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ゲームの仲間と異世界攻略! ~異世界でも育成にいそしみます〜  作者: eo


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18/24

17話:お風呂

「お風呂なら入れるよ?」


「え?」


「マスター、ステータス開いてみなよ。」


レオンに言われた通りステータスを開く。


_______________

【名前】柳颯汰

【職業】マスター

【レベル】21

【能力値】

HP210/210

MP210/210

SP21

筋力:21(+32)

攻撃力:21(+32)

防御力:21(+32)

敏捷:21(+32)

【スキル】ガチャ、拡張、倉庫

【アイテム】金貨4枚

_______________


いつの間にかレベルは212まで上がり、スキルの欄を見ると『ガチャ』の他に『拡張』と『倉庫』が新たに追加されていた。


「この『拡張』ってもしかして...」


「レベル10に上がった時にはもうそのスキルあったはずだけど見てなかったの?マスターの思った通り、このスフィーダを好きに作り替えられるスキルだよ。」


「よかったなぁ、マスター。これで風呂に入れるぜ?」


ゲームの時も『拡張』というボタンがあり、そこを押すとギルドの任意のところに部屋を増設したり施設を追加で建設したりできていたのだ。


だが、ゲームの時は拡張するためにゴールドが必要だった。ゴールドはガチャのために必要でもあったため、多くのユーザーはギルドを一切拡張することなく初期のままガチャのみにゴールドを費やしていた。しかし颯汰は自分で間取りを考えたりキャラ一人一人にあった部屋を作ったりするのも好きでよく『拡張』にゴールドを費やしていた。そのため、よくその機能や費用を把握していた。


「確かゲームでは小さい普通のお風呂だったら3ゴールドかかってたはず...。やっぱりここもタダで拡張できるはずは...ないよね。」


ゲーム画面を開き『拡張』ボタンを押すと様々な部屋や施設の一覧が出てきて、お風呂の欄を見るとそこにもいろんな大きさ、タイプのお風呂がイメージ図で並んでいた。そしてそれらの図の下には思った通りお値段が表示されており、いちばん小さい一般的なお風呂の図には『3金貨』と表示されていた。


「へぇー。マスターはいつもこういう画面を見てたんだなぁ。えっ!これこんな額だったのか!?これも、これもっ!?」


後ろから覗き込んでいたカイが表示されたいろんな施設の値段を見て珍しく取り乱している。


「マスターはほんとに俺たちに惜しまずゴールドを使ってくれたもんな〜。お陰で毎日快適に過ごせたし不便だと思うことなんてひとつもなかった。だから俺たちもいつも士気高く大きな成果を上げ続けることができたんだ。改めてありがとう。」


半分は本当に趣味だったんだが喜んでくれてたのなら本当に良かった。


一通りカイが全ての施設とそれらにかかる金額を見終わって呆けながらスマホを返してくれたのでいよいよお風呂を作ることにする。


今の手持ちで作れるのはいちばん小さいお風呂だけだがそれで十分だ。とにかく早くお風呂に入りたい。


「よし!お風呂建設!」


『一般的なお風呂』と書かれたイメージ図を押すと『拡張しますか?』という言葉と共に『はい』『いいえ』のボタンが出てきたので迷わず『はい』を押す。するとスフィーダ内を上から見た図が現れた。これもゲームと同じように増設する場所は好きに選べるらしい。ということで2階の部屋のトイレ側にある角部屋内にお風呂を作る。各部屋は十分なくらい広いため、お風呂を作っても問題ない。一部屋だけ特別感があるが金貨に余裕ができたら他の部屋にもつけていきたい。


ボタンを押して数秒で『拡張完了』の文字が出たため、レオンとカイに断って1番風呂に直行する。


ダダダダダと階段を駆け上りお風呂がある部屋の扉をバーンと開け、パパッと素早く服を脱ぎ捨てていざお風呂へ!


中はイメージ図通りごく普通の一般的なお風呂だったがお風呂を待ち望んでた今は感動を禁じ得ない。また、拡張機能様々でちゃんとお湯まで張った状態で用意されていた。今すぐじゃぼんとお湯につかってしまいたいが身体中血がこびりついており、この後レオンやカイも入るだろうため先に頭や体を洗ってから入ることにする。


(あー、やばい気持ちい〜。)


頭をガシガシと熱いシャワーで洗い流し、続いて身体に着いた血も順に落としていく。


(これでシャンプーとか石鹸があったら言うことなしなんだけどなぁ。)


さすがにそこまでは無いためとりあえずお湯で満足いくまで体を洗う。そして洗い終えたあとは、


「生き返る〜!!」


オッサンみたいな声を出しながら湯船にザブンと体を沈める。人より身体が大きいため一般的なお風呂では足を伸ばすことはおろか体を全部湯につけることはできないがそれでも十分なほど気持ちよかった。溜まった疲労が抜けていくような感覚に深い息をつく。


(あー、だめだ。このまま寝ちゃいそー...。)


「マスター?起きてる?着替えここに置いとくからね。」


お風呂の外からレオンに声をかけられハッと意識を取り戻す。この一瞬で少し寝てしまってたようだ。


「わかった、ごめん、ありがとう!」


このままだと本当に寝てしまいそうなのでザバッと湯船から上がる。外に出るとどこから持ってきてくれたのかタオルも置いてくれていたので軽く体を拭き用意してもらった服に着替える。


(これはレオンの服だな。身長一緒くらいなのにちょっとぶかい...。あいつ着痩せするタイプの筋肉ダルマだからなぁ。俺も筋肉つけたい...。)


部屋浴室を出て部屋に戻るとレオンとカイが待ってくれており、2人も順にシャワーを浴びに行った。


レオンはこちらを見るなり目を輝かせていたがよっぽど自分の服を着て貰えたのが嬉しかったらしい。


こちらとしてはサイズがあっておらず見た目が彼シャツのような感じで不格好なので少し気恥しい。


2人とも身を綺麗にし終えたところでそろそろお腹が鳴り出したので獲った素材を売るためにもまた街に行くことにする。




ステータス情報


【戦士】レオン ★★ 20age

Lv16

HP100/100

MP100/100

SP 16

(能力値)

STR 68

ATK 68

DEF 68

AGL 68

INT 22

DEX 22

RES 40

(スキル)

守護者 レベル1


【剣士】カイ ★★★★ 26age

Lv16

HP100/100

MP100/100

SP 16

(能力値)

STR 68

ATK 110

DEF 47

AGL 94

INT 21

DEX 42

RES 26

(スキル)

血花狂舞 レベル1

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