表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/26

第一話 「夜のはじまり、またははじまりの夜」03

ミドル⑤ ライブラリー


睦月:では、次のシーンをもらおう。

GM:はい、どうぞ。

睦月:ここは、借りている寝室。ベッドの上で、ルービックキューブ型のペンダントをいじりながら、「『憂鬱のヘスティア』という言葉がすごく気になるから調べたいなぁ」と言うシーンを作りたいです!(笑)

GM:わかりました、登場してください。

睦月:とぉう!(コロコロ)……10上がった!

GM:ではちょっと場面変えます。睦月は、自分の心細い気持ちを抱えながら、街を歩いています。

睦月:はい、では街を歩こう。

GM:港の近くに残る、旧市街地です。石造りの倉庫のような歴史的建造物が残っているような、そういう街区。この街は、昔は翡翠や農作物の積出港として発展した経緯があります。観光地の「小樽運河」をイメージするとわかりやすいかも。

睦月:あぁ、なるほど。

GM:では、そこで睦月には、空中に浮遊する不思議な丸い光が見えます。

睦月:UFOとか、様々なものを予測した……。ホタルかなぁ?

GM:光は、人が歩くぐらいの速さで遠ざかっていきます。

睦月。お、よし、ついていこう。

GM:光は、とある建物の中に入っていきます。

睦月:入ろう!

GM:かつては図書館として、そして現在は市の資料館として利用されている建物です。通称「神ノ浦ライブラリー」と呼ばれています。

睦月:神ノ浦ライブラリー……。

GM:はい。入場無料で、中には誰もいません。観光案内のパンフレットなどが置かれています。

睦月:お、ではそれを一部もらった。

GM:あとは、でかい本棚があって、本がたくさん収められています。


ここでGMの特別ルール説明。

睦月に限り、この場所で<情報:ライブラリー>という技能を使用できる。光に導かれて1つの本を手に取ると、頭の中にイメージが流れ込んでくる。主に、この街で過去に起った出来事などを調べることができる。達成値が高ければ、内容はより詳細になる。


睦月:お、<情報:ライブラリー>来た。なるほど。

GM:なお、調べる内容によっては、GMの仕掛けた罠にはまる場合もあります(笑)なにを調べるかは宣言してね。

睦月:『憂鬱のヘスティア』については調べられますか?

GM:調べられ……ません!街の出来事ではないから。

睦月:そうですよね……では調べたいこともない……。なにか、凄い素敵なところにたどり着いた。

GM:「自分の記憶がなくなった理由」とかは、調べられ……

睦月:(食い気味に)それだ、それだぁ!(笑)……自分の記憶がなくなったことについて、調べられるの?

葛城:自分が何故あの場所にいたか、とか。

睦月:そうだね、そのあたりを調べないとねぇ!

GM:なお、技能判定ではあるんだけど、GMとしては「これ、わかったほうが面白くなるかも?」という情報を渡すためのギミックだと思ってくれれば良いです。

睦月:なるほど。では「自分の過去について」を調べたいんだけど、いけますか?

GM:もう少し具体的にできる?過去についてだけだと「覚えてません」という返事になってしまうので。

睦月:うーん、ええっと……「UGNにおける、ぼくの実験の記録」(一同笑)……じゃなくて、「なんでぼくはあの場所にいたのか」……

GM:いいよいいよ、罠踏みそうになってる(笑)

松田:じゃあ、「あの建物はなんなんだろう」とか。

睦月:あの建物については想像ついているんじゃないですかね。UGNという人たちがいて、そこに匿われていた。だから、「自分が狙われている理由について」が知りたい!

GM:OK!見事に罠を踏み抜いたので、睦月は気絶してシーンが終了します(一同笑)

睦月:やったー!(笑)「ぼくは……ぼくは……えっと……うわぁぁあああああ!!!」……真っ白になりました(笑)……気が付いたらどこにいるんだろう?

GM:1時間ぐらいしたら、市の職員さんが見回りに来て事なきを得ます。

睦月:はーい、了解です。

GM:ではシーンを終了します。


ミドル⑥ バッカス


GM:では次のシーン……

師走:はい!ではバッカスに行きますよ。

GM:OK。では登場してください。

師走:はーい。(コロコロ)……9上がった。侵食率55。

GM:では手がかりを頼りにバッカスまでやってきました。「休業日」となっております。

師走:うーん……(苦笑)では、あたりをぐるぐる回って、お店のことを知ってそうな人を探します。

GM:今は日中で、このあたりはあまり人の気配はありません。

師走:ではおもむろにお店の扉に手をかけ、ガチャガチャしてみよう。

GM:鍵がかかっています。

師走:じゃぁ……窓とかないですかねー。

GM:そんな感じで色々探すなら、<知覚>で振ってみよう。目標値バカ高くしています、頑張ってください(笑)

師走:では、《援護の風》を使います。

睦月:おぉ、バカ高くした!

師走:ダイスを増やして……。何かBGMが流れて、気分が上がりながら知覚します。

GM:どういう原理なんだろう(笑)

睦月:スマホの音楽かけて、「アゲアゲ~♪」ってなるんでしょう(笑)

師走:ではイヤホンをつけて。(コロコロ)……クリティカルせず。6。

GM:ざんねーん!名探偵とはならず(笑)

師走:うーん、何も見つからないなぁ。やはり先生みたいには、上手くいかないか。と思って、諦めて帰ります。

GM:では、シーンを終了します。


ミドル⑦ オリンピアかみのうらOPEN!


睦月:これでシーンプレイヤー一周しましたね。今の感じで続けますか?それとも何かイベントが起こる?

GM:そうだね、じゃぁここらでイベントシーンにしよう。睦月、登場してください。

睦月:はーい。(コロコロ)……10!このダイスはダメだ!(笑)侵食率54。追いついたよーみんな。

GM:では次の日の朝。今の生活にも少しずつ慣れてきたところです。

睦月:ぼくは、自分を探しに街に行ってくるよ……と、また出て行こうとする(笑)

GM:このシーンは事務所内です(笑)陽葵がコーヒーを淹れてくれます。それでなんとなーく二人でテレビを見ている。テレビでは地域のニュースが流れていて、駅直結型複合施設「オリンピアかみのうら」のオープニングセレモニーの様子が映されています。

睦月:ほぉ~。

GM:駅ビルには商業施設、上層階にはホテル、駅ロータリーの周囲は庭園になっていて、敷地内には行政の合同庁舎までもが併設されているという、大規模な施設です。さらにはタワーマンションが2棟、幅の広い歩道橋で接続されています。画面には初老の神ノ浦市長、それから若めの代議士、そして開発会社の社長だという、これまた若い女性が並んでテープカットを行っています。

睦月:うん。

GM:陽葵はそんな様子を見て、「ねぇ、このお店、『ちびかわ』のグッズとか置いてるかなぁ?行ってみたい!」などと言い出します。

睦月:売ってるんじゃないかなぁ。行ってみようよ!……暇だし(一同笑)

GM:では、そんな約束をしました。ここでシーンを閉じます。

睦月:では陽葵さんに対して……一緒に買い物に行くぐらいの仲になったんなら、ここはロイスを結ばなきゃ。

GM:OK。陽葵は大変に面倒見のいい性格をしております。

睦月:ぼくの記憶のことも考慮して、いろいろ引っ張ってくれているのかな?

葛城:あ、さっきの葛城の話しからして、睦月のことを守らねばならないので……。睦月には「出かけるときは一人でフラフラせずに、声を掛けろ」ぐらいは伝えておきたい。

GM:PC同士でそういうやりとりを共有するのはOKだよ。そういうシーンがあった方がいいなら、もちろんシーンを作ろう。

葛城:ひとまず、そこまでではないかな。では、プレイヤーに対して伝えておきます。

睦月:わかったよ。

葛城:まぁ本当に声をかけるかどうかは、睦月にお任せする(笑)

睦月:あ……なんか、注意された?ロイスを……(一同笑)まだ取ってないから大丈夫(笑)


睦月は陽葵と葛城に対してロイスを取得しました。


睦月:そりゃぁ侵食率も10ぐらいは上がるよね、お出かけだもんね(一同笑)

葛城:年頃の女の子と……。



ミドル⑧昼行灯


GM:では次のシーン

葛城:さて、どうしたものかな。

松田:出させてもらおうかな。

GM:はい、では松田どうぞ。

松田:高坂さんの所へ行きます。(コロコロ)……4。侵食率は63になりました。

GM:はい。

松田:では、ママに言われた通り、高坂さんに会いに行きます。

GM:ここは神ノ浦市に本社を置く老舗商社・明海めいかい商事です。昔ながらの、ジャパニーズ・オールド・カンパニーという感じで、受付に女性社員が座っていたりします。受付に尋ねると、一生懸命端末で調べてくれます。そして「えぇ……あちらです」と、困惑気味に案内してくれる。

松田:はい。

GM:そこは地下の倉庫になっていて、一応セキュリティーゲートが設置されていてお客さんは入れませんが、インターホンも設置してあります。押すと、不愛想な中年男の声が聞こえる。「……なんの用だ」

松田:「早耳のシオン」さんに話を聞いて来ました。トクハンの松田という者っス。ちょっと話を聞きたいんですがね。

GM:「……入れ」という声が聞こえて、セキュリティゲートが開きます。段ボールが積み重なる地下倉庫の一角にデスクを置いて、小柄な男が座っています。

松田:「どうも、トクハンの松田純一っス」と言って、警察手帳を見せる。名刺も渡しておこうかな。

GM:すると高坂は重ねて、「何の用だ」と聞いて来ます。

松田:今流行りの脱法ドラッグの件で。

GM:すると高坂は「ちょっと待ってろ」と言い、棚の中をゴソゴソと探ると、小さな包みを取り出す。それを手渡してくれます。包みには英語で「ワイルドシング」と商品名が描かれています。

松田:ワイルドシング……。

GM:「これのことだろう?」

松田:こいつが例のブツっスか。

GM:さ・ら・に!調達判定で高い達成値が出せれば、高坂が他のサンプルも持っていたことになる可能性があります。

松田:調達は……一応2Dが振れるぞ(コロコロ)……5。(一同笑)

GM:では、「ワイルドシング」だけが手に入りました。どういう話をする?

松田:では、かくかくしかじかで、と十文字さんに言われた一通りのことは話しておきます。

GM:警察側の話しをしたということでいいんだね。わかりました。

松田:もしも、出所とか流通ルートとかについて、何か知っていることがあれば教えて欲しいっスけど。

GM:なるほど。「知らん(キッパリ)」と言われます(一同笑)

松田:ちなみに、アンタはそれをどこで手に入れたっスか?

GM:それを訪ねると……UGNを経由して手に入れたものだとわかります。

松田:UGNを経由……?

GM:高坂もUGNとつながりのある調達屋であり、最近これらのドラッグが流行っていることも耳に入っています。その話の流れで、物品の取り扱いについてはエキスパートである高坂にサンプルが流れてきた、ということですね。これを調べる……というよりは、この人は珍しいものを手に入れるのが好きなんだね(笑)

松田:この品物から何かを調べるとか、探り当てるとかではなくて……。

GM:「何かのときに入用になるかもしれないから、在庫として置いてあった」が真実です。

松田:高坂自身がこの薬について調べていたわけではないと。うーん、あとは……。

GM:この場所は、基本的には調達判定を行う場所として、GMがつくったギミックだと思ってくれていればいいよ。今大した情報は出てこない。

松田:なるほど、売人に繋がればと思ったけど……まぁいいか。では、「どうもありがとうございます、また何かあったらよろしく」

GM:では高坂がデスクに座ったまま、無言で手をひらひらさせたところでシーン終了です。


ミドル⑨ 運び屋・矢吹


葛城:最初の面談の時に、オーヴァードの関与する事件について、ある程度具体的な話って聞いてるの?

GM:いいえ、詳しい話をする前に、支部自体が壊滅しています。

睦月:あっはっは(笑)

GM:葛城としては、情報を持っていないね。ヤバいことが起こってるなぁ、ぐらいの感覚じゃないだろうか。

葛城:じゃぁ、仕方ない。如月に聞くにしても……詳しくは知らないだろうな。よし、こちらも「むきむき☆ムーン」に行くか。あの人情報屋らしいし、何か知っているかも。

睦月:じゃあメッセージ送っておきます。「オリンピアに行きます。陽葵ちゃんといっしょに、まる。」(笑)

GM:さて、では次のシーンどうしましょうか。

睦月:ぼくのシーンになるなら、オリンピア行くから。(←行きたそう)

師走:あとは、あのハーレーのおっさんのところ行くとか。

睦月:あ、矢吹!

GM:矢吹のところに行く?では登場してください。

師走:出ます。もしかしたら先生からなにか連絡入っているかも知れない。

睦月:バカ高い達成値が必要になったら、呼んでくれてもええんやで(笑)

師走:了解でーす。(コロコロ)……2を振って、59になりました。

GM:はーい。では矢吹さん、入院中です。

睦月:あぁ可哀そう矢吹さん!

GM:師走は「神ノ浦中央病院」へとやって来ました。回診中の主治医と矢吹が喋っています。「おうお前か!こっちに来い」と、矢吹に招かれます。

師走:うん、すんません。

GM:主治医の先生も、「どうも」と言って頭を下げます。

師走:ではこちらも頭を下げて。で、「もう、大丈夫なんですか?」

GM:では、「最初に簡単に説明しておこう」と前置きし、矢吹が話し始めます。この主治医は坂口誠一さかぐち・せいいちさん。矢吹の実の息子です。

師走:へー、そうなんだ。

GM:ヤバい事件で怪我をした時など、この人がひっそりと主治医として治療にあたります。

師走:なるほど。

GM:そして、「怪我の方は順調だが、もう少しかかるかなぁ」とのことです。

師走:無理しないでくださいよ、もう若くないんですからぁ。

GM:そういうと、「こいつぅ~☆」と言って拳骨を落とされます(一同笑)

睦月:いやぁ~、いいじゃん。

師走:その後、先生からなにか連絡はありましたか?

GM:「いやぁ~、それなぁ。不破は大きなヤマを追っていたんだ。『裏社会と権力が結びついて治安を脅かすような、そんな何かが動いている』と奴は言っていた。昨今の脱法ドラッグの蔓延もその一環だと不破は見ていた。俺から伝えられるのは、不破がそういうところに目をつけて動いていた、ということだ」

師走:なるほど。

GM:「あぁ、あの少年な」

師走:睦月の事ですか?

GM:「そう、あいつがその何らかの計画に巻き込まれていてな……」UGNの朧迅を中心とした部隊でFHセル『傲慢のアレス』の研究所を強襲して、連れ出したということがわかります。

師走:なるほど、あいつはFHの研究所から助け出され、匿われていたんですか。

GM:「そういうことだ。今回のことはその報復の意味合いもあるかも知れない。まだ犯人はわからないが……」矢吹自身は、FHセルが行動したのではないかと考えているようです。

師走:その関係のことは、UGNの人に調べてもらった方がいいかも知れませんねぇ。

GM:あとこれは、大変いまさらなんだけど……シオンと高坂を訪ねておくように矢吹は言います(一同笑)

師走:(笑)では、「名刺があったので、これから両方訪ねてみますよ。また何かあったら、お願いします」

GM:「あぁわかった。不破からなにか連絡があったら教えてくれ」

師走:こちらもお願いします。

GM:では、そんな話をしたところでシーンを終了します。

師走:さぁ、早速シオンさんのところに向かおうかな(笑)

睦月:大変だ、シーンが増えちゃう(一同笑)


ミドル⑩夜の巨蝶


GM:では次のシーン。

睦月:そろそろオリンピアに行っちゃおうかな!……いや、まだ取っておこう。

師走:シーン外で、FHが関連していることは共有しておこうかな。

睦月:『傲慢のアレス』ね。

GM:そのあたりの情報共有はPC間でやってもらっていいです。

葛城:うーん、調べに行きたいが……ついて行こうかな。

睦月:睦月のことをFHから連れ出したという情報を聞いたから……情報屋、行こうか?陽葵ちゃんとのデートは、次のシーンじゃないといけない?

GM:別にいつでもいいよ。

睦月:よし、ではぼくミドルフェーズで活躍しないとどうにもならないキャラなので(一同笑)、情報収集できるところないかなって考えて、みんなが話していたシオンさんのところへ行ってみようと思う。誰か一緒に行ってくれる?

師走:シオンさんのところへ行くなら、僕も行くよ。

葛城:俺も睦月の護衛でついて行こう。

GM:ではシーンプレイヤーは睦月。師走と葛城も登場してください。

睦月:(コロコロ)……9!

師走:(コロコロ)……8。67まで行った。

葛城:(コロコロ)……3。58か、ダイスボーナスまでもうちょっとだな。

GM:では、「むきむき☆ムーン」店内。(シオン)「あらぁ~師走ちゃん、いらっしゃぁ~い」

師走:(怯えた様子で)あ、ど、どうもママ。

GM:「今日はどうしたの?……あら、見かけない子ね」

睦月:えっと、あの、お姉さんがいろんなことに詳しいって聞いて来ました。

GM:「そうね、あたしにわかることがあるかしら」

睦月:FHセル『傲慢のアレス』って知ってますか?(一同笑)

GM:直球すぎる(笑)……そういうことを調べるなら、情報元はUGNになります。UGNっていま、どうなっていたんでしたっけ?(笑)

葛城:ここのUGN支部は壊滅してしまったんでな。

GM:技能として<情報:UGN>を使用することは可能です。ただし、支部が近くにないので、時間がかかるという処理にします。

睦月:判定はできるの?

GM:できる。けど、何らかの答えが返ってくるのは次のシナリオになります(笑)

睦月:では、「コネ:要人への貸し」というアイテムがあって、情報収集判定に+3D出来るんだけど、シオンさんが要人ということでいい?

GM:そもそも貸しがあるんだろうか……。では、見た目のいい少年なので、シオンにいたく気に入られたということにしよう。

師走:いいね。

松田:睦月の事はほら、もう松田が話しているから……。

GM:そうか、「あぁ、あの可哀そうな子ね」っていう反応になるね。

睦月:では《天性のひらめき》を使用します!<情報:FH>で振って……(コロコロ)22!

GM:では達成値22分の情報を、次のシナリオに持ち越します。

睦月:あ、あと顔つなぎをしに来たんだった。「お姐さん、よろしくお願いします」って言って……次どうぞ。

師走:では、「お姐さんすみません。ちょっと探偵の仕事の話がありまして」

GM:「なぁに?」

師走:「実は今、この男の事を調べているんですよ」と言って、さっきのチャラ男の写真を見せます。

GM:すると、「あぁ、この人知ってるわ」とシオンは言います。

師走:なんか、今回の依頼人からこの男を調べて欲しいと言われてまして。なんだか金回りがいいらしいのと、ミュージシャンをやってるらしくて。ただ、素性が知れなくて、付き合いだしたら急に冷たくなったとか。

GM:では八木ヨシキについて。<情報:噂話>で振ってみてください。

師走:<情報:噂話>持ってます。(コロコロ)……3。《援護の風》も使っちゃおう。イヤホンを聞きながら……(コロコロ)15!

GM:では、八木ヨシキという男の素性がわかります。この繁華街でも有名な遊び人という評判です。「アスクレピオス」というタバコ店や、「バッカス」というクラブでよく見かけられるそうです。あとは「ノエル」という高級クラブのホステスに熱を上げているという噂です。これは乃蒼のことだね。

葛城:しかしさっきのシーンを見るに、あまり高級店に勤めてるようには見えなかったが(一同笑)

師走:なるほど。「なんで金回りがいいんですかね?」……そこまではわからないか。

GM:わからないね。

師走:了解です。まぁ「バッカス」以外でも辿れそうな場所が見つかったから、探偵として調べてこよう。ありがとう姐さん。

葛城:では、こっちも聞きたことがあるのだが。

GM:どうぞ。

葛城:この人がUGNの関係者ってことは、知ってていいんだよね?

GM:いいよ。

葛城:じゃぁ、「すまない、こんど神ノ浦市のUGNに配属になったのだが、手続きが済む前に例のあのザマになってしまってな」

GM:シオンは「あらぁ、そうなの?」と、メモを取りながら話を聞いています(一同笑)

葛城:「で、以前ここでFHの関与が疑われる事件があったらしいのだが、どういった事件なのか心当たりはあるかい?」と聞く。

GM:そうだねぇ……。この内容だと、FHに関する機密情報だから、シオンが知っているとかなり不自然になっちゃうかなぁ。

葛城:わからないならわからないでいいけど。

GM:この街でもオーヴァードに関連する犯罪がちらほら起こっている、というのはシオンも知っているでしょう。それを抑えるためにあのビルにUGNの支部があって、支部長の朧という男が奔走していた、というところまではわかった。シオンによると、不破はその朧と連携して動くことが多かったとも教えてくれます。

一同:おぉ~。

GM:不破事務所とUGN、そして警察は協力体制にあるということだね。

葛城:駄目だ、まともに残っているのが警察しかない……(一同笑)

睦月:つまり、朧さんというUGNの偉い人は死んでしまったのですね……(一同爆笑)

GM:またタイタスにしようとしてる(笑)

葛城:いや、正直言って繋がらないから何とも言えない。あの現場にいたのかすら、わからないからな。

睦月:では、ぼくと朧さんの関係性は変わらなかった(笑)

GM:ではここで一旦、シーンを終了します。



ミドル⑪ 進捗報告


GM:では次のシーン。

松田:はい。トクハンに戻ります。……誰か警察についてくる?

睦月:警察には行かないなぁ(笑)

葛城:あ、じゃあ行きたい。もう警察にしかマトモに情報残ってなさそうだから。

松田:登場!(コロコロ)……1上がって64になりました。

葛城:(コロコロ)きゃー!……9上がって67になりました。

GM:では、どこで何をする?

松田:トクハンに戻って十文字さんに報告と、あと手に入れたブツも見てもらって、鑑定にはUGNに協力してもらうといいっスよ、ということを伝える。

葛城:その前に、松田には事情を話し、少々警察を手伝わせてくれと頼んでおく。

松田:了解。(十文字に向かって)「こちら、UGNの葛城さんっス」

葛城:UGNの葛城です。

GM:十文字は「よろしくお願いします」と言うよ。

松田:では、ここまででわかったことを十文字に報告します。

GM:十文字の方からも情報共有があります。ではトクハン室内のミーティングスペースにて。あ、ちょっと待ってね……。あ、トリガー引いてないからこの情報出ないや(ぼそっと)

一同:え?

GM:……。「なるほど、これが例の脱法ドラッグですね、鑑識に回しましょう」とだけ言ってくる(一同笑)

葛城:はぁ~。

GM:現状では、そのぐらいかなぁ。十文字は「引き続き、よく現場を捜査してみましょう。特に松田くんには現場をお願いしているので、事件の事だったり、薬物のことなどをよく調べてみてください」と言います。

松田:なるほど、わかりました。

葛城:もしその薬物の事を解析するのなら、UGNと繋げることはできると思う。

GM:そうだね。

葛城:で、大変申し訳ないが、ビル放火事件の捜査の進展とか、事件よりも前に起こっていたオーヴァード関連の事件のこととか、教えてもらえないだろうか。

GM:では、ビル放火事件について中心で動いているのは、(松田を指して)この方です(一同笑)。過去の事件については、特に決めてないけど、そうだなぁ……。

葛城:あ、じゃあそこはあまり気にしなくていいのか。何しろ、自分が何のために呼ばれたのかもわからないと、動きようがないからね。

GM:GMとしてお伝えできることとしては、「この街でオーヴァード関連の事件が増加傾向なので、戦闘力のあるエージェントを増員した」というのが背景です。

葛城:じゃあ、明確にこの事件のために呼ばれた、とかではなくて、「最近事件が増えてきたから人増やしてくれよ」というだけの。

GM:そうです。

師走:売上上がってきたから店員増やしてくれよー、と。

GM:そういうことだね。

睦月:じゃあ本部から一人回すんで~、で来ましたと。

葛城:じゃあ、ビル爆破事件の方、もっと調べに行こう。

GM:ではそれは別のシーンでお願いします。他に十文字に聞きたいことがなければ、このシーンは終了します。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ