↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【レグニア王国物語】魔王を討伐したら終わりだと思った?今度は腐敗した貴族社会がお相手のようです。〜勇者パーティは政争の道具じゃありません!〜  作者: たけぞう
査問会議編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
24/37

【聖人王太子、退位の本音】「本当は王位なんか継ぎたくない!乗るしかない!このビッグウェーブに!」

今回から、王族編です。

笑いあり、涙あり、切なさあり。

王族達の群像劇をお楽しみください。

善良で温厚な人格者だと思われ、

完璧な妹である第一王女からも慕われていた王太子。


その内心は…


僕を押し上げようとしてる門閥貴族…

なんであんなに必死なの?

あれだけのモノを持っていて、

まだなにが欲しいと?


理解できない。理解できないよ。

だいたい、王位なんかいる?

あんなん欲しいの?


責任ばっかで。自由もないし。

ちょっと偉そうにできて、

良い暮らしができて…?

いや、全然!全っ然割に合わないでしょ?

父王陛下の心労…ヤバいよね…

あれを継ぐ?継がされるの?


いやいやいや。

羨ましい?なら代わってよ。代わって欲しいよ。あぁ。誰か代わってくれないかな…


妹!あの有能な妹!

…ダメだろうな。

僕の補佐に回る気満々だもんな。


門閥貴族達、何を見てるんだろ。

あんな事しなくても、あの子は王位なんて望んでないのに。

あぁ。どうせ僕の言うことなんか聞かないし。

扱いやすい、軽い神輿とでも思ってるんだろうな…まあ、間違ってもないけど。


あぁ!門閥貴族といえば、王太子妃。

あいつ最悪。マジ最悪。

見た目だけはいいけど。

性格、最悪だよ。

金と宝石と権力にしか興味ないし。

僕のこと、金と権力が出てくる打ち出の小槌くらいにしか思ってないよ?


伽もこっち任せでマグロだし。

子供さえできればいいってか?

ふざけんなよな。

お前なんか、全然気持ちよくねえんだよ。

こっちだって義務で抱いてんだ。

抱かせてやってるみたいな雰囲気だすなよな。

マグロのくせに。

あ、口調が…ダメダメ。

善良で温厚な人格者。

それが僕に望まれた役割なんだから…

…あ〜…誰か代わってくれないかなぁ…



◆クーデター失敗後


あれ?これ、いけんじゃね?

王太子を「辞退できる事態!」ってうるさいわw

ダジャレ言ってる場合かっw

いかんいかんw

あまりのことに変なテンションにww


…元々、妹の方が王位に向いてると思ってたのよ。

でも、あっちは僕のこと支える気満々だったし、王の重圧を妹に押し付けるのもな…って思ってだけど。

勇者と結婚してから、なんか妹も王位に前向きな雰囲気だし?

王位、任せてもいいんじゃね?

やりたくないやつがやるより、国民的にもいいだろうし。

…って言うか、ほとんどの国民が、妹の方が良いと思ってんの、知ってるし。


…いや、やりたくないよ?

やりたくないのよ?

…でもさ、やりたくないことでも、あいつより妹の方が優秀じゃね?あっちの方が良くね?って思われてるのって、やっぱ、ちょっと傷つくって言うか…地味に心抉られるよね?


でも、今なら!

今ならさ?

国のため、妹のために身を引いた、無私の王太子ってことにならね?なる?なるよね?

そしたらさ!

評価が爆上がりした上に、スムーズに王位を妹に押し付け…いや、任せられる!

僕は自由になれて幸せ!

妹は王位につけて幸せ!

国民は望んでた王女が王位について幸せ!

ね⁉︎みんな幸せ!

誰も不幸にならない!

おお!最高じゃん⁉︎


よし、いったろ!

王太子、辞退したろ!


よし!今しか無い!

乗るしかない!

このビックウェーブに!


※ルキウス王太子の『表向きの華麗なる退場劇』と『その後の幸せすぎるスローライフ』は次回(明日の18時)投稿です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。