第一話 「夜のはじまり、またははじまりの夜」04
ミドル⑫ 初デート(?)
GM:では次のシーン出たい人。
睦月:他にいなければ、オリンピアに行くよ~。
GM:はい、ではどうぞ。シーンプレイヤーは睦月。
松田:オリンピアって、商業施設?
睦月:そう、すごいでっかい商業施設。陽葵ちゃんに「一緒に行こう」って言われて、なんかこう……心が昂って、「これが、『好き』ってことなのかなぁ」って……(笑)
師走:自分の気持ちを再確認したんだね。
睦月:そう、ロイスが「純愛」だったから。
葛城:さっきあんな事(護衛の件)を伝えたけど、このシーンは同行しない(一同笑)。連絡あったかも知れないけど、「すまん、こっちも用事があるんで」と言って。
GM:侵食率的な事情もあって……(一同笑)
松田:俺も、特に同行する理由はないからなぁ。
GM:じゃあ二人でデートかな?
師走:ここは二人の方がいいでしょう。
睦月:じゃあ、「かわうそのマスコット」だっけ?何を買いたいんだっけ(笑)
GM:「『ちびかわ』のグッズ」だね。
睦月:じゃあぼくは、エピソード記憶はないけど、そういう物の記憶は残っているはずだから……「わかっているよ、『ちいかわ』ね?」
GM:この世界では「ちびかわ」です(笑)
師走:その名前を言ってはいけないのだ。
睦月:こ、これでしょ?電気ネズミのやつ……(一同爆笑)
葛城:それ、ピ〇チュウやろ(笑)
睦月:では、ちびかわをさがして商業施設内をぶらつきます。
GM:OK。では睦月は陽葵に連れられて「オリンピアかみのうら」にやって来ました。
睦月:(元気に)登場~~!!ドキドキするぜぇ~(コロコロ)9も上がったぜ~!76だぜぇ~!
ワイルドだろぉ~?(録音を聞き返して筆者は思った)
GM:では、オープニングイベントをやっています。人がいっぱいです。
睦月:やた~!人がいっぱいだぁ!
GM:そんな中で、撮影機材を携えた一団を見つけます。カメラに向かって、若い女がノリノリでしゃべっている様子が見て取れます。インタビュー撮影をしているようだね。
睦月:では、いろんなところに目配せをしながら、「陽葵ちゃん、はぐれないようにっ」と、てをこう!(握る動作)
GM:そういう甘酸っぱいのは、良い感じにやってください(笑)ちなみに陽葵はそういうの全く照れない性格のようだね。
睦月:素晴らしい。
GM:そして陽葵は、「ねぇねぇ睦月くん。あの人、『あるてみ』ちゃんじゃない?」と言います。
睦月:ええと、ぼくはその人のことについて知っているんですか?
GM:スマホを持っていれば、web百科事典に載っている程度の有名人です。神ノ浦市で活動する人気ビデオストリーマー。街のスポットを紹介したり、街の人にインタビューしたりする番組「神LOVE☆TVあるてみちゃんねる」は、登録者数10万人を超える人気コンテンツとなっています。
睦月:おお、凄い凄い!
師走:凄い。
GM:本名非公開、自称20歳の女性です。で、その「あるてみ」がこちらに近寄ってきます。
睦月:おっ。もしかして、インタビューされる?
GM:されますね。はじめは陽葵に、「このイベントはどこで知ったんですか?」とか、「何を楽しみにして来たんですか?」とか質問している。陽葵は「『ちびかわ』のグッズを買いたいんです」などと答えています。
一同:うんうん。
GM:睦月にもインタビューします……。「お二人は付き合っているんですかぁ?」とか(笑)
睦月:「まだ」です!(一同笑)でも、これから予定はあるかも知れません!
GM:と、言おうとすると、陽葵がバッサリ「違いまーす」と言うよ(一同爆笑)
睦月:「違いまーす」かぁ。……では、ここで関係性が変わります(一同笑)
GM:心弱すぎだろ(笑)
睦月:もう!じゃあ3回ぐらいは耐えよう。1回分ダメージが入った。
GM:陽葵には、まったく悪気はないようだけどね。では、そんな感じでインタビューは終わります。そして撮影の一団は去っていきます。そして、睦月にはなんだか小さな光が浮いているのが見えました。
睦月:出た!……これはあの気絶した施設に連れて行った奴に違いない(笑)
GM:懐かしいような感情を覚えたところで、シーンを終了します。ちなみに、ちびかわグッズは無事買うことができました(笑)
ミドル⑬ 接触
GM:では次のシーンです。出たい人?
師走:はい。八木ちゃんの事を調べたいので、「バッカス」や「アスクレピオス」といったお店の周囲をうろうろします。
GM:なるほど。では、シーンプレイヤーは師走。「アスクレピオス」にやってきたことにしましょう。
松田:アスクレピオスって何処だっけ?
師走:八木ちゃんがよく行くタバコ屋。
松田:では、偶然出会ったことにして登場します。(コロコロ)……1上がって65になりました。
師走:わたしも1。1上がって70になりました。
睦月:おお素晴らしい!さっきから9とか10ばっかりしか出ないんだよねぇ。
GM:はい、では昔ながらの書体で「たばこ」と書かれた窓口があります。
師走:(松田に)今回の私の調査対象が、このお店によく来ているんですよ。なかなか進まなくて、良かったら一緒に話聞いてもらえないですかね?
松田:ああ勿論だ。俺もちょっと思うところがあってな。
師走:そうっスか。ではここはお互い協力関係ということで。ではタバコ屋さんに入ります。
GM:不愛想な老店主が座っています。
師走:じゃあここは、少し買った方がいいのかなぁと思いながらきょろきょろします。
GM:「欲しいタバコは番号で言えよ」と声を掛けられます(一同笑)
師走:こ、コンビニみたいっスね。
松田:えーと、じゃあ……(ダイスを振る)6番だ。1つくれ。
GM:あ、いまタバコって1箱いくらぐらいするの?
松田:449円。
師走:500円しないぐらい。
GM:では、「500円だよ」と店主が言って、タバコを1箱買いました。
師走:ちょっと教えて欲しいことがあるんスけど……。
GM:店主は黙っています。
師走:じゃあスマホで、(八木の画像を見せて)「この人知らないっスかねぇ?」
GM:店主は不愛想に「知らねぇ」と言います。
師走:よく来るって聞いたんですけどねぇ。
GM:「知らねぇなあ」と重ねて言います。
師走:(困って)そうっスかぁ……(一同笑)
葛城:ここはイージーエフェクトの使いどころでは?
師走:そうだ、私は嘘をついているとわかるんですよ。イージーエフェクト《真偽看破》を使います。
GM:おお、面白いですね。この人、嘘をついています。
睦月:あぁ~!
師走:嘘はよくないっスねぇ。本当のこと話してもらえないっスかねぇ?
GM:そうやって詰め寄っていくと、「……今日は閉店だ」と言われ、店外に追い出されてシャッターを閉められます。
松田:ちょっと待ってくれよ、と言って警察手帳を見せます。
GM:ではそれは、間に合いませんでした。
一同:あぁ~!
師走:ではシャッターをバァンバァンと叩いて、「おい、待ってくれよぉー!おーい!」(一同笑)
GM:(笑)中から反応はないね。
師走:ここはちょっと騒ごう。
GM:はい、では好きなだけ騒いでください(笑)
師走:では好きなだけ騒いで、ちょっと迷惑がられて、帰る。
松田:ちょっと話を聞きたいんですけどねぇー。
睦月:これは、敵側ってことなのかな?
GM:では明らかにしていきましょう。いったんシーンが終了して、直後にマスターシーンです。老店主は誰かに電話をかける。「俺だ。探偵だか刑事だか、知らねえ奴らが嗅ぎまわってる。」という会話。そしてシーンが終了します。こっちの動きが相手方にバレた、といったところですね。
ミドル⑭ 現場百回
GM:ではここらで状況を整理しましょう。まだ調べていないことが2点ありまして、ひとつは「ビル放火事件」について。これをまだ誰も調査してません。
師走:そうだね、明確には調べてない。
GM:それからもうひとつ、「脱法ドラッグ」について。これもまだ誰も調べていません。これらの情報項目が残っています。
葛城:それでは、UGNのビルに行ってみるか。
GM:ではシーンプレイヤーは葛城。登場してください。
松田:じゃあ俺も出ようかな。
葛城:(コロコロ)……うわ、8上がった。
睦月:なんだかさ、中間がないよね。
松田:登場。(コロコロ)……9増えて侵食率は74になりました。
葛城:8増えて75です。
睦月:なんだ、二人ともまだぼくよりも下じゃないか(笑)
GM:では、刑事とエージェントで。このあたりの人たちに聞き込み調査をすることができます。まずわかることは、このビルには、感染症の研究機関を支援するNPO法人「日本感染症守護者協同組合」という組織が使用していたそうです。
葛城:怪しい(笑)
睦月:これ、UGNのカヴァーなんじゃないの?
葛城:それにしても、もうちょっとマシなネーミングはないのか……。
GM:では、<情報:噂話>で振ってください。
松田:(コロコロ)……7。
葛城:(コロコロ)……11。
GM:じゃあ全部の情報を引き出した。近所のおばちゃんによりますと……(笑)、「所長のオボロさんはねぇ、子供好きな人でね、よくそこの運動場を開放して、一緒にサッカーなんかやってたのよ」
葛城:ほうほう。
GM:(近所のおばちゃん)「それからね、市役所の福祉部門の人が来て、立ち入り検査をやってたみたいよ。何かあったのかしらねぇ」だ、そうです。ということで、「放火事件に関する目撃情報などが出てこない」ことがわかりました。
葛城:う、うん。あんな結構な大事件なのに。
GM:こっちから出せる情報としては以上です。
松田:情報が出ないということが、今回得た情報だな。あんな大ごとがあったのに、誰も話題にしない……。
GM:もちろんこちらから訊ねたら、「火事あったわねぇ、怖かったわぁ」ぐらいの話は出てきます。
葛城:消防署の方に行くと、何か情報出てくるかな?現場の人に話聞くとか。
睦月:同じじゃない?
GM:んー。同じ結果になるかな。
松田:爆発そのものは不審なものじゃなくて、単に不破さん達があそこでドンパチしたというだけ?
GM:今わかっている範囲では、そう。
葛城:で、話の流れから考えると、FHの仕業じゃないか、ぐらいか。
睦月:FHセル『傲慢のアレス』は、次回のシナリオでわかるでしょう。このシナリオでは、ドラッグの蔓延と、金髪の兄ちゃんとタバコ屋の爺ちゃんをなんとかして一区切りってところじゃないかな。
葛城:では、このシーンはこんなところでいいかな。
GM:はい、ではシーンを終了します。
ミドル⑮ 背伸びしたい年頃
睦月:うーん、このままだとクライマックスに出るモチベーションがなさそうだぞ……。
GM:がんばえ~(笑)
師走:じゃあ、おネェちゃんのいる店行く?一緒に。
睦月:ドラッグについて調べに?うちらあんまり関係ないじゃん(笑)
師走:そうだけど、お店に行くとなにか引っかかってくるかなって思って。
睦月:うーん。(突然)「おネェちゃんのいる店に行けば、ぼくの記憶が戻るかも知れない!(一同爆笑)」
師走:社会勉強だな(笑)まぁ、入れないかも知れないけど。
GM:二人とも松田に会ってるし、彼がドラッグについて捜査していることも知っている。だからそれに協力するっていう気持ちも持っていていいんじゃないかな。
師走:ではクラブ「ノエル」に行きます。
GM:では入店するには、調達ポイント1点を消費してください。ない場合は調達判定で目標値10に成功してください。
睦月:「コネ:手配師」を使います。2人分払いたいんだけど、目標値は?
GM:じゃあ20で。
睦月:20かぁ。よし、不破のタイタスを昇華!ダイスを10個増やします(一同笑)
師走:タイタス使う場面なのかよ(笑)
睦月:そうだよ!(笑)
師走:先生が後ろで、「男には行かなくてはいけない時がある」とか言ってそう(笑)
GM:依頼人のための行動だからね、タイタス昇華でもいいんじゃないかな。
睦月:ぼくは<天性のひらめき>を使って調達をする!……まずは登場しないといけないよね?
GM:変則だけど、成功したら登場でいいよ。
睦月:(コロコロ)……34!小切手のようなものを2枚持って……「行こう!」(笑)
GM:では不思議な力でお金を手に入れ、ノエルに入店することができた。
師走:いいか、これも依頼人のためだから!(笑)
睦月:そうだよ、依頼人のためだよ!
後ろめたさのせいで、かえって発言が嘘臭くなるケースに思われる。
GM:よしじゃあ、タイタスまで切って頑張って睦月にはご褒美をあげよう。<知覚>で振ってみてください。
師走:あ、そうだ。まずは登場しないとだね。
GM:そうだね、ではまず登場判定してください。
師走:(コロコロ)6上がった!
睦月:(コロコロ)8上がった!……<知覚>で判定。
GM:はい。睦月のみどうぞ。
睦月:こんな悪だくみをする兄ちゃんは慕情という感情ではないな、師走をタイタス化します(一同爆笑)
GM:なんか可哀そうだから一応言っておくと、これはフレーバーのシーンだからそんなに頑張らなくていいよ(笑)
睦月:そう?(笑)じゃあ昇華はしないけど、タイタス化はしておく。慕情ではなく、いっしょに悪だくみをする面白い友達になっているから。じゃあ知覚判定しまーす(コロコロ)……7!
GM:では、あなたの記憶にある人物がそこにいました。さて、誰でしょう?テレビに映っていた市長さんが、席に座っているのに睦月は気が付いた。
睦月:ほぉ~。市長さんねぇ。
師走:確か男性だったような。
GM:そうですね。市長も一応パーソナリティーを作ってあるから、今回はあまり関係ないけど読み上げます。願成寺天命さんです。
睦月:かんじょうじ、てんめいさん……。
師走:すごい名前だなぁ。
GM:この人は神ノ浦市の市長を7期務める街の名士です。
睦月:すっげぇ(笑)
GM:63歳。市政および街の経済界に大きな影響力を持っています。そんなキャラだね。なので、代議士さんや開発会社の社長と並んでテープカットなんかをしていた訳です。というフレーバー的なお話なので、タイタス切らなくていいからね(一同笑)
睦月:(笑)わかりました。
GM:では、二人が着席すると、指名を受けた乃蒼がやってくる。……未成年がこんな所来ちゃダメじゃないだろうか(笑)
師走:お、俺たちハタチ超えてますから。
GM:ではここで情報収集シーンにしちゃいましょう。ドラッグについて話を聞くことができます。<情報:噂話>ね。
睦月:ぼく、そろそろ100%超えるから、ちょっと待っておく(笑)イザとなったら《勝利の女神》使うから!
GM:では師走。今回は達成値が高いといいことあるかも知れない。
師走:(コロコロ)……いい目出てる。20!
GM:目標値ぴったりですねぇ、よくできました!
一同:おぉ~!!
GM:では、二人と乃蒼が脱法ドラッグについて話していると、黒服の従業員がやってくる。「俺、それ知ってますよ」と語り始めます。
睦月:かっこいい、黒服!
GM:(黒服)「繁華街に、『アスクレピオス』っていう輸入タバコを扱ってる店があるんスけど、ここでなんと(溜めて)……買えるんスよ」(一同笑)
睦月:はっはっは。
GM:そんなもん知ってるという顔をしているな(笑)
師走:(乗っかって)あそこそんなものを扱っていたのかぁ~!どうも胡散臭ぇ主人だと思っていたんだぁ!
GM:(黒服)「で、俺の知ってるところでは、主に流通している薬が三種類。」
ドラッグについては次の通り。
『ワイルドシング』……一時的に多幸感を得られる。毛深くなったり、爪が早く伸びるようになる副作用がある。
『スタートリップ』……一時的に酩酊状態になる。強い快感を得るが、効果が切れると反動で鬱状態になったりする。
『アインシュタイン』……一時的に覚醒状態になる。記憶力や集中力が向上するとされる。
GM:ということです。いずれも脳に作用するドラッグってことだね。
師走:凄いじゃん。
GM:そして黒服は声をひそめて、「それから、これはまだあまり知られてないんスけど、『デボアホープ』と呼ばれる、メチャヤバなクスリがあるんスよ」
師走:それも、手に入るのか?
GM:(黒服)「俺も見たことはないんスけど、先輩の話では『飢餓状態をもたらし、一時的に身体が伸びたり膨らんだりする』らしいんスよ」
師走:それはもう、薬の域を超えてるなぁ。
GM:「あくまで噂っスけど、なにやら怪しいウィルスを仕込んである、っていう話なんスよ」……といった情報がわかりました。
師走:なるほど。これは松田さんにすぐ伝えないとなぁ。
睦月:体内にあるレネゲイドが疼き出す(一同笑)
師走:じゃぁ、途中経過だけ乃蒼さんには伝えておこう。まだ調べてるところだけど、もしかしたらヤバいかも知れない、と。
GM:ではそうしていると、師走は足に冷たさを感じます。誰かが飲み物をこぼしたようだね。
師走:あっ、だ、大丈夫大丈夫!自分で拭くからいいよ!
GM:こぼしたのはお客さんの中の一人です。睦月は、さっき市長の席にいた人物だと気づきます。
睦月:あら。なるほど?
GM:その男はお詫びと言って、クリーニング代を手渡してくる。名刺も貰えます。風間賢馬さんという人です。「神ノ浦市立大学」の客員教授の肩書になっています。
師走・睦月:おぉ~。
師走:お偉い先生なんだ。
GM:はい。学者さんですね。
睦月:ちょっと、これもしかして、願成寺天命に繋がる名刺を手に入れちゃったんじゃない?
師走:ロイス取っておこうかなぁ。
睦月:いいんじゃない、いいんじゃない!?ぼくはもう枠いっぱいだから取れないけど(笑)
GM:ではそんな、大学の先生と知り合ったイベントでした。
師走:はーい。
睦月:「でも、なんか、すごいいやらしい格好の人ばかりいるんだね」って(笑)
GM:そう、二人は思った!……場違いであると(一同爆笑)
師走:きっとだんだん気まずくなるね(笑)ちょっと早かったかも知れないなっ!
GM:では二人はもう一つ気づいた。この店は長くいればいるほど、料金がかかるシステムであることを!
睦月:あ、でもこの調達ポイントは使い切りだし、いくらでもお金かけるから!(笑)
師走:じゃあ相当豪遊して、場違いなくらい使って、お酒飲ませて。
睦月:そうそう、女の子に奢って。
師走:で、(睦月に)「なんか……凄かったなぁ!」(笑)
睦月:うん、楽しかった!でもぼくの記憶は戻らなかったよ(一同笑)
GM:むしろ記憶なくなる方だね(笑)では、乃蒼が可愛く「じゃあ探偵さん、引き続きよろしくね!」と言って、シーン終了です。
睦月:(満足げに)いいシーンだったわぁ~(笑)
マスターシーン:夜の獣
GM:ではここでマスターシーンが始まります。が、宣言すれば登場可能です。
睦月:宣言すれば登場可能!?
GM:はい。その場合はその人のシーンとなります。
夜、繁華街で派手な格好をした若者二人が、サラリーマン風の男にドンとぶつかる。その男は怒りで顔を真っ赤にして、一つ舌打ちをする。ポケットからカプセルを取り出すと、飲み込む。男は体高2メートル程の二足歩行の獣の姿へと変わる。
睦月:やばいやばい!(笑)
GM:その獣は若者たちの方へ歩いて行って、その肩に鈎爪の生えた手を置く。
松田:ではそこで登場します!
師走:おっ!
睦月:危なかった~(笑)
松田:(コロコロ)9増えて侵食率83です。
GM:では人型の獣は、理性を失った様子で松田の方に振り向きます。
葛城:こっちも登場します。(コロコロ)……あっ9上がった、84。
睦月:うちらが高級クラブで豪遊している間に……。
師走:まさか裏ではこんなことが(笑)
松田:そんなこったろうと思ったぜ。《ワーディング》を展開します。
GM:では戦闘になります!
第1ラウンド。葛城は《神殺す刃》で軽装鎧を展開。《コンセントレイト:バロール+漆黒の拳》で攻撃。獣は《獣の力》で葛城に反撃するも、ガードしてノーダメージ。松田は《オリジン:レジェンド》を使用して、その姿を変える。
松田:チェーンジ・プロミネーンス!(一同笑)
睦月:全力だ!(笑)
師走:見せ場、見せ場(笑)
変身した松田は《コンセントレイト:サラマンダー+焦熱の弾丸+結合粉砕》を放つと、獣は倒れる。
GM:男は人間の姿へと戻ります。松田の攻撃した箇所からは肋骨が飛び出し、血がダクダクと流れています。ひどい火傷も負ったので、このままでは死にます。
睦月:あ、こいつドラッグによって姿が変わっただけで、ジャームじゃないんだ!
葛城:とりあえず応急手当しないと。
睦月:回復手段持ってた!良かったねぇ。
GM:HPの回復手段があればこの男は助かります。
葛城:じゃあ応急手当キット使うよ。
GM:では一命をとりとめました。なお、この現場を誰かに目撃されたか、<知覚>判定を行うことができます。
松田:《ワーディング》は張ってたから、大丈夫だとは信じたい。
葛城:一応、振ってみよう。(コロコロ)……5。
松田:(コロコロ)9。
GM:9ならわかるね。では「ワーディングを張っているにもかかわらず」、人が走り去る足音が聞こえました。
睦月:この街はもう、ダメだ!(笑)いろんな人がドラッグに手を出してワーディングが効かない。
松田:じゃあ足音を追いかける。
GM:すると一瞬、ギターケースを背負った姿が見える。追いかけると行き止まりで、人の姿はありませんでした。
松田:ギターケース……あいつか。
GM:それからもう1つ。倒れた男の口から、翡翠のように緑色に光る石が排出されました。
葛城:拾ってみよう。
松田:これは証拠として押収しよう。手に取ったからといって、なにか起こるわけではない?
GM:特になにも起こらないね。
葛城:警察で調べるか、UGNで調べるか……。
松田:いまUGNは壊滅状態だからなぁ。ひとまず十文字さんに見せて、そこ経由でUGNに送ってもらおうか。
GM:ではシーンを終了します。
葛城:あとロイス枠二つ、早くなんとかしないと……(一同笑)
ミドル⑯ 仏のヒトさん
GM:つぎのシーンは十文字に報告かな?連続になっちゃうけど、シーンプレイヤーは松田でいきましょうか。登場してください。
松田:はい。(コロコロ)……4上がって、侵食率は94になりました。
葛城:私も。(コロコロ)……5上がってぴったり100。
GM:では、トクハンのミーティングスペースに十文字がいます。「なりほど、話はわかりました」十文字はノイマン/ソラリスのクロスブリードのオーヴァードです。脱法ドラッグの服用により、身体に変異が起きたのではと推測しているようです。
睦月:おぉ~。
GM:「ドラッグ自体に、レネゲイドウィルスに類する成分が仕込まれているのかも知れませんね」と、十文字は言います。これは黒服のあんちゃんの話とも合致します。
一同:うんうん。
GM:また、品物の所持自体は、違法となっていません。だから脱法ドラッグと呼ばれるわけだね。販売するお店も特定出来てきた。アスクレピオスだね。警察として圧力をかけていきましょうと、十文字は言います。
葛城:うん。
GM:で、先ほどのシーンで変異したおじさんも助かっているので……。早乙女が部屋に走り込んできます。彼の捜査によると、ドラッグが道端で無料配布されている事例が確認されたとのことです。
松田:無料配布?
葛城:とりあえず、1回は使わせようということでしょう。
GM:みゆき通りや栄通りといった繁華街がありまして、そこから一本路地裏に入ったところで声をかけ、無料で渡すようです。依存性があるので、2回目来た時に料金を取っているようです。
松田:なるほど。あくどいことをしやがるぜ。
GM:そして、十文字によると、防犯カメラの映像や、売人・購入者などからの証言により、八木ヨシキなる人物が捜査線上に浮かんできたようです。
睦月:出た!……そりゃあ金回りがいいわけだ。
GM:生活安全課に、未成年に対する強制わいせつの疑いで1件相談があるようで、その線でまずは任意同行を求めていく方針とのことです。……で、十文字が「おや、その石は何ですか?」
松田:かくかくしかじかで、ブッ飛ばしたそいつが吐き出したものなんですけどね。
GM:(十文字)「わかりました。ひとまず鑑識に回してみて、詳細な解析はUGNにお願いしましょうか」というお話になりました。
松田:あとは、アスクレピオスへの強制捜査となったら同行しようかな。
GM:はい、ではこのシーンを終了します。
ミドル⑰ 挑戦状
GM:では強制イベントが発生します。師走くん、登場してください。
師走:はい。(コロコロ)……侵食率は86に上昇。
GM:では、不破探偵事務所です。
睦月:登場しちゃおうかな?
GM:どうぞ。
睦月:(コロコロ)師走兄さん!侵食率が10上がったよ!(笑)ぼく、98。
師走:よかったな、睦月ィ(笑)
GM:では陽葵が、事務所の入っている雑居ビルの階段を駆け上がり、2階部分の事務所に入ってくる。「ねぇ師走くん、これ見て」
師走:ん?
GM:お手紙のようですね。封書で、差出人は「サテュロス」とある。
師走:サテュロス……聞いたことねぁなぁ。まぁいいや、開けてみよう。
GM:中身はこうです。「拝啓 名探偵殿。最近オレたちの周りをウロチョロと嗅ぎまわっているようでご苦労様。真実を教えて欲しければ、明日の夜にクラブ・バッカスへ来い」と。
師走:……だってさ!こりゃぁ、行くしかねぇなぁ。睦月は陽葵と一緒に待っていてくれ、危ないからな。
睦月:いや、ぼくも行くよ!なんか、やらなくてはいけないことがあるような気がする。あと、もしかすると、ぼくの記憶そこで戻るかも知れない。
師走:そうか。念のため、刑事さんたちにも連絡を入れておこう。「このヤマは俺たちが解決するから大丈夫」って(一同爆笑)
GM:師走くん、調子こきすぎ問題(笑)
師走:こんな手紙が来た。これは探偵として独り立ちするための最初の試練だ。俺と睦月で解決するんだ!(睦月に)もしもの時には、フォローを頼むよ。
睦月:ぼく、普通に二人にメッセージ送ります(一同爆笑)
熱い探偵魂を発露する師走と、現実的に情報共有する睦月。しばし、PC間でやりとりした内容が話し合われる。
葛城:あ、GM!さっきのシーンで、十文字さんにロイスを結びます。
GM:はい、わかりました。
睦月:GM!陽葵ちゃんが師走くんに声をかける時の様子というか、「この子師走くんの事好きそうだな」といった感じってわかりますか?
GM:なるほど、お教えしましょう。弟みたいに思ってる様子です。
睦月:弟みたい、そうかぁ!(一同笑)よし、あれは違う、まだ大丈夫だ、いける。ロイスにダメージは入らなかった(笑)
陽葵との関係に三回ダメージが入るとタイタス化します。
葛城:お互いがお互いを下だとおもっているのか(笑)
睦月:そうそうそう(笑)
GM:はい、そして流石に陽葵も、心配そうに「くれぐれも気を付けてね」と声をかけてきます。
睦月:ええと、「陽葵さん、大丈夫です。ぼくがついています!」
GM:では陽葵は、一瞬間があったあとに、「……うん。」と言います(一同爆笑)
睦月:これどっちだぁー?ダメなのかなぁ(笑)今のところ1点だけダメージ(一同笑)
GM:さて、もうクライマックス前なので、GMから別のシーンはありません。やりたいことがある人はやってください。
葛城:ロイスを睦月に結んでおきます。有為を表に出しておく。
GM:今回は初回だしOKなんだけど、今後は登場シーンの中でロイスを結ぶようにしてね。誰とどのタイミングで結んだかによってストーリーに影響するシナリオとなる可能性があるので。
松田:シーンに登場するほどでもないけど、「ガキのうちは無茶するのも結構だけど、そいつをフォローするのも大人の仕事だよな」と言って、バイクに跨ります。
師走:俺は松田さんにロイスを結んでおくよ。さっき一緒にアスクレピオスに行ってくれたから。あと大学教授の風間さんにも。
葛城:あの薬って、ゲットできていれば自分たちが使ってボーナスもらえるんだろうか?ペナルティもありそうだけど。
こうして、小休止をしつつロイスを結んだりして、クライマックスシーンへの準備を整える一同であった。




