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ゲームの仲間と異世界攻略! ~異世界でも育成にいそしみます〜  作者: eo


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12話:ステータス確認

朝日と共に起きた俺たちはすくすくと育った薬草を採取し早速街のギルドへと向かった。10本ずつは薬草を植えたままにしているので帰ってきた頃には種子までできているだろう。


ギルドに着くとまだ朝早いということもあり、冒険者たちも少なかった。先に依頼書のところを見に行くと昨日と同じく薬草採取の依頼が貼り直されていたので3種類取って受付に持っていく。


「おはようございます。早いですね。依頼は……薬草採取ですね。確認しました。お気をつけて。」


「あ……実はもう薬草を採取してきてて……。」


受付の人の微笑みと気遣いの言葉に罪悪感が芽を出して思わずもう採取済みなことを言ってしまった。


「えっ、昨日たしか夕方頃に来てましたよね?あれからまた採りに行ったって事ですか!?」


「マスター、正直すぎるのもどうかと思うぜ。」


受付の人は驚き、レオンとカイは呆れたような、しょうがないなというような顔をしていた。


「えっと、すみません。なんか後出しみたいでズルですよね、」


「え?ああ……ふふっ。本当に正直な方ですね。大丈夫ですよ!よくある事ですしギルドも認可してますので。そしたらまたこの依頼書を持って換金所の方までお願いしますね。これで今6つ依頼を達成したことになりますのであと4つ達成すればEランクに昇格できますよ。」


受付の人にも笑われてしまったがどうやらほかの冒険者たちもよくやっていることらしく、問題は無いとのことだ。それにこの調子でいけばもう明日にはランクをあげれそうなので次からはゴブリンの討伐依頼も受けることができ、依頼達成報酬も貰うことができるようになる。なんとも順調だ。


俺たちは受付の人にお礼を言ってまた換金所のおじさんを訪ねた。


おじさんにも同じく速いなと驚かれたが、問題なく換金を済ませ、今日はなんと薬草で45シルバー、達成報酬で30シルバー、ゴブリンの短剣で21シルバー、ワーウルフの牙で100シルバー、毛皮で200シルバー、肉で160シルバー、そして魔物たちの魔石で27シルバーの計583シルバーの収入だ。日本円に直すと5万8300円くらい。とても懐があたたかい。


薬草も魔物の素材も全て品質がいいとのことでその分金額も高く貰えた。薬草は採れたてだから品質がいいのは当たり前だが、魔物の方はカイが丁寧にかつ手際よく解体してくれたおかげだ。


カイに二人で感謝しつつ、昨日の夜食べた店で腹いっぱい食べようと向かったが、今日はまさかの定休日らしく泣く泣く他の店で朝食を取った。だが他の店も美味しかったので結果オーライだ。


お腹いっぱい食べてもまだ手元には400シルバーほど残っているのでこれはスフィーダのギルド拡張の為の資金として貯金しておく。


腹も膨れたところでまた資金集めかつレベル上げの時間だ。


「そういえば2人とも昨日どのくらいレベル上がったの?」


「俺もカイもレベル8になったよ。というか、ゲームと同じようにマスターのスマホから俺たちの情報見れるはずだよ。まあログインしないといけないから見れるのはスフィーダ内だけでたけど。」


「えっ、そうなの?」


レオンに言われた通り一旦ログインしてスフィーダに戻ったあとスマホを見るとゲームの時と同じ画面が表示されており、右上の『メニュー』を開くと同じくまた右上の方にギルド員情報というボタンがありそこを押すと2人の情報を見ることができた。


【戦士】レオン ★★ 20age

Lv8

HP100/100

MP100/100

SP 8

(能力値)

STR 44

ATK 44

DEF 44

AGL 44

INT 14

DEX 14

RES 24

(スキル)

守護者 レベル1


【剣士】カイ ★★★★ 26age

Lv8

HP100/100

MP100/100

SP 8

(能力値)

STR 44

ATK 70

DEF 31

AGL 62

INT 13

DEX 26

RES 18

(スキル)

血花狂舞 レベル1



(本当にゲームの時と一緒だな。初期スキルも変わってないし。スキルポイントも溜まってるからスキルのレベルを上げるなり新しいスキルを覚えるなりできそうだな。)


「2人ともスキルポイントが溜まってるけどどうする?ゲームの時は俺が勝手にスキルのレベルを上げたり新しいスキルを覚えるのに使ったりしてたけど今はこうやって互いに意思表示ができるから自由に決めてくれたらと思うんだけど。」


そういうとレオンとカイは顔を見合わせてからちょっと困ったように話し出した。


「その事なんだけど俺たち一応マスターのスキルの効果で顕現しててマスターに帰属しているかたちになるからゲームの時と同じで勝手にスキルを覚えたりとかできないんだよね。」


「でもまあ今までマスターの采配に不満があったことは一つもねぇし、今のところこれが必要ってスキルもねぇ。だから今後必要な時に相談させてもらうっていうのでどうだ?」


「わかった。そういうことならまた早めに相談してね。」


ということでスキルを覚えたりレベルを上げたりしたい時は声をかけてもらうことになった。


続いて一応自分のステータスも確認しておく。


「ステータス」


_______________

【名前】柳颯汰

【職業】マスター

【レベル】3

【能力値】

HP30/30

MP30/30

SP3

筋力:3(+16)

攻撃力:3(+16)

防御力:3(+16)

敏捷:3(+16)

【スキル】ガチャ

【アイテム】金貨4枚

_______________


自分のレベルが1上がったことに加え、2人のレベルが上がったことでステータスにも多少変化があった。


(2人のおかげで能力値が結構上がってる。これ、レオンの初期値とほぼ一緒じゃないか?)


自分のステータスを見て1度唾を飲み込む。そしてまた町外れの森に行こうとしている2人の背に向かって声をかけた。


「なあ、今日俺も戦闘に参加してもいい?」

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