレンス王。

するとニヤリと笑みを浮かべるシャロン。


『クククッ……………ん?おや?なんなんだ…………なぜ…………魔神を奪ってやったハズなのに……貴様………生きているのだ?イーグレンス王よ。』


シャロンの言葉に、肩で息をし……まるで激しい激痛に耐えている様子のイーグレンス王がそこにはいたのでした。

そこへ辿り着こうとしていたセミルちゃん。

するとイーグレンス王は叫ぶ。


『セミル……………くるなーーーーーーーーーっ!!』


セミルちゃんの反応に駆け出そうとしていた私…………そして私の仲間の皆の足も止まる。


『くっ………貴様………俺の魔神を奪った程度でこの空の覇者………イーグレンスを倒せたとでも思っているのか!?』

『ほお………さすがイーグレンス王ですねえ………普通は魔神を失ったと同時に気絶………いや………死に絶えるものなのですがねえ。』


そう言い放ったシャロン…………すると口を開いたのはフレアちゃんだった。


『シャロン………お前はどうやらイーグレンス王を見くびっていたようだな………これでお前が劣勢だということになる……ここからは私が貴様に引導を渡してやろうではないか。』


そう告げたフレアちゃんが燃え上がる。

それと同時に私の中に巻き起こる激しい炎。

だけどその時………シャロンが目を向けていたのは………セミルちゃんだった。

私は嫌な予感を感じ叫ぶ!!


『セミルちゃん!!???』

『えっ!?』


セミルちゃんが驚き目を見開いたその時。

ズンっと激しい何かが突き刺さった音が響き渡る。

その姿は……………あのイーグレンス王のものだった。


『うぐっ………………………ぐふっ!!ガハッ!!』


イーグレンス王の身体を貫いたのはシャロンの身体から飛び出した何かだった。

イーグレンス王は口から激しく血を吐き出し悶え震える。


『パパ!!!!!?????』


父親の呻く声に涙を流し叫ぶセミルちゃん……………………。

そう………イーグレンス王は大切な娘であるセミルちゃんを庇ったのです……………………そして。


『いやあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?』


この空島にセミルちゃんの叫び声が鳴り響く。

イーグレンス王を貫く何か……そのものからは彼の血であろう赤い液体が地面に滴り落ちる。


『クククッ…………これでも死なんとは………さすがはイーグレンス王とでも言うべきか。』


そういい放ったシャロン…………するとニヤリと笑みを浮かべるシャロンは語りはじめる。


『さあ………もうこいつはダメだろうなあ……………これで今回の僕の役目は終わりだ。』


そういうとシャロンが力を込めると…………ズボっと突き刺した腕を抜きさってしまう。

そのまま崩れ落ちていくイーグレンス王………その大きな身体を涙ながらに支えるセミルちゃん。


『パパ!!どうして………どうして私を庇ったのよ!!!』


するとニヤリと笑みを見せるイーグレンス王。

その時………シャロンが口を開く。


『ふぅ………さあ僕は………………やったぞ……………ついに念願だった………………この力を手に入れたぞおおおーーーーーーーーーーーーーーっ!!』


ゴゴゴと周囲の空気が恐るべき力に震える。

するとシャロンは一瞬ふらつきを見せる。


『おおっと……どうやらまだこの僕に馴染まないらしいな………………ひとまずここを離れるとするか。』


その時………目の前に立ちはだかったのはセミルちゃんだった。


『待って………あなたは…………あなただけは………許さないんだから!!!!!』


激しくそう叫ぶと構えるセミルちゃん。

ニヤリと手を構えるシャロン。


『クククッ………ならば…その父とともに…………しねえええーーーーーーーーーーーーーっ!!』


セミルちゃんに向かい放たれた何か…………次の瞬間。

ガキイイイーーーーーーーーーーーーーンっと弾いたシャロンの攻撃。

それを弾いたのは私とフレアちゃんだった。


『させない………こんな酷いこと…………』

『フェルノ…………………………………。』


セミルちゃんを庇い私はシャロンの攻撃を防ぐ。


『こんな事…………………………………!!!!!』


私とフレアちゃんは涙を流し………同化していく……………そして………私達の意識は……………。

一つになったのです。


『絶対………………許さないんだからあああーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!』


激しい炎と化した私達。


『これは…………………………くっ……………このままでは……………まだ……力を使いきれぬ……ならば。』


その瞬間。

シャロンの背後の空間に黒き渦が巻き起こっていた。


『たああああああーーーーーーーーーっ!!』


私達はシャロン目掛け斬りかかっていったんだ。

お読みいただきありがとうございました。

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