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第一話 「夜のはじまり、またははじまりの夜」05

ミドル⑱ 亡きパートナーに誓う

葛城:GM、やりたいことが。

GM:OK。ではシーンに登場してください。

葛城:(コロコロ)……108。帰ってこれるかな(笑)

師走:まぁ、大丈夫だよ~。

葛城:では、自分の婚約者の写真を前にして、「今回の事件にはFHがかかわっているようだから、もしかしたら綿貫が出てくるかも知れない。そうすればお前の仇が取れる……」

GM:かっこいいな。ちなみに場所は?

葛城:拠点にしているビジネスホテルだっけ?そこで彼女の写真を前にして。アイテムで「思い出の一品」をもっているんだけど、彼女の婚約指輪を細いチェーンを通してネックレスにします。ここで婚約者のロイスをSロイスにしたいです。

一同:おぉ~!

GM:いいですねいいですね、OKです。大切な守るべき思い出があるんだね。ではシーンを終了します。


ミドル⑲ 恋と呼ぶには淡すぎた

睦月:GM!ぼくも陽葵ちゃんに対してシーンを作りたいんだけど。

GM:いいよー。

睦月:ちょっと悩んでて……。購入判定で「ブルーゲイル」が欲しいんだ(笑)


会話の前後の繋がりどうなっているのだろう?ちなみにブルーゲイルは、侵食率と行動値が+5される使い捨てアイテムです。


GM:それを入手したいんなら、高坂のところか、アスクレピオスかな(笑)

睦月:もう~。じゃあもう一回オリンピアに付き合ってもらおうかな。

GM:購入判定をしたいの?

睦月:購入判定をしつつ、陽葵ちゃんにちょっかいを出して、その結果Sロイスになるかタイタスになるかを決めたい(一同爆笑)

GM:うーん。でもブルーゲイルは「オリンピアかみのうら」には売ってないかな。購入については、ストーリー上不自然にならないようにルールを設けたので、判定したいなら高坂のいる地下倉庫へ行ってください。

睦月:高坂のいる地下倉庫だとそんな雰囲気は出ないから、オリンピアに買い物に行く。購入するものが変わりました(笑)

GM:では登場判定から。

睦月:とりゃー(コロコロ)……よし、9だ。現在107。

GM:ここからさらに衝動判定か。……がんばれ。睦月の知る限りの情報を整理しますと、陽葵は「ちびかわ」のグッズが好き、ぐらいかな。

睦月:それぐらいか。

GM:陽葵は、「ここ楽しいからなぁ、また来ちゃったねぇ」と、楽しそうな様子です。

師走:いいねぇ。

GM:学校もあるだろうから、今は平日の夕方としましょう。

睦月:そうだな、よし。直接訊いてみることにしよう。「陽葵ちゃん、ぼくは君の事を見ていると胸がドキドキして顔が赤くなってなにも考えられなくなるんだけど、これって『愛』なのかなぁ!?」

GM:(陽葵)「(即答で)風邪かなぁ?」

睦月:風邪かぁ~!……タイタスになりました(一同爆笑)

GM:なんだか一人で暴走しているようだから、一応GMからもフォローさせてもらおうか。ちょっとタイタス化は待ってね(笑)……買い物が終わってベンチで休憩していると、陽葵はポツリと、父親が行方不明になって不安な気持ちを睦月に打ち明けます。

睦月:うんうんうん。……いま、それに関しては何も言えないんだ、ごめんね(一同笑)

師走:もっとうまく誤魔化せよぉ(笑)

GM:(陽葵)「お父さんがいつも言っていたのは、『困っている人は助けてあげなさい』ということだし、いつもそう行動していた。お父さんのことは尊敬しているから、私も、とても困っている睦月くんを、何とかして助けてあげたいんだ!」と気持ちを打ち明けます。その表情は真剣そのものです。非常に強い思い入れを持っていることが睦月には伝わります。

師走:さすが先生の娘だ……。俺の妹分(一同笑)

睦月:すごく心配してくれているんだね。

GM:そうです。あ、じゃあこうしよう。「睦月くん、アレ買おうよ!」と言って、陽葵は歩き出します。

睦月:え、何?

GM:行き先は携帯ショップですね。睦月の分のスマホを契約してくれます。

睦月:あらー、ありがとう!


なぜ高校生が単独で携帯を契約できるのかなんて、ツッコむだけ野暮ってもんです。前のシーンで睦月はすでにスマホで連絡してた?いいんです、シーンをエモいと感じられればそれで。


GM:陽葵は、電話帳に師走と自身の連絡先を登録していきます。電話番号ゲットですね。

睦月:おぉ~!これでぼくも文明人(一同笑)

葛城:名義は陽葵ちゃんになるのか。

GM:不破探偵事務所かな?

師走:事務所に請求が来るのかな?「……こんな通信料使った記憶ないよ!!」(笑)

睦月:じゃぁ……「これは『愛』とかじゃないんだな」って、相手からは庇護とかそういう感情なんだなって思って、人知れずぼくの純愛は終わりました(一同笑)……ここまでは想定通りの動きなので大丈夫です。

GM:結局タイタスにはするの?

睦月:結局タイタスにはします(笑)3倍振りで戻ってくる予定(笑)今回はそういう方向で遊びたったので。

GM:大丈夫かなぁ~?睦月がジャーム化したらキャンペーンシナリオがすべて崩壊するから、頼むよ(笑)では、シーンを終了してクライマックスに行きますか!




クライマックス:怠惰のサテュロス

GM:それでは行きましょう。夜の繁華街、ネオンサインの看板には「Bacchus」の文字が浮かびます。全員登場してください!

葛城:(コロコロ)侵食率4上がって112です。

松田:(コロコロ)5上がって99。

睦月:(コロコロ)えぇ~!10上がって117になっちゃったよ。

師走:(コロコロ)1上がって87です。

GM:はい。ではビルの地下に続く階段を降り鉄の扉を開けると、奥の方で写真で見た男が待ち受けています。八木ヨシキですね。甘い香りのする煙が充満し、何人かの若い女八木を取り巻いています。部屋の中には総勢5名の男女。眼鏡っ子・ゴスロリ・白ギャル・黒ギャルという内訳です。

一同:多いなぁ(笑)

GM:八木が言います。「よォ、素人さんがあんまり商売の邪魔してくれるなよ?大人しく手を引くってんなら、痛い目は見せねぇ。さもなければ……わかるだろう?」

松田:なーにが商売だ。ヤバい薬売って儲けてんじゃねぇよアホ!……警察手帳を見せて、「八木ヨシキ、脱法ドラッグの所持および販売に関することで、任意同行を求める」

GM:「そいつぁお断りだァ!」と言うと、八木は懐から角笛を取り出し、ぷっぷくぷ~♪と吹き鳴らします。

睦月:なんだそれ(笑)

松田:サテュロスだからね。

GM:そうして八木は、人の形をした山羊へと姿を変えていきます。Eロイス「堕落への誘い」が使用されました。衝動判定を行ってください!

一同:来たぁ~!


プレイヤーはそれぞれ衝動判定を行い、侵食率を上昇させる。なお、「堕落への誘い」の効果は、衝動判定に失敗した時点で即座に侵食率を100%まで上昇させる、という効果です。


GM:では、敵の配置です。八木はカウンターの奥の方に陣取っており、両サイドに眼鏡っ子とゴスロリがいます。少し離れて別エンゲージに、前衛としてギャルが二人。テーブルやカウンターがあるため、封鎖状態として扱います。通常の手段では通過できません。相手を越えてエンゲージを離脱する際は、【肉体】判定に勝つ必要があります。


そして、プレイヤーは少し離れたところに1エンゲージとして配置。戦いが始まる。


GM:ではセットアッププロセス。行動値16で、八木が《波紋の城塞》を使います。装甲値が上昇しました。次は?

師走:《スタートダッシュ》で、エンゲージを離れておきます。

GM:では、イニシアチブプロセス。

葛城:行動値6で、《スピードフォージ》と《神殺す刃》を使用。軽装鎧を身につけました。これで侵食率129。やべぇー。

GM:ではメインプロセス。行動値16で、八木が《魔獣の本能+サイレンの魔女》を宣言。

師走:キャラ被ってるじゃないかー!(笑)

葛城:まぁ仕方ないよ。

GM:ではPC全員に攻撃。達成値は19です。


この攻撃でのダメージは10。わずかにPCに傷を負わせ、葛城はガードしてダメージなし。


松田:こいつらってさ、ドラッグを使用して能力得てるだけなんだよね?

GM:と、推測されます。

葛城:女の子たちは、見た目変わってるの?

GM:今のところ人間の女性の姿だよ。

師走:獣っぽくなったりはしていないんだね。

松田:えっとー、ちょっと難しいかも知れんが、殺さないようにな(一同笑)

葛城:《ワーディング》って、どのタイミングでやっていいの?

GM:すでに《ワーディング》は張られています。

睦月:よし、マイナーアクションで、ちょっと離れます。メジャーアクションで「隠密」をします。

GM:なるほど。

睦月:基本的に、攻撃のターゲットになりません。ただし、範囲やシーンの攻撃は対象になります。こちらを狙う場合は、メジャーアクションを使って<知覚>判定の対決を行ってください。

GM:いいかも知れないね。では行動値9で眼鏡っ子が行動。《アドヴァイス》で、八木のクリティカル値を下げます。

睦月:うんうん、そういう系ね。

GM:では行動値7で師走の番です。

師走:面白い技を使ってくれるじゃねぇか……俺が使おうと思ってたのに!!(一同爆笑)見せてやるぜ、俺の《サイレンの魔女》を!《サイレンの魔女+振動球+破砕の音》を使います。ダメージが入れば防具が破壊されます。つまり、服が破れてしまうのだ!(笑)

睦月:エ〇い、エ〇いぞ!(笑)

師走:さらに《援護の風》を自分に使って、ダイスを増やします。(コロコロ)……達成値17。

睦月:隠密を解除して、《勝利の女神》を使用します。達成値が+6されて23。

師走:やった、ありがとう!

GM:回避は失敗。ギャルズは《イージスの盾》でガード。眼鏡っ子がオートアクションで《ディフェンスサポート》を宣言、黒ギャルのガード値を上げます。

睦月:すごい連携……めんどくせー!(一同笑)でもよく頭が回るなぁ、それ。

師走:対抗種だから、ダメージダイスを+2個。

GM:はい。ちなみに薬を使用している人はオーヴァードの扱いにしていますので、対抗種のダメージは加算されます。

師走:ダメージは(コロコロ)……21点の装甲無視!

GM:(計算中)……眼鏡っ子・ゴスロリちゃんはかろうじてまだ立っています。黒ギャルちゃんは完全にガードした!白ギャルちゃんは7点ダメージが通った。

師走:では、ダメージ通った人で防具を着ていた人は、防具が破壊されます(一同笑)

GM:(考えて)……では、青少年が見られる程度に服が破けます(一同爆笑)

睦月:これは、隠れてなんていられない!(笑)

師走:対抗種の効果で、俺もダメージを負っちまうんだ。鼻血を出します(一同爆笑)

GM:では、行動値6で葛城。

葛城:では《漆黒の拳+コンセントレイト:バロール》で、眼鏡っ子に攻撃。(コロコロ)……達成値35。

GM:一応1Dで回避コロコロ……命中です。

葛城:(コロコロ)ダメージは37点で装甲無視。

GM:ではその攻撃で、眼鏡っ子は倒れます。では行動値4で松田。

松田:じゃぁ、マイナーで《オリジン:レジェンド》を使います。チェーンジ!

一同:プロミネーンス!!(一同笑)

松田:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー+焦熱の弾丸+結合粉砕+プラズマカノン+アンプリフィケイション》で、八木に攻撃します!(コロコロ)

GM:うーんどうしようかな……。八木が倒れると終わるけど、ゴスロリちゃんが庇うと戦術が崩れるし……。

松田:達成値は23。

GM:あかん、ゴスロリが八木をかばいます(一同笑)


哀しき即オチ2コマ。


GM:一応八木は回避を試みますが、22で失敗。かばいます。

松田:ダメージは、41。

睦月:ゴスロリちゃぁ~ん!

GM:では八木はゴスロリの袖をつかむと、自分の前に立たせて盾にしました。

睦月:こいつッ!

師走:なんて下衆な野郎だ!

GM:ゴスロリちゃんは黒焦げになります。

松田:そこはこう、峰打ちでギリギリ死んでない感じで……(一同爆笑)

GM:では行動値3でギャルズの行動。マイナーで《破壊の爪》。ネイルがギュンッ!と伸びます(笑)それで、前列の2人のエンゲージに入って終わりだね。


2ラウンド目。すでに八木側の戦力は半減。GMは悪あがきを試みます。


GM:行動値16で八木の行動。《魔獣の本能+サイレンの魔女》で攻撃します。《アドヴァイス》で、クリティカル値が-1されています。(コロコロ)

葛城:あ、じゃあさっき忘れていた《孤独の魔眼》を使うよ。

GM:どうぞ。……こちらの達成値は19。

葛城:ガードします。

GM:ダメージは16。

葛城:じゃあ防いだ。


こうして手番はプレイヤー側に。睦月は待機を宣言し、師走の手番に。


師走:《サイレンの魔女》撃ちます。《疾風迅雷》も組み合わせてドッジ不可に。《援護の風》も使います。

GM:(八木)「なにィ?このオレのバイブスを超えるバイブスがあるだとぉ!?」

師走:お前にはメジャーデビューはまだ早い!(コロコロ)……達成値11。

GM:ではギャルズはガード。八木はそのまま食らいます。

師走:(コロコロ)ダメージは26点の装甲無視!

GM:全員まだ立ってる。

師走:ではまたダメージを3点もらう。

睦月:鼻血が出ている!(笑)

GM:では次は葛城。

葛城:メジャーアクションで《漆黒の拳+コンセントレイト:バロール》で八木ちゃんを殴るよ。(コロコロ)……34。

GM:回避します……(コロコロ)

葛城:なんかすげぇ数振ってるな。

GM:キュマイラ/ハヌマーンなので15Dも振れます。でも命中!ダメージどうぞ。

葛城:(コロコロ)ダメージは26点の装甲無視!

GM:まだ立ってる!

師走:じゃあ松田さん、お願いします!

松田:では、《コンセントレイト:サラマンダー+焦熱の弾丸+結合粉砕+プラズマカノン》で八木を攻撃。(コロコロ)……達成値30。

GM:(コロコロ)命中です。

松田:(コロコロ)……おおいいね、ダイス目大きい!ダメージ46!

GM:ではそれで、八木が倒れます!これで戦闘終了です。

松田:クスリなんて寒いことやってんじゃねぇ!もっと熱くなれよー!!プラズマカノーン!!

睦月:修〇造だ……(笑)

GM:ではそのキメ台詞と共に、白ギャルと黒ギャルも意識を失い倒れました。すると……階段を下りてくる靴音が聞こえます。

一同:はーい。

GM:それではですね……金色の鉄兜と胸当てをした女が現れます(笑)

睦月:なんだってぇー?(笑)

GM:顔はよく見えません。女は余裕たっぷりに拍手をしながら店に入ってきます。「お見事ね。この街にもこれだけ戦える人がいるなんて知らなかったわ。その使えない男は連れて行っていただいて結構。でも、これは頂いていくわね、もったいないもの……」女がそういうと、黒いスーツを着た一団が入ってきて、女の子たちが吐き出した緑色の石を拾い集めます。

松田:おいおいちょっと待ってくれよ。そいつはいったい何なんだ?

GM:兜の女は、興味なさそうにフッと笑って、階段を昇って去っていきます。

松田:待て!あんたには聞きてぇことがあるんだ!といって襲い掛かると?

GM:戦闘になるけど、いい?

松田:(即答で)えっと、負けロールでお願いします(一同笑)松田が女を取り押さえようとすると、バッと振り返り、手をかざすと、「ぐあぁぁぁぁああ!」ドーン!!と(笑)

師走:謎の力で壁に叩きつけられる(笑)

松田:くっそう……。

GM:楽しそう(笑)では、このシーンを……

葛城:あ、ではこっちも一言。「お前の仲間に綿貫はいるのか」と聞いてみる。

GM:このシナリオでは、これ以上この女から語られることはありません。ではクライマックスフェース終了です!


このあと、バックトラックを実施。全員生還することができました。


GM:お疲れ様でした。それでは、エンディングフェーズをやっていきましょう!


エンディング① 報告

GM:では最初は松田。エンディングでやりたいことある?

松田:さっき峰打ちにした女たちが無事なことを確認します。

GM:無事だよ。警察で保護してます。

松田:まったく、ガキどもがイキってんじゃねーぞ、もっと健全な遊びをしろ、健全な遊びを。体力が余ってんなら俺が相手になってやるから!

GM:では、次の朝、トクハンの室内にて。十文字に呼ばれます。

松田:はい。

GM:(十文字)「八木ヨシキは、神ノ浦市の裏社会で脱法ドラッグを捌く元締めでした。」

一同:元締めだったんだ!

葛城:だから羽振りが良かったんだな。

GM:「八木は、暴行と公務執行妨害で現行犯逮捕と相成りました。神ノ浦中央署に連行し、その後はジャーム化の影響で心神喪失状態で、会話もままならない様子です。ひとまずは、お疲れ様でした。……しかし、そこに現れた女の事は気になりますね」

松田:うーん。

GM:「この事件がこのまま終わるようには思えません。引き続き、気を引き締めて事態にあたっていきましょう」

松田:うぃっす。

GM:「松田くん、あなたはこの後非番です。お時間があれば、例の探偵助手さんにご挨拶でもしてきてください」

松田:あぁ、そうっスね、わかりました。じゃ、お言葉に甘えて……と言って去ります。

GM:はい、ではシーンを終了します。


エンディング② 新拠点

GM:次は葛城です。アラサーぐらいのショートボブで眼鏡をかけた地味な女が、車輪付きのスーツケースを持って近づいてきます。如月さんですね。

葛城:あんたが直接来るなんて珍しいな。

GM:それについては説明しましょう。なお、合流場所には「むきむき☆ムーン」が指定されています。

睦月:「むきむき☆ムーン」なんだ(一同笑)

葛城:まぁいいけどね、別に。

GM:シオンはUGNのイリーガルの情報屋だからね。

睦月:あぁあぁ、そうかそうか。

師走:UGN関係だからね。

GM:そういうわけで、如月からの報告です。まず警察から預かった緑色の石を持っています。押収した3種類のドラッグとこの石は、UGN日本支部の分析センターへ鑑定依頼に出されます。

葛城:はい。

GM:それから、古い雑居ビルですが、UGNの仮支部として事務所物件を借りたとのことです。

一同:おぉ~!

師走:やったじゃん!

睦月:よかったよかった。

GM:(如月)「支援グループの人員を手配していますので、引っ越しと立ち上げ作業をお願いします」ちなみに、渡された地図を見ると、空きテナントとなっていた不破探偵事務所の入っているビルの一つ上の階です(一同爆笑)

葛城:まぁ、まぁいい。

睦月:近い!ご近所さんだ。

葛城:あれ、待てよ。そうすると今回の事件の報告書は俺が書かないといけないのか。

GM:(如月)「他に人がいませんので(キリッ)」

師走:あれ、自分でやるんだ。

睦月:もう支部ないし、自分で報告書上げて自分で読むのかな?(笑)

GM:いや、如月さんの所属する日本支部・地方拠点支援グループ経由で首脳部に報告するよ。

睦月:なるほどね。

葛城:現状、この街のUGNは俺一人なんだけど。あんたはこのまま日本支部に戻るのか?

GM:(如月)「私は今回、このUGN神ノ浦支部に配属となりました」

一同:よかったー!

GM:(如月)「日本支部とのパイプ役は私がやりますので、引き続き支部の復旧にご協力をお願いします」

葛城:まぁともかく報告書だ。特に、最後に出てきた怪しい女に関しては報告しておかないとな。

GM:はい。ではそんなところでシーンを終了します。


エンディング③ 若者は歩き出す

GM:では、睦月くん。

睦月:はーい!睦月でーす!

GM:では君は、すっかり自分の城と化した、不破事務所の個室スペースにいます。

睦月:なんか、本当に申し訳ないです……(一同笑)

師走:いいんだよ。

GM:はい、もともとは師走の寝床だった場所です(笑)

師走:俺はいいんだ。ここで先生の机を守っておかないといけないからな。

睦月:あぁ~……。

GM:はい。そして睦月は自分の部屋で、今回起こったことを回想しています。ライブラリーで謎の光を見たこと。

睦月:うんうん、見たよね。

GM:命を賭して睦月を助け出した、不破とUGNのこと。

睦月:ねぇー。

GM:自分のことが何一つわからないまま、一つの事件の幕が閉じたように、睦月には思えた。……すると、コーヒーのいい香りが漂ってきます。

睦月:おっ。

GM:陽葵が、コーヒーを淹れたマグカップを差し出します。

睦月:うんうん。……ありがとう。

GM:どんな話をしますか?

睦月:どうしようかなぁ。ぼく、狙われてると思ってたんだけど、狙われてなかったんだよぉ(一同笑)


父親が行方不明になっている少女にこの話題のチョイスである。がんばれ、少年。


GM:では陽葵は、「私もまだ、何にもわからないけれど。それでもお父さんが意味のないことをするとは思えない。睦月くんは、これからも気を付けたほうがいいと思うよ」と言います。

睦月:そう、だね。……でも、いったいいつまでここに厄介になっていいものやら。

GM:陽葵は、「そのことは気にしないで」と言います。また、父親である不破の事を心配している様子ですが、それでも無事を信じているとも言います。

睦月:はっ、今なら言える……!(一同笑)「うん、無事であるといねぇ」

GM:(陽葵)「お父さんはね、筋の通らないことは絶対にやらない人だから、無理をして睦月くんを助け出したことにも、何か大きな理由があったと思うんだ」

睦月:うん。

GM:「師走くんはまだちょっと頼りないけど、きっと君の力になってくれると思うんだ」

睦月:うん。師走兄さんはすごいよ!

GM:「松田さんや葛城さんも、きっと力を貸してくれると思うから、なにか思い出せるようになるまで、無理せず頑張ろうね!」と励まされます。

睦月:あ、ありがとう。……そして、胸にあるルービックキューブ型のレガシーを、カチャカチャと揃えながら、「ぼくの記憶は、この中にあるのかなぁ」などと、ボソボソつぶやいて終わります(笑)

GM:と、ここで連続して師走のエンディングシーンにもなります。今の独り言は全部聞かれていました(一同笑)

睦月:僕の記憶はこのなかに……いや、右目がうずく……?右腕の封印が……!?(一同笑)

GM:(無視して)さて、ではしばらくすると、事件の報告のために呼んでいた乃蒼が事務所に入ってきます。

師走:あぁ、そうだよね。まぁ全部ちゃんと伝えるしかないか。報告書をまとめておいたものを渡します。

GM:はい。八木は神ノ浦市の裏社会のドラッグ売人の元締めであり、複数の若い女をはべらせていたところを警察に踏み込まれ、現行犯逮捕となりました。というのが今回の顛末です。

師走:まぁその表向きの顛末を隠しても、嘘をついたことがバレてはいけないから。それはもう正直に報告する。まぁ、傷が深くなる前で良かったんじゃないか?

GM:乃蒼は目を閉じて黙って話を聞いていましたが、目を開けると「うん、まぁいいわ。顔だけいい男なんて、遊びで充分よ!」と言います。「それよりも私は、一本筋の通った男がいいなぁ……」

師走:男のなかの男っていうもんは、そういうもんっスよ。

GM:では乃蒼は師走の様子に少し吹き出しながら、「うーん、探偵さんはまだちょっと幼いわねぇ」と言います(一同笑)

師走:まぁ、俺はまだまだ半人前!でもうちの所長は既婚者だからなぁ。

GM:「まぁまぁ。探偵さんも、もっとしっかり稼いで、またウチの店に遊びに来てね!」

師走:じゃぁ、稼げるように頑張ります!(一同笑)

GM:では、そうこうしているうちに、私服に着替えた松田と、引っ越しの挨拶にきた葛城も合流します。

葛城:では、不愛想に蕎麦を。

松田:うぃーっす!

葛城:上の階に入ることになった。

睦月:よろしく!

師走:あ、松田さん。今度お店連れて行ってくださいよ~!

松田:あぁん?おれはそういう店は、ちょっと苦手でなぁ……。


ワイワイと盛り上がる、奇妙な縁で知り合った四人の男たち。

その先に何が待ち受けるのかはまだ誰も知らない。それでも事件の解決を祝って、今は小さな勝利の余韻に浸るのであった。


―――――次回に続く。


<次回予告>

 最近なにかと騒がしいこの街で、一人の男の死体が発見された。

 全身に刃物で切り付けられたような傷がつき、見るも無残な姿であった。

 警察は捜査本部を立ち上げ、事件の真相究明に挑む。そこには、正義の魂に燃える若き刑事の姿もあった。この街の平和は俺が守る!あらゆる闇を振り払い、正義の光で美しき神ノ浦を照らすのだ!


ダブルクロスキャンペーン・ギガントマキア第二話 「神ノ浦に死す」

刑事は歩き続ける。真実をつかみ取るために。


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