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第二話「神ノ浦に死す」01

プリプレイ:成長報告とPC間ロイス


GM:はい、ではダブルクロスキャンペーン二回目やっていきまーす!

一同:いぇ~い!(拍手)

睦月:はぁ~!!(気合を入れている)

GM:では、前回の成長報告からやっていきましょう。松田からお願いします。

松田:はい、新しくエフェクト《氷熱の軍団》を取りました。120%でシナリオ1回だけど、全員にバフを撒ける効果です。ただ、まだレベルが低くて効果が薄いので、今回は多分使わないかな(笑)次回以降に真価を発揮するんじゃないかと。

一同:おぉ~!

睦月:レベル上げていくんですね。

松田:うん。今回で得た経験点を全部ブッ込もうかと(笑)

睦月:なるほど~!

松田:成長はそのぐらい。戦力は前回と変わってません。

GM:はい。では次、師走くん!

師走:はい。前回の経験点は全部《サイレンの魔女》にブッ込みました(一同笑)レベル5になりました。

睦月:おぉ~強い、強い!

師走:何も考えずにここ上げておけばいいだろう、ピュアブリードだし、と。

睦月:間違いない!

師走:他は何も成長しておりません。やれることは変わってないです。

GM:次のシナリオは回避キャラ出してやろ(一同笑)


《サイレンの魔女》は防護点無視・シーン全体攻撃の強エフェクトですが、達成値が上がりにくいのが弱点ですな。


GM:では次。

睦月:はい、睦月です。成長は、【社会】を1、<調達>を1上げました。<情報:ライブラリー>を1増やしました。《勝利の女神》のレベルが1上がりました。で、護身用の武器が必要じゃないかと思い相談したところ、手裏剣を渡されました(一同笑)誰に渡されたんだろう?

GM:ではそれは如月さんの仕業ということにしよう(一同笑)

松田:忍者っぽいね、忍者の末裔なの?(笑)

睦月:で、なぜ射撃武器かというと、白兵武器だと【肉体】の能力値が1しかないので、《レガシー》の効果でダイス-1されていて何も出来ないので。射撃だと1d振れるので。ということで、使う機会はないかと思われるけど、手裏剣を手に入れました。

葛城:使うまでもなく松田さんに見つかって没収されそう。

睦月:没収しないで!(一同笑)大丈夫、銃刀法違反にならない範囲で、刃渡り6センチ以下で!

松田:平べったいタイプのものを胸ポケットに入れておけば、攻撃されたときにガンってそこに当たって。「あぁ、こいつが助けてくれた」って言えば。

睦月:お守り的な(笑)じゃあそんなお守り手裏剣を手に入れました。以上です!

GM:はい。では次。

葛城:葛城永一です。今回新しいエフェクト《宿り木の魔剣》というのを取って、さらにそれを2レベルにしてきました。種別:アーキタイプの攻撃が命中すると、HPがレベル×4点回復します。いまは2レベルなので8点回復です。

一同:おぉ~。

葛城:ちなみにこのエフェクトは侵食率によるレベルアップはしません。さらにこれを取ったことで《神殺す刃》のコストが2上がりました。

睦月:上がっちゃうんだ。大変だ。

GM:はい、わかりました。ではPC間ロイスも結んでいこう。今回は松田→師走→睦月→葛城→松田の順で。


しばし、前回のセッションのストーリーを思い出しながら、感情を決めていく一同。


松田:松田から師走くんへは、✓有為/不安で。なかなかやるなぁコイツ、使えるかもしれん。でもまだまだ若造だしなぁという感じで。

GM:有為が表の感情なんだね。

松田:うん。なかなかやるじゃんって、認めています。

師走:師走から睦月くんへは、✓尽力/不信感 先生が連れてきた、記憶もなにもない少年だし、力になってあげなくてはいけないと。純粋に尽くしてあげたいと思っています。でも、どうも本当のところは何を考えているのかわからない(一同笑)

睦月:前回は連帯感で、一緒にバカやったのにぃ(笑)

師走:肝心なところで、よくわからないんだよなぁコイツって思っている(笑)

睦月:葛城さんには同情/✓劣等感にします。来て早々支部が爆破された可哀そうな人だなぁって。劣等感が表に出ています。

葛城:葛城から松田に対しては、✓信頼/食傷です。信頼が表に出ていますが、ちょっと暑苦しいなと感じている(一同笑)

GM:叫んだり変身したりするからね(笑)

松田:「熱くなれよォ!」とか叫んだり(笑)

GM:はい、では導入のトレーラーを読み上げます。


 最近なにかと騒がしいこの街で、一人の男の死体が発見された。

 全身に刃物で切り付けられたような傷がつき、見るも無残な姿であった。

 警察は捜査本部を立ち上げ、事件の真相究明に挑む。そこには、正義の魂に燃える若き刑事の姿もあった。この街の平和は俺が守る!あらゆる闇を振り払い、正義の光で美しき神ノ浦を照らすのだ!


ダブルクロスキャンペーン・ギガントマキア第二話 「神ノ浦に死す」

刑事は歩き続ける。真実をつかみ取るために。


葛城:さ、早乙女くぅん!

GM:早乙女が死んじゃうのか(笑)

葛城:若い刑事といえば。

GM:松田とキャラ被ってるしね、消されちゃう(一同笑)……では、オープニングシーンやっていきましょう。


オープニングシーン① 日本支部からの連絡


GM:ではその1。葛城さん登場してください。

葛城:あっはい。登場判定コロコロ……侵食率1上がった。31です。

GM:では、場面はUGNの新事務所。前回黒焦げになったUGN神ノ浦支部にかわる新たな拠点として、不破事務所の上の階の空きテナントを借りたわけです。向かい合わせのデスクに座る如月から報告を受けます。

葛城:はい。

GM:まず、「八木ヨシキはFHセル『傲慢のアレス』の構成員であった。」このシーンで如月が語るのは、日本支部からの報告内容です。必然的に、この街にFHの拠点があることが推測されます。そして「一連のドラッグの流通については、FHの関与が疑われる」と、日本支部の首脳陣は結論付けています。

葛城:うん。

GM:そして八木自身はジャーム化して廃人同様となり、コードネーム「怠惰のサテュロス」としてUGNのデータに記録されることとなりました。

師走:うんうん。

GM:次に、ドラッグ使用者の身体から排出された緑色の宝石。これはレネゲイドウィルスとの高い親和性を示すことがわかりました。UGNではこれを「レネジェダイト」と呼称することとし、解析を進めるとともに過去の事例なども掘り起こし、調査を継続することとなりました。日本支部の研究所が、調べています。

師走:なるほど。

GM:それから問題点。「傲慢のアレス」の壊滅を狙いたいが、圧倒的に戦力が足りません!(一同笑)

葛城:現状、俺一人だからな。

GM:如月は、地方拠点支援グループのグループ長を通じて人員増強の嘆願書を出していますが、大組織特有の動きの遅さもあり、現状満足のいく回答は得られていません。当面は相手の動向を窺うことと、なにか動きがあればそれをけん制することとなるでしょう。如月は報告を終えると葛城に言います。「いかがいたしましょうか?」

葛城:いかがも何も、ことが起きたらそれに対処するぐらいしか、当面できることはないなぁ。もちろん「傲慢のアレス」のことは調べないといけないけど。何から手を付けたらいいのやら。

GM:確かにね。前回もそうだけど、葛城は基本的には自分からなにか動きを起こすというよりは、なにかが起こったときに対処しなくてはいけないというポジションだね。「動きにくいかも知れないけど頑張ってください」というのが、GMからのお気持ち表明です(笑)

葛城:あっはい(一同笑)……しかし何が困るかと言えば、支部自体が焼けてしまったから、この街に関する情報も大部分がなくなってしまっているんだよな。

GM:それも一つの大きな問題としてはあるね。クラウドにバックアップが保存されていないのだろうかという気もするけど(笑)

葛城:たぶん、朧さんが現場主義のオッサンだから、あまりそういうのやってないんじゃないかな(笑)

GM:いまだにファックスとか使ってそうだよね(一同笑)

葛城:「紙のファイルが一番見やすいんだ」とか言って、大量に印刷してそう。

GM:では、葛城はなにかありあすか?

葛城:いや、ため息をついて「やれやれ」といった感じだよ。

GM:はい、ではシーンを終了します。


オープニング② 生配信


GM:では次のシーンは睦月くん。

睦月:睦月です!最近スマートフォンを手に入れて、ひたすら流れる動画を(指を大きく動かしながら)スワイプ!スワイプ!これで一日が過ぎています(笑)

GM:わかったので、登場してください(一同笑)

睦月:登場~!(コロコロ)……8!スワイプ、スワイプ!

葛城:なんの動画を見て、そんなに興奮しているんだ。

睦月:わかんない。多分脳みそ使っていないんだろうね。

GM:いやーでもいい勘してるじゃない。そんな感じのシーンから始まります。……場面は不破探偵事務所の応接スペース。

睦月:はい。

GM:前回、お客さんがやってきて話していたところだね。陽葵と二人並んで、スマホの画面を覗き込んでいるところです。

師走:二人で見ているのか。

GM:はい。で、何を見ているか。前回、「オリンピアかみのうら」にて、インタビューを受けましたね?

睦月:あ!うん、受けた受けた。

GM:その動画がアップされています。

松田:ほ~う。

睦月:あったなぁ。「ぼく、この時風邪引いてたんだぁ~」(一同笑)


純愛路線が粉々に砕かれたやりとりは、第一話参照。


GM:まず、画面には陽葵が映ります。ハキハキとした受け答えをしていて、すごく好感が持てます。そして睦月が映りますが、やや表情が硬いようにも見えます(一同笑)

睦月:かかか、硬かった硬かった。

GM:あ、プレイヤーが望むなら、すらすらと受け答え出来たことでもいいよ。

睦月:あ、いや、「い、今はまだそうなんだけど、でもぉ……」みたいな、キョドキョドアワアワした感じで。

GM:それで陽葵に「違いますー」ってバッサリ行かれる流れか(笑)

睦月:ポーンとやられてる(笑)ああうん、そうだった。これが微熱ってことだったのかな。恥ずかしさのあまり侵食率8も上がったのかも(一同笑)

GM:ということで、動画投稿サイトにある、「神LOVE☆TVあるてみちゃんねる」というのがあります。前回出てきた「あるてみ」という若い女性ストリーマーの運営するチャンネルです。

睦月:はい。ねぇ、ぼくチャンネル登録してメンバーになってもいいかなぁ。

GM:はい。睦月はここにチャンネル登録をして、この後行われる生配信を見たいという強い欲求にかられます(笑)

睦月:メンバーになっていいかなぁ。課金、課金なのかなぁ?

GM:すると陽葵が言います。「絶対に!課金はしないでよ?」(一同笑)

睦月:あ、はいっ!(一同笑)

GM:(陽葵)「お父さんがいなくなって、事務所の経費だけでも大変なんだから」と、強くクギを刺されます。

睦月:そ、そうだよね。ぼ、ぼくも居ついちゃってるし。ごめんね?なんか。

GM:ちなみに、睦月はクレジットカードも持っていないし、課金をするための携帯キャリアの暗証番号も知らされていません(一同笑)

睦月:なんてことだ!(笑)

師走:子どもと一緒だね(笑)

睦月:そうだね。まぁしょうがない。

GM:ではこのあと、生配信が始まります。(ハイテンションな高い声で)「神LOVE☆TV!あるてみちゃんねるぅ~!!」

睦月:わぁ~(拍手)……ちょっと待って、お菓子お菓子。

GM:内容は、ごくごく普通の雑談配信です。前回の「オリンピアかみのうら」の動画の振り返りだったり、本人の感想だったりが語られます。それについたコメントを読み上げていくという感じだね。他愛のない内容です。

睦月:これって地元密着系だから、地元の人にはウケるんだよねぇ。

GM:ちなみに、スーパーチャットを投げるとコメントを読んでもらえるようです(笑)

一同:あぁ~!!(爆笑)

師走:投げちゃえ、投げちゃえ~!

睦月:でもさっき約束した。課金はしないって。素直だから。

GM:そういうと思って、GMは救済策を用意しました。

睦月:おぉっ!

GM:【社会】の能力値判定で30を出せば、コメントを読んでもらえます(笑)

睦月:よし……《天性のひらめき》を使います(一同笑)

葛城:さっきまで「侵食率がぁ!」とか言っていたのに(笑)

睦月:いきます(コロコロ)……。

一同:アウトー(笑)

師走:もうタイタスにしちゃえよ~(笑)

睦月:だめ、これ以上はいけない。なにせまだオープニングだからね(一同笑)

GM:では、睦月のコメントは華麗にスルーされたまま配信は終了しました。はい一言どうぞ。

睦月:うーん。……悔しいです(一同笑)


オープニング③ 新たなる依頼


GM:では、サクサク行きましょう。次は師走!

師走:はーい。(コロコロ)……侵食率は6上がりました。

GM:では、お客さんです。さっきの続きでもいいけど、別シーンで一人でいたことにしよう。出てくると厄介だし。

睦月:出てくると厄介って、誰のことかな?(笑)

GM:まぁ出たかったら出てもいいけど。

睦月:いや大丈夫!まだオープニングだし!

GM:そうなんだよなぁ……。なんだか睦月が出てくればくるほど、師走の影が薄くなっちゃうような気がしていて(一同笑)

睦月:そう、これ探偵事務所の話ですから(笑)

GM:そう、この師走の依頼がストーリーの本筋ではあるからね。ということで、事務所に一人の女性がやってきます。

師走:(ダンディーな感じで)「いらっしゃい」

GM:二十代半ばくらいの女性です。彼女は本郷眞季ほんごう・まきさんと名乗ります。今回のシナリオロイスに指定した人だね。

師走:はい。

GM:これ、我ながらハンドアウト作っていて酷いなぁと思うんだけれども、依頼人はこう言うんだよね。「不破慧悟さんはいらっしゃいますか?私の上司の無念を晴らすのに力を貸してほしいんです」って(笑)

師走:うん。

GM:で、不破がいないことがわかると、本郷は師走に対して話し始めます。

師走:「すみません、先生はちょっと不在ですが大丈夫です。私のほうで何とかします」

GM:このシーン既視感あるなぁ(笑)

睦月:かっこいい。

GM:(眞季)「私の直属の上司、阿久津剛あくつ・つよしという人が、何者かに殺害された可能性があるんです」

師走:おだやかでない話ですねぇ。

GM:警察より連絡がありまして、所持品により本人だと判明しました。眞季は続けます。「私の新人の頃からずっと仕事を教えてくれていた人なんです」ちなみにこの本郷さんは、地域の新聞社「神ノ浦日報」で働く記者さんです。

師走:なるほど。

GM:ちなみに、この阿久津という男が、その神ノ浦日報のエース記者だったそうです。

師走:あーなるほど。そういう事ですね。

GM:会社では主任の立場にあって、主に後輩を指導する役割と、政財界への取材を担当していたそうです。

師走:その阿久津さんは、おいくつぐらいの方ですか?

GM:39歳です。

師走:なるほど。ちょうど脂の乗っている時期だね。

GM:そうだね、バリバリの働き盛りです。ちなみに、市長の定例記者会見みたいのあるじゃない?

師走:はいはい。

GM:その質問する側の記者として声をかける様子が、市の公開する映像などから見て取れます。

師走:なるほど。「あぁ、よく質問をされている方ですね?」

GM:はい。市の予算の執行などについて、鋭い質問を投げかけるようで、緊張感のある会見になっている、という印象だね。

師走:これは、敵が多そうだ。

GM:まぁ、そういうことになるよね。本郷さんは言います。「あの人は、他人に恨みを買うような人ではなかったと思います。まだなんの手がかりもないですけれど、私にはあの人が殺されるほど悪いことをするとは、どうしても思えないんです」

師走:うんうん。

GM:「なので探偵さん、手を貸していただけますか?報酬は、私が個人的にお支払いします。よろしくお願いします」

師走:わかりました、力を尽くしてみましょう。おそらく、満足できる答えを、お伝えできると思いますよ。

GM:頼もしいね。ではそんな話をしていると、また事務所の扉が開きます。「よォ、邪魔するぜぇ!」と、男が一人入ってきます。

師走:ん?前回出た人かな?

GM:はい、髪をポンパドールにしてライダースのジャケットを着た人物。矢吹遼一です。

師走:あ、もう大丈夫なんですか?

GM:(矢吹)「おう。退院できたもんだからな、ちょっと寄ったんだよ。こないだは見舞いありがとうな。これ食え~」と言って、ええと、なにをくれそうかな?矢吹がお土産に持って来そうなもの。

睦月:何だろう。矢吹がお土産に持って来そうなもの……?

GM:塊の肉とか持って来そうだけど(一同笑)

睦月:寿司のパックとか?

GM:うーん。……そうだ、牛丼でいいかな。

睦月:牛丼!(笑)

GM:では矢吹はテイクアウトの牛丼を置いて。「じゃあ俺は他のところ挨拶行ってくるから。またなぁ~!」と言って、矢吹は出て行きます。

師走:あぁ、いつもすみません。

GM:そんな様子を、眞季はぽかんとした顔で見ています(笑)

師走:あぁ、今のはいつも協力してもらっているおじさんです。大丈夫です、頼りになりますから!

GM:では、「そうなんですね。ともかく、なにかわかったら知らせてください。よろしくお願いします」と眞季は言います。

師走:「はい、確かに引き受けました」……で、依頼人が帰った後に、「……恨まれるような人じゃないって言っていたけど、仕事柄、やっている事から敵は多そうだよなぁ」って。

松田:人柄が良くっても、仕事でそういうことやっているとね。

師走:では、そんなことを呟いてデスクに座ったあたりで、シーンを切りたいかな。

GM:わかりました、ではこのシーンを終了します。


オープニング④ 少女と事件


GM:では次は、松田いきますか。

松田:はい。(コロコロ)……侵食率3上がって、42になりました。

GM:松田は、やや場末感の漂う繁華街・みゆき通りをパトロールしています。月影シオンさんの切り盛りするスナック「むきむき☆ムーン」のある辺りだね。

睦月:でた、むきむき☆ムーン(笑)

松田:ふむ、むきむき☆ムーンねぇ……。


声に出して読みたい日本語・むきむき☆ムーン。


GM:すると、塾帰りと思われる中学生くらいの女の子が、ガラの悪そうな若い男2人に絡まれているところに出くわします。

松田:じゃあちょっと様子を見ている。強引なナンパってやつかな?

GM:女の子はとても迷惑そうにしている。そして男たちは良からぬ場所へ連れて行きそうな雰囲気があるよ。

松田:あぁ、それはいかんなぁ。そこに割って入り、「おい、ちょっと待ちな、ガキども」

GM:では男たちはテンプレ通りに、「あぁん?何だテメェは」(一同笑)

松田:嫌がる女の子に無理やり声をかけるもんじゃねぇよ。

GM:「おめェには関係ねえよ、すっこんでろよ!」と男たちは言います。

睦月:テンプレだぁ!(笑)

GM:こういう時はテンプレでいいんだよぉ!(一同笑)

松田:じゃぁ、「オッサンは引っ込んでろよ!」と言って殴りかかってくる二人を、まぁ殴るわけにはいかないので、ひらりひらりと身をかわす。そして、クイっと腕をひねり上げる。

睦月:おお、制圧!

GM:はい、では男たちは……

師走:「いててててて」

GM:と痛がります。(一同笑)松田が手を放すと、「覚えてろォ!」と捨て台詞を残し、走り去る。テンプレ完璧ですね(一同笑)

松田:「ガキは部活でもやってろ!甲子園へ行け、甲子園へ!」(一同笑)

GM:この押しづけがましい感じが松田っぽいよね(笑)女の子は、「ありがとうございます」とお礼を言います。

松田:いや何、大したことじゃないよ。大丈夫かい?お嬢ちゃん。

GM:この女の子、風間詩乃かざま・しのと名乗ります。シナリオロイスの子だね。

松田:じゃあ制服を着ている様子を見て、「おいおい、中学生がこんな時間に、一人でこんな所歩いているんじゃないよ」と。

GM:(詩乃)「すみません、ありがとうございます」

松田:もっと大通りの、人の多い所を歩きな。

GM:では、この女の子が、ちょっと興奮した様子で、頬を赤らめてわくわくした様子で松田の事を見上げているのに気が付きます。

睦月:この人、松田〇作先生に似てるぅ(一同笑)

GM:そして詩乃はこう言います。「すみません、連絡先を交換してください!」

松田:はぁ!?(一同笑)いやいやいや、何言ってるんだいきなり。

GM:現代の若者にとって、SNSでメッセージをやり取り行為は当たり前の事なのですよ。

松田:あぁ、まぁ、そういう事か。

睦月:イン〇タ〇ラムの登録をしてくださいっ!このQRコードを読みこんでください!


GMは世界観的に、現実世界の実在人物やサービス名を出すことを極力避けています。が、この男はジャブジャブ出してくるのである。ちなみにQRコードもデンソー社の商標なので、一般名詞で「二次元コード」という言い方をGMは採用したいのです。あ、もちろんプレイヤーが言ってはいけないということではなく、小さなこだわりをたのしんでいるだけなのです。


松田:お、おう。ではやたらグイグイ来る彼女の勢いに押されて、「あ、あぁ、わかった」と、プライベートのアカウントでフォローします。流石に警察用の端末でやるわけにはいかないので。

GM:はい、では連絡先を交換しました。

松田:なんとなく勢いで押し切られた。

GM:では、ここまで回想シーン。そしてこの子最近は、警察署の方にも顔を出すようになっており、松田の頭痛のタネになっています。

松田:じゃあ署の若い女性警官たちに、「え、あの松田さんが?中学生に?」とヒソヒソ言われる(一同笑)

GM:ではそんな回想シーンを経て、トクハンの室内のシーンです。十文字・早乙女と三人で、テレビの記者会見を見ています。

松田:はーい。

GM:画面には、神ノ浦中央署の署長・真壁昭三まかべ・しょうぞうさんが映っています。先だってこの街で起きた、殺人事件と思われる事件についての会見です。

松田:ほう。

GM:被害者は阿久津剛39歳。

師走:あっ。

睦月:うん、出たな。

GM:神ノ浦日報のエース記者で、主任の役職にあったなどと、真壁は面白くもなさそうな口調で発表しています。警察としては、事件・事故両方の視点から捜査を進めると言っているね。で、進展があればまた会見をしますと言って、ロクな質疑応答もないまま記者会見は終了します。

松田:ふーん。

GM:いかにもお役所仕事といった感じだね。

松田:なるほどね。プレイヤー的にはなんか怪しいと思うけど。

GM:では十文字はテレビを消すと言います。「松田くん。捜査一課から応援要請が来ました。捜査本部が立ちあがっているので、松田くんはそちらの応援に行ってください」だそうです。

松田:なるほど。「わかりました、行ってきます。あぁでも、例の脱法ドラッグの件は大丈夫なんスか?」

GM:元締めである八木が逮捕されたので、当面動きはないだろうと十文字は見ています。が、「なにかあればお知らせします」だそうです。

松田:なるほど。「まぁこれは俺の勘ですけど、あっちの方もまだ解決してないと思うんスよね。たぶん裏で、もっとデカい何かが動いている気がするっス」

GM:「それについては私も同感です」と十文字は言うのだけれど、そこに早乙女が「も~う、先輩はホント心配性っスねー」と割って入ります(一同笑)「あんなもん、ガツンと当たればいいんスよ、ガツンと!」

睦月:あはは。

松田:「おめェはなぁ、もう少しモノを考えろよ!」と、ドヤ顔で言う(一同爆笑)

GM:ではそんな様子を見て、十文字はやれやれと頭をかきます。では、シーンを終了しましょう。


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