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新!獣人世界へようこそ!~とある獣人はマジェストだった!?~  作者: 黒羽冥


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120/122

シーン120勇者様が魔王を倒したみたい。

『たあああああーーーーーーーーーーっ!!』


ズババババッと私は炎の刃となり………あの強敵シャロンを斬り裂いていく。


『ぐあああああーーーーーーーーーーーーーっ………………………き……さ…………………ま』

『シャロン……………お前の敗因は…………皆を苦しめた事だよ。』


するとシャロンの身体がボロボロに崩れ去っていく。


『はあはあ………これは……………こんなバカ………な。』

『シャロン…………あなたはもうおしまいです………潔くこの世界から消えなさい………そして…………気が付きましたか?つい先程…………』


シャロンの目は見開き驚きの表情を見せる。


『な!?なんだと……………………そんなバカな…………………我が偉大な魔王…………………………ゼルドリス様が……………………。』


シャロンが全身をうち震わせていた。

そんなシャロンにアキニー様は続けた。


『そう……………ついに…………ついに……………あの魔王ゼルドリスが勇者様により…………打ち破られたのです。』

『はあはあ………………………………そんな……………。』


シャロンの身体が徐々に消えていく………シャロンは上空に目を向けていた。


『シャロン…………あなたはたくさんの人々を苦しめてきた…………その報いが今。』


そう言ったのはフレアちゃんだった。


『魔神…………………フレア…………………………やはり………………お前は…………魔族ながらにして…………魔王ゼルドリス様同様………個の魔族…………魔王ゼルドリス様が消えた今でも…………お前が消えることはないのだな………。』

『ええ……………そのようね。』

『ぐっ……………………なぜだ!?…………そんな存在でありながらも………………貴様はなぜ!?魔王亡き今…………その魔王ゼルドリス様の無念を感じなのか!!???』

『私には………魔族創生の頃の魔王様の意思が………………受け繋がれているのかも…………しれないわね。』

『創生………神の領域か……………………………………。』

『ええ…………………………………私のこの身体は確かに魔族のもの…………………初めは私も魔族のために動いていた………そこで突如…………どこからともなく生まれた『悪の魂ゼルドリス』彼は邪悪そのものだった…………そして初代魔王様を支配していき…………その存在を全て奪い……支配していた………私は初めは変貌した魔王様に知らずに従っていたわ………でも貴方が現れた………………そして魔王様によって…………………魔神具へと封じられた。』

『はあはあ………………………魔王様は…………魔王様は…………………絶対的な……………神なんだぞ!?』

『そう!?私はそうは思わない…………私は………………私は………魔神フレア……………………私は…………この子と一緒に笑っていたい…………そんな世界今は…………楽しいのよ。』

『はあはあ…………………それがきさまの…………選択なのか………………分からない…………僕には分からない………………………………………。』


さらに消えかけているシャロンの身体………もう残らないほど。


『魔王…………………………ゼルドリス様………僕は

………………僕は…………………………………。』


そして消えていくシャロン……………………そこにはもう………………………何も残ってはいなかった。


『やった………………わね………………………………。』

『はい…………………アキニー様………………………。』


するとその時。

天より……………眩い光が射し込んでくる。


『これは!……………一体………………なに!?』

『光!?魔王ゼルドリスが消えたから!?』


私とアキニー様は天を見つめていた。

すると聞こえてきた声。


『時よ………………舞い戻れ…………………………。』


それはなにか神のような世界に響き渡る声だった。

そして世界は眩い光に包まれた。

私は意識を手放していた。

『あれ!?』


すると先程の光景に引き戻されていた。


『あれ……………どうしてか……………なんか一瞬……………………えっ!?』


目の前には………なんとあのセミルちゃんのパパであるイーグレンス王とイーグレンス王に抱きつき涙しているセミルちゃんの姿があった。


『パパ………パパあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?』

『セミル……………寂しくさせたな………おお…そしてこれは!?…ん?…あなたはアキニー女王なのか。』

『イーグレンス王…………お話は聞いていました……そしてこの状況は魔王ゼルドリスを……あの勇者様が打ち破り………この復活を施してくれたようです。』

『そうか………勇者殿が………そして……君は。』


私に目を向けて笑顔のイーグレンス王が笑みを浮かべていた。


『わ、私は……………………………。』


すると私の肩に手をそえてにっこり微笑むアキニー様。


『ここにも『勇者フェルノ』ちゃんもいたわね。』

『アキニー様………………』


私はアキニー様に抱きついた。


『うわああああーーーーーーーーーーん』


そして…………私は泣いたのでした。

本当に……本当に………嬉しかった。

お読みいただきありがとうございました。

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