第十二話 どうして料理番が魔獣を討伐するんですか?
王都のギルド本部は、町のギルドの十倍はあろうかという規模だった。
天井が高く、壁一面に掲示板が並び、冒険者の数も桁違いだ。
武器や防具を身につけた冒険者たちが行き交い、あちこちから威勢のいい声が飛び交っている。
その喧騒の中で、フィーナが一枚の書類を受付に差し出した。
「『飢えた獅子』です。討伐クエストの受注をお願いします」
「承りました。昇格試験を兼ねた依頼ですので、パーティー名簿に登録されている方は全員が参加の対象になります」
受付の女性が事務的に告げる。
「全員、ですか?」
「はい。全員です」
俺は何気なく、横から名簿をのぞき込んだ。
リディア、フィーナ、セレスティア、カイル。四つの名前が並んでいる。
そして五つ目があった。
『コウタ(料理番・準メンバー)』
「……あの」
「はい?」
「俺の名前が載っているんですが?」
「はい、載っていますね」
フィーナが満面の笑みで振り向いた。
「ほら、出発前にサインしてもらった依頼受諾書。解約を申し出るまで継続って書いてあったでしょう? 継続ということは、ずっとパーティーの一員ということなのよ」
「そんな理屈が通るんですか!?」
「ギルドの規則では通るの!」
フィーナは悪びれる様子もなく、受付の女性に視線を向けた。
「ですよね?」
「はい。正式な手続きで受理されていますので」
受付の女性は慣れた様子で頷いた。
どうやら、ここで騒いでも覆らないらしい。
「いやいや、ちょっと待ってください!俺は料理番ですよ?魔獣を討伐する約束をした覚えなんてないんですが!」
「でも、依頼受諾書にはサインしたでしょう?」
「それは皆さんの食事を用意するためであって、命懸けの戦闘に参加するためじゃありません!」
「大丈夫よ。コータには私たちがついているから」
「その私たちが、俺を戦場に連れていこうとしているんですが!?」
フィーナはくすくすと笑いながら、俺の肩を軽く叩いた。
「まあまあ。私たちだって、コータに危険なことをさせたいわけじゃないのよ。今回の試験も、みんなで協力すれば何とかなるわ」
「その『みんな』の中に、どうして俺が含まれているんですか……」
俺は助けを求めてリディアを見た。彼女は気まずそうに目をそらして、小さく咳払いをした。
「……まあ、あれだ。コータはもう、私たちの仲間だからな」
「本人はまだ、仲間だと思っていないんですが?」
「いいや、仲間だ。誰にも渡さない」
「……はい?」
思わず聞き返した。今、さらっと何かおかしなことを言わなかったか?
リディアは俺の反応に気づいたのか、わずかに頬を赤くした。
それでも、こちらを見つめる目は真剣だった。
「コータは料理がうまいし、一緒にいると楽しい。それに……その、もう私たちにとって、大切な仲間なんだ」
最後のほうは少し声が小さくなったが、言葉には妙な力がこもっていた。
「リディア、今のはずいぶん熱烈な宣言ね?」
「フィーナ!余計なことを言うな!」
「はいはい。私は何も言っていませんよ?」
こうして俺の意思とは裏腹に、俺は『飢えた獅子』の一員として討伐依頼に参加することになったのだった。
依頼の内容は、王都の東の森に居座った大型の魔獣『ガルボア』の討伐だった。
森の入口に着いたのは、昼を少し過ぎた頃だった。
木々が深く、足もとには太い根が絡み合っている。風が止み、鳥の声もまったく聞こえない。
まるで森全体が息を潜めているかのようだった。
「静かすぎるわね」
フィーナが低い声で言った。
いつもの明るい表情は消え、斥候としての鋭い眼差しが周囲を探っている。
「足跡が新しい。この先の開けた場所にいるわ」
セレスティアが杖を握り直し、カイルが盾を前に出す。
リディアは大剣の柄に手をかけ、周囲を警戒しながら一度だけ深く息を吸った。
四人の動きに、迷いがない。普段は賑やかな彼女たちも、戦いを前にすると空気が変わる。
ここまで来ると、さすがに料理番の出る幕はないと思った。
後ろでおとなしく待っていよう。そう決めて一歩下がった。
ところが、すぐにリディアの声が飛んできた。
「コータ」
「はい」
「ここからは前で戦ってくれ」
「どうして料理番が魔獣を討伐するんですか!?」
叫び声が、静かな森に響き渡った。
木々の枝から、数羽の鳥が慌てて飛び立っていった。
「落ち着け。順を追って説明する」
リディアは真面目な顔で指を立てた。
「今回の試験は、名簿に載っている全員が『討伐に関与した』という実績を求められる。つまり、最後の一撃をコータに入れてもらうのが、いちばん確実だ」
「確実とか、そういう問題では」
「大丈夫だ。弱らせるのは私たちがやる。コータは、動けなくなった相手に槍を突くだけでいい」
「突くだけ」
「そう。ネズミやウサギと同じだ」
「ネズミやウサギは、人間より小さいんです」
そもそも、今回の相手は身長三メートル級のイノシシだ。ネズミやウサギと同じ感覚で扱えるわけがない。
俺は反論しようとしたが、ふと隣のセレスティアと目が合った。
彼女は無言で、俺の槍に視線を向けている。
「……コータ。その槍に、魔力を流してみてくれる?」
「魔力ですか。家電を動かすのと同じ感じで?」
「ええ。念のため、確認したいの」
言われるまま、柄を握って意識を集中する。
炊飯器にいつもやっている、あの感覚だ。
指先から温かいものが流れ込んでいく。
粗末な槍の先端が、青白い光を帯びた。
ブォン、と低い音が鳴る。
「…………」
「…………」
セレスティアとフィーナが、ゆっくりと顔を見合わせた。
「記録。魔力の流入量、測定不能」
「測れないの?」
「測定器のほうが先に壊れるわ」
「……俺の魔力、そんなに多いんですか」
「家電を動かしていた時点で、気づくべきだったわ。魔力の使い道が、炊飯器と洗濯機だっただけで」
異世界に来てまで、俺の魔力は家事に全振りされていたらしい。
それは、気づきたくなかった。
戦いが始まったのは、それから間もなくだった。
開けた場所で、黒い山のようなものが動いた。
巨大なイノシシだった。
肩の高さだけで馬車の屋根を超えている。
牙は丸太のように太く、鼻息のたびに地面の枯れ葉が舞い上がる。
「来るぞ!」
カイルの声と同時に、ガルボアが突進した。
地面が揺れた。
盾に激突する鈍い音がして、カイルの体が三歩分、後ろへ滑る。
それでも盾は、一歩も退かなかった。
「今だ、フィーナ!」
「分かってる!」
矢が三本、続けざまに獣の前脚の付け根に突き刺さる。ガルボアが咆哮し、巨体が大きく傾いた。
「《氷鎖》!」
セレスティアの杖が光った。
足もとから青白い氷が伸び、巨体の四肢にがっしりと絡みつく。
ガルボアが身をよじるたび、氷が軋んだ。
だが、セレスティアは杖を握る手を緩めない。
やがて、その動きが止まった。
「コータ!」
リディアが叫んだ。
「今だ!槍を!」
「ええええ!?」
心臓が耳の奥で鳴っていた。足が震える。
でも、立ち止まっていたら、カイルの盾がもたない。
俺は槍を握りしめて、前に走った。
氷に縛られたガルボアの目が、こちらを見る。
赤く濁った、獣の目だ。
ネズミ、ウサギ、ネズミ、ウサギ
頭の中で必死に唱えながら、俺は震える足を前へ運んだ。
槍を突き出す。
青白い光が、槍の先から迸った。
手ごたえは、ほとんどなかった。
光の筋がガルボアの眉間を貫き、さらにその背後にあった木々を三本ほどなぎ倒した。
巨体がゆっくりと傾いて、重い音とともに地面に倒れる。
森が静まり返った。
「…………」
俺は槍を持ったまま、固まっていた。
「…………今の、何ですか」
「測定不能」
「測定不能は、もう聞きました」
リディアが、ぽかんと口を開けたままこちらを見ている。
やがて、その顔がじわじわと輝いていった。
「す、すごいぞコータ!これは立派な前衛だ!」
「前衛にさせないでください」
王都のギルド本部に戻ったのは、夕方だった。
ガルボアの亡骸は荷車で運んでもらった。
査定を担当した職員は、牙を見るなり目を丸くして何度も瞬きをした。
「この大きさのガルボアを、五人だけで……」
「はい。最後の一撃は、このコータが」
「料理番が、ですか?」
「料理番が、です」
職員の視線が、俺と槍を行ったり来たりする。
しばらく沈黙したあと、事務的な声で告げられた。
「『飢えた獅子』は、本日をもって昇格となります。おめでとうございます」
リディアが拳を突き上げた。
フィーナとセレスティアが手を叩き合い、カイルが静かに口の端を上げる。
「あと、コウタ様のギルドカードですが」
「え?」
「昇格に伴い、FランクからEランクへの更新となります」
「料理番なのに、ランクが上がるんですか?」
「規則ですので」
また規則か。
俺の肩に、リディアの手がぽんと置かれた。
「コータ。これで、立派な冒険者だ!」
「立派とか、そういう目標は持っていなかったんですが??」
それでも、彼女の笑顔を見ると、強く否定する気にはなれなかった。
その夜、俺は宿の厨房を借り、皿の上の肉をじっと見つめていた。
昼間に倒したガルボアの肉だ。
ギルドでは廃棄になるはずだったが、無理を言って、ひと切れだけ譲ってもらった。
鼻を近づけると、強烈な獣の匂いがする。確かにこれは、食べられたものではない。
でも、生姜とネギと、酒と玉ねぎ。それにあのスーパーの調味料なら……。
頭の中で、いくつかの組み合わせがゆっくりと形になっていく。
魔獣の肉が食べられるようになれば、この世界の食料事情は変わるかもしれない。
討伐した魔獣が、ただの危険な存在ではなく、食材にもなるのなら。
俺の特売チラシが、この世界でできることも増えるはずだ。
まずは、試してみるしかない。
俺はガルボアの肉を小さく切り分けた。
生姜をすりおろし、刻んだネギと玉ねぎを加える。
酒を振りかけ、臭みを消すためにしばらく漬け込んだ。
これだけやれば、少しはましになるだろう。
フライパンに油を引き、肉を焼く。
ジュウウウッ。
香ばしい音が響き、肉の表面に焼き色がついていく。
生姜とネギの香りも立ち上った。
見た目だけなら、普通の肉料理だ。
「……よし」
俺は小さく切った肉を皿に盛り、恐る恐る口に運んだ。
噛んだ瞬間。
「……うっ」
血なまぐさい。
生姜もネギも酒も、何の役にも立っていなかった。
口いっぱいに広がるのは、鉄臭い血の味。
そこに、舌の奥にまとわりつくような奇妙なえぐみが加わる。
噛めば噛むほど、嫌な味が強くなっていく。
「な、なんだこれ……!」
思わず吐き出しそうになった。
いや、これは無理だ。
飲み込むのすら苦痛だった。
慌てて水を飲み、口の中に残った味を洗い流そうとする。
だが、しつこいえぐみが舌に張りついて離れない。
「……不味すぎるだろ」
調味料が足りないのかと思い、今度は塩と胡椒を多めに振ってみた。
それでも駄目だった。
玉ねぎを増やしても、生姜を追加しても、酒に漬ける時間を長くしても、結果は変わらない。
臭みをごまかすどころか、調味料の風味が魔獣の肉に押し負けている。
これは料理の工夫でどうにかなる不味さじゃない。
俺はフライパンを見つめた。
せっかく手に入れた食材だ。何とかしたい気持ちはある。
だが、食べられないものは食べられない。
「……駄目だ。いったん諦めよう」
これ以上食べたら、せっかくの夕食まで台無しになりそうだ。
口直しをしよう。
そう考えた俺は、特売チラシを取り出した。
今なら何か、甘いものでも買えるはずだ。
ページをめくり、お菓子の欄を探す。
そのとき、ふと目に入った商品があった。
「……ん?」
俺は思わず、チラシを顔に近づけた。
【クリスマスはセブンティーワンアイスクリーム!】
アイスケーキ 3,700円
「……もうそんな時期なのか」
前世でも、この時期になるとクリスマスケーキの予約ポスターが並んでいたっけ。
それにしても、アイスケーキか。
色とりどりのアイスに、華やかなデコレーション。
見ているだけで食欲がそそられる。
「……うまそうだな」
さっきのガルボアの肉の後味を思い出し、俺は首を振った。
あれは忘れよう。
今は甘いものが食べたい!
俺は迷わず購入し、冷凍室から取り出したアイスケーキにフォークを入れた。
――その瞬間。
『オトクくぅん?なぁに一人で楽しんでるんですかぁ???』
「ぶっ!?」
危うく吹き出しかけた。
「ブ、ブレディアさん!?」
『なんかぁ?甘くておいしそうなものを食べてる気配がするんですけどぉ!?』
「気配って何ですか!?」
俺はアイスケーキを見下ろした。
……見せたら面倒なことになる。
『オトクくぅん?今、何か隠しましたね?』
「心を読まないでください!」
『読んでません!反応がわかりやすすぎるんです!』
『いいから見せなさい!!あたしに黙って独り占めするつもりですかぁ!?』
「俺が買ったものですよ!?」
『お供えという選択肢もありますよね!?』
「食い意地の女神みたいなこと言わないでください!」
『誰が食い意地の女神ですかぁ!?あたしは豊穣と食文化の女神ですよぉ!?……いいんですかぁ?神罰、下しますよぉ??』
……はいはい。
俺はため息をつき、アイスケーキをもう一つ購入した。
「はい、ブレディア様。お供えです」
『わぁぁぁっ!さっすがオトクくぅん!信仰心にあふれていますねぇ~!あたしぃ、感激ですぅ~!』
先ほどまで神罰をちらつかせていた女神はどこへやら。声は弾み、すっかりご機嫌だ。
『やっぱりオトクくんは、あたしの自慢の信徒ですねぇ!えへへっ、アイスケーキぃ~♪アイスケーキぃ~♪』
……神罰をちらつかせた相手に、ここまで手のひらを返せるものなのか。
あと、勝手に信徒にすんじゃねぇ!
そんなことをしていたら、背後からそっと声をかけられた。
「……コータ」
振り返ると、リディアが立っていた。
いつもの鎧姿ではなく、部屋着に着替えた彼女は、どこか落ち着かない様子だった。
俺の向かいに座るでもなく、何か言いたげに立ち尽くしている。
「……どうしました?」
「いや、その……」
リディアは視線を泳がせ、やがて意を決したように顔を上げた。
「今日は、その、ありがとう。コータがいてくれて、本当によかった」
「俺は何もしていませんよ」
「いや、した」
返事は思いのほか早かった。
「確かに、最後の一撃を入れたのはコータだ。でも、それだけじゃない。コータがいなかったら、私たちはあの試験をもっと苦労していただろうし……何より、今日も一緒にいられた」
「一緒に?」
「あっ、いや!そういう意味だけじゃなくてだな!」
リディアは慌てて手を振った。
「仲間として、という意味だ!ほら、コータがいると食事もおいしいし、みんなも楽しそうだし……」
「食事がおいしいのは、料理番としては嬉しいですね!」
「そ、そうだろう!」
リディアはほっとしたように笑った。
けれど、すぐにその表情が少しだけ陰る。
「……でも、それだけじゃないんだ」
「え?」
彼女は視線を落とし、指先をぎゅっと握りしめた。
「コータがいると、なんだか安心する。強い魔獣と戦うときも、依頼のことで悩んでいるときも……コータがそばにいると、いつも通りでいられる気がするんだ」
思いがけない言葉に、俺は返事を忘れた。
俺は料理番だ。
戦闘では役に立たないどころか、今日だって自分の魔力がどれほど危険なのか、よく分かっていなかった。
それでも、彼女たちにとって俺が何かしらの支えになっているのなら、それは素直に嬉しかった。
「……そう言ってもらえるなら、俺も嬉しいです」
「本当か?」
「はい。みんなと一緒にいるのは楽しいですから」
リディアの顔が、ぱっと明るくなった。
「そうか……! なら、その……次の遠征にも、来てくれるか?」
「それは、料理番としてですか。それとも前衛としてですか?」
「……コータとして、だ」
その言葉に、俺は思わず顔を上げた。
リディアは真っ赤になりながらも、今度は目をそらさなかった。
「料理番だからとか、前衛だからとか、そういうことじゃなくて……コータが、コータだから。一緒に来てほしいんだ」
いつもの堂々とした彼女からは想像できないほど、声は小さかった。
けれど、その言葉だけは、はっきりと俺の耳に届いた。
俺は肉を皿の脇に置いて、少しだけ笑った。
「料理番としてなら、考えます」
「前衛は、ダメか?」
「ダメです」
「そ、そうか……」
リディアはしょんぼりと肩を落とした。
あまりにも分かりやすく落ち込むので、俺はつい苦笑してしまった。
「でも、みんなの食事を作るのは嫌じゃありませんよ。次の遠征も、料理番としてなら、ちゃんと考えます」
「本当か!?」
「まだ考えると言っただけですからね?」
「それでも嬉しい!」
リディアは満面の笑みを浮かべた。
その笑顔を見ていると、さっきまで面倒だと思っていた遠征も少しくらいなら悪くない気がしてくる。
「……ん?ところでコータ、それは何だ?」
リディアの視線が、テーブルの上のアイスケーキに吸い寄せられた。
「ああ、アイスケーキです。甘くて冷たいお菓子ですよ」
「アイス……ケーキ?」
リディアは興味津々といった様子で、色とりどりのアイスを眺めている。
「食べますか?」
「いいのか!?」
俺が頷くと、リディアは嬉しそうにフォークを手に取った。
そして、ひと口。
「――っ!なんだこれは!?冷たくて甘い!こんなに美味いものがあるのか!」
目を輝かせるリディアを見て、俺も思わず笑ってしまった。
「気に入ったみたいですね」
「ああ!コータ、これはすごいぞ!」
そう言って、リディアはもうひと口。
俺たちは顔を見合わせながら、アイスケーキを少しずつ食べ進めた。
……次の遠征も、リディアとなら、悪くないかもしれない。
次回予告
第十三話 王都ギルド本部長が、料理番に会いたがっています!?
昇格の報告から数日。コータの元に、ギルド本部長からの呼び出しが届く。
「Eランクの料理番が、ガルボアに最後の一撃を入れた?興味深い。会ってみたい」
「どうして俺が呼ばれるんですか!?」
――料理番の平穏な日常は、また一歩、遠ざかっていく。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
今回は、コータが初めて大型魔獣ガルボアの討伐に挑戦するお話でした!
家事に全振りされていたはずの魔力が、まさかの測定不能。本人の意思とは裏腹に、料理番から冒険者へと着実に道を踏み外しています。
そして、討伐したガルボアの肉を食べようとしたものの、結果はまさかの大失敗……。
そして、リディアとの距離も少しずつ縮まる中、次回はギルド本部長から呼び出しが!?
コータの平穏なスローライフは、いったいどこへ向かうのか……。
次回もお楽しみに!
面白かったら、ブックマークや評価、感想で応援していただけると嬉しいです!
※ブレディア様へのお供え物は任意です。
……アイスケーキのお供えお待ちしております。




