シーン105シャロンの力と魔王軍。
私達の目の前でシャロンが両手を広げブツブツと何かの詠唱を始める。
それが何か。
それはなんと無数の魔物の復活……………それもマシーンボディにまでパワーアップを施していたんだ。
『これはなんてことを………………………。』
『アキニー様これは……………魔族のパワーアップでしょうか。』
『ええ………それもマシーンボディになって。』
ギュアアアアアーーーーーーーーーーーーーッというマシーンデビルの恐ろしい高温の叫び………それは私達に圧倒的な力を見せる。
『クククッ………………さあ…………これはね………我ら魔王軍がこれまでコツコツとヒューマン共に作らせ完成した凶悪なマシーンデビル共だ。』
『くっ……………あなた……………こんな事をして……あの魔王にまで忠誠を誓ってるなんて…………私は絶対あなたをゆるしません。』
『ほほう…………なんだそれはケニージアの女王アキニーよ。』
『えっ!?』
『いいか?君達…………僕が行なう僕からの言葉……………そして行動……その全て魔王ゼルドリス様のものである…………………。』
そう語ったシャロンは続ける。
『崇高ならあのお方……………魔王ゼルドリス様………その絶大なパワーと限りなく溢れでる魔力はその力で我々を生み出し……………そして我ら魔族の父でも…………………ある…………そんな魔王ゼルドリス様の望みとその欲望を満たすために我ら魔族はこの身を捧げるのだ。』
『シャロン…………………………………あなた……………狂っているわ。』
『そうかい?』
『その通りよシャロン…………あなたは本当に狂ってる』
そういいながら姿を見せるフレアちゃん。
『フレアちゃん。』
『クククッ……………ああ…………ここにもいたなあ………あの魔王様同様…………個の魔族として魔界に存在した存在がねえ。』
そういいフレアちゃんに目を向けるシャロン。
『シャロン……………私はお前らとは違い確かに個の魔族として生きてきた………だが私は何も分からずあの魔界で暮らしていたんだ。』
そう語りだすフレアちゃん。
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当時は魔界も特にヒューマン達や精霊達とも争いなどもせず平和な世界だったのだ。
魔物と呼ばれるものたちも存在はしたが魔族の血が流れてるだけでその中の均衡は保たれていたんだ。
当時の魔王様は力こそあったが魔族として魔王としての強さと誇りを合わせ持っていたんだ。
私はその王の元で強さを高め自身を磨きそして。
魔王軍を任された。
だがそんな時…………シャロン…あなたが現れた………魔王様の手から生み出されたあなた。
あなたはどこか怪しげだったが魔王様はそんなあなたの頭脳を買っていたようだった。
私はそんなお前を同族として初めは受け入れていた。
だが……………徐々に………徐々に………そんな魔王様は変わっていった。
あなたの話を最優先するようになって行ったの。
そしていつしか私は。
あなたと魔王様によって封印されたの。
キリッと眼光鋭く睨昔フレアちゃん…………炎の大きさから怒りが見てとれた。
『きっと魔王様はあなたによって変えられていった…………………私もまた魔王様と同種ならば………………きっと魔王様にも匹敵するほど強くなれるハズ!!!!!』
シャロンはフレアちゃんに目を見開き目に止めていたんだ。
『へええ………フレア…………………その力………やはり……気に入らないねええ……………ふざけるなよ?お前が…………………お前が……………………。』
全身を震わせるシャロン。
シャロンの身体から恐ろしいほどの魔力が放出されていく!!!!!!
『いけない!!!!これはほんとうに危険よ!!!!!皆さん今は逃げるのです!!!!』
アキニー様の叫び声。
『ふはははは!!!俺様を舐めるなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!』
『ぐううううっ!!!???これはいかん!!!!』
『ええ。『ベアズリー』殿!!!!!』
『さあ!!!!!ここは僕に任せてください!!!!!!
『アルマジャーロくん!!!!!』
『皆は…………………僕が守る!!!!!!』
『ふん……………………………そんなものでこのシャロンの攻撃が受け止められるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!?』
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