第三話「大いなる、そして静かなる眠り」05
ミドルフェーズ⑮ 朗報
GM:トリガーシーンが発生します。シーンプレイヤーは松田、登場してください。
松田:はい(コロコロ)……お、8上がって69です。
GM:では、仕事が終わって帰路に就こうとすると、携帯電話が鳴ります。
松田:はい、松田ッス。
GM:「おまわりさん、久しぶり!」と声がします。
睦月:お!懐かしい。
松田:詩乃か?
GM:風間詩乃だね。「元気にやってる?」
松田:おお、元気だよ!
GM:心なしか、声が明るいです。
師走:何かいいことあったかな?
松田:そっちの生活には慣れたか?
GM:(詩乃)「うん。あたしね、新しい学校で友達ができたんだよ」
松田:おお、そいつは良かったなぁ!
GM:それからね、UGNチルドレンとして登録されたんだ。
一同:えぇ~~!!!
師走:それはダメだ、それはダメだぁ!
松田:なんでぇ?
GM:前回、詩乃が「匂いがする」と言っていじめられていたのを覚えているでしょうか。
睦月:はいはいはい。
GM:実際に詩乃からは芳香が漂うのですよ。
一同:あぁ~!
師走:ソラリスシンドロームか。
GM:そう。「ここにはあたしの香りを笑う子はいないから、すごく気が楽になったよ」と、詩乃は嬉しそうに報告してきます。
松田:それは良かった。
GM:ちなみに、お父さんの風間賢馬もソラリスです。さて、そんな感じの話をするけど、何か松田から伝えることはある?
松田:とりあえず、そっちで上手く、楽しくやってるなら良かったよ。あ、そうだ、お父さん近くにいるか?
GM:「そのことなんだけど、お父さんから伝言があるの」
師走:おっ。
松田:おっ、なんだ?
GM:「おまわりさんに伝えてって言われた内容をデータで預かってるから、あとでメッセで送るね。あたしには何のことだかわからないけどね」
松田:わかった。とりあえずそのデータはもらうとして、お父さんって今どこにいる?
GM:「あまり人に言っちゃいけないって言われてるんだけど、UGNの施設で保護されているよ」
松田:連絡先わかるか?ちょっと話を聞きたいんだけど。
GM:なるほどね、う~ん。「……連絡先教えちゃダメって言われてるんだ」(一同笑)
松田:まぁあまり無理して巻き込むのも良くないかな……。話を聞きたかったんだが。あっでも、何処の支部か、支部の連絡先はわかるかな?
GM:では隣の県の支部だとわかります。
松田:分かった、ありがとう。
GM:さて、電話を切るとですね、謎の暗号文のようなものが送られてきます。意味不明な文字の羅列ですね。
松田:パスワード?
GM:具体的には、【精神】の能力判定で達成値以上を出せば解読できます。
松田:精神判定には財産ポイント使えないんだよね。えぇと、いくつ?目標値は。
GM:設定はしてあるけど。松田に出せるかなぁ……。
松田:ちょっと、ヤツの力を借りたいなぁ(一同笑)
GM:このシナリオで暗号が解けなくて困ることはないんだけど、もしうまく解ければ、次のシナリオに関する情報が手に入ります。
師走:出る?いいっすよ。
GM:侵食率と相談してやってください。
松田:危なそうだったらいいけど。
師走:いま80っス。
睦月:いいよもう、ぼく出るよ!
GM:この後衝動判定もあるからね。
睦月:ぼく出ます!ぼくはギャングスターとして目覚めた。
GM:ではギャングスター睦月出てきた。
松田:おい睦月、そんな覆面なんかしてどうしたんだ?怪しいぞ、お前。
睦月:ぼくは今からギャングスタ―に目覚め、ううん、いや大丈夫(一同笑)
松田:俺は一応刑事なんだが。
睦月:そうだったね。あの、現場で会っても、あんまり、こう……(一同笑)あ、ところで何か困ってるみたいだね。
松田:あぁ。
睦月:何かやる?
松田:侵食率は大丈夫?
睦月:うん、侵食値99だよ?6上がって99になりました(一同笑)
松田:この暗号が送られてきたから、解きたいんだが。
睦月:暗号ね?大丈夫、いけるいける。《天性のひらめき》……【精神】は、得意なんだ。(コロコロ)……22!
GM:おめでとうございます、解読できました!
睦月:ありがとう!
GM:「ジンタイジッケン」
一同:おぉ~!
睦月:ビンゴじゃん!
GM:「ゾク エンブリオプロジェクト ギガントマキア ラボ カミノウラシ ヒガシカグラ○チョウメ○バン」と書いてありました。
師走:アドレスが手に入ったってこと?。
GM:これが、風間賢馬からのメッセージです。
睦月:ざわぁ……。ゾクっ。でもちゃんと伝える(笑)暗号が解けた!これはもしかしたら、ぼくを色々と人体実験した人の施設かも知れない。
松田:うーん。この街で……。
睦月:いろんなことが起こってるんだね。
松田:そうだなぁ……。とりあえず、何のことかわからないけど、覚えておいた方が良さそうだな。
睦月:何のことか分からないの!?えぇ~えぇ~(笑)
GM:ロールプレイでしょ。
睦月は松田に、事件の経緯と自身の境遇を説明するシーンを作るも、長いし繰り返しになるのでカットします(笑)
睦月:だからそのヤバいものがぁ、いっぱいゴロゴロゴロゴロ出来上がって来ちゃってるから、この街は大量のヤク漬けになってヤバい状態になっちゃうんじゃないの?っていう、そういう状態!
松田:そうなのか!
睦月:そうそうそうそう。
松田:お前、頭いいな!(一同笑)
睦月:まかせてよ、頭いいキャラだからね!(笑)
松田:よし、そうとなったらこの神ノ浦市東神楽ってところを調べに行こう!
睦月:えっと、その前に今は3つの勢力が争ってるよね?それが佳境なんだ!
松田:なるほど!
睦月:詳しくは言っちゃいけないんだけど。
松田:お前、頭いいな!
睦月:まかせて!(笑)そしてぼくは、こうしてマスクで顔を隠してる。じゃぁそういうことで!現場で会ってもよろしくね!
GM:ではこれで、次回のシナリオスタート時に、そのラボの場所がわかった状態になります。
松田:わかった。そして今は海堂武尊たちを何とかしないといけないことも分かった(笑)
GM:松田は誰からも依頼受けてないから、キャラの反応としては正しいと思うよ。では、シーン終了です。
松田:一応俺は刑事だから、何かヤバいことをし出したら、止めなきゃいけない立場だからな?
睦月:お手柔らかにね、止めるって言えば止まるから!(一同笑)
ミドルフェーズ⑯ 決裂
GM:残る行動としては、「海堂愛天奈に返答する」と「海堂武尊に返答する」です。
師走:そうだよねぇ。僕じゃぁ愛天奈に行っちゃおうかな。
GM:はいでは登場してください。
師走:(コロコロ)4上がって84になりました。
GM:では。「社長、お客様です」「通して」(一同笑)イージスグループの会長室です。CEOの執務室。
師走:失礼します。
GM:海堂愛天奈がいます。
睦月:えっと、ぼくも行く。
GM:侵食率大丈夫?
睦月:だめだけど行く(笑)(コロコロ)9上がった(笑)112になりました。
GM:今回も武器作れなさそうだな(笑)じゃぁ二人が会長室に通された。
睦月:スーツ!サングラスはここ!
GM:一張羅だな(笑)
師走:回答を持ってきたよ。
GM:(愛天奈)「あら、良い回答が聞けるといいんだけど」
師走:いい回答になるかは、今はちょっと何とも言えない。まず願成寺天命、あんたのお父さんだ。
GM:「そうね」
師走:それを殺すっていうのは正直穏やかじゃないと思うが、金持ちさんには色々あるんだろうなぁ。
GM:「もしもあなたのお父さんが悪事に手を染めていたら、あなたはそれを黙って見ている?」
師走:殺すかどうかはまた別問題じゃないか?まぁそれはいい。あいつが悪いことをやっていそうなのは……あ、あいつって言ってごめんね(一同笑)
睦月:やさしい(笑)
GM:丁寧だな(笑)
師走:多分クロだというのは、あらかた調べがついた。だから何か行動を起こすのであれば、殺すかどうかはともかく、罪は裁かれるべきだと思っている。だからその部分についての協力は出来ると思うのだが、ここからが問題だ。
GM:うん。
師走:調べていたら、あんたと、あんたの旦那さんについても、あまりよくない噂が出てきた。まぁあんたは、「力は自分のために使う」って言っていたから、ある程度予想はしていたんだが。そこのところがクリアにならないと、正直あんたと契約することはできない。やるとしても勝手にやらせてもらう形になってしまう。
GM:なるほどね。
師走:で、あんたのことは大体わかったんだが、あんたの旦那さんの事が調べ切れてないんだ。できればあんたから、あんたの旦那さんについて、もう少し教えてくれると助かる。
GM:ほう、そういう切り口ね、わかりました。愛天奈は「わかることなら。でも、プライベートなことにはあまり答えられないわね。お答えできることだけお答えするわ」
師走:じゃぁどうしようかな。調べの付いていることは言っちゃった方がいいのかなぁ。
睦月:じゃぁここは、ぼくに任せて。「金の兜と胸当てって、どう思いますか!?」
GM:(苦笑)「……私、骨董品を集めるのが趣味なの」という反応ですね。
睦月:そっか、骨董品集めが趣味だからか。なるほど。「旦那さんは、青ですね?」
GM:「あなたは人間のことを色で表願するのね、面白いわ」
睦月:いや。「青い甲冑ですね?」
GM:あぁ、それを聞くのか。「何のこと?」と言われます。
睦月:待ってぇ?何の事って、え?だって金の兜と胸当てですよね?愛天奈さん。
GM:それについて「何のことだかわからない」という反応をします。
師走:《真偽感知》
GM:あぁ(笑)嘘をついていますね。
睦月:わかんなかったかぁ(笑)
師走:もう少し具体的に言ってやれ。
睦月:じゃぁ、「愛天奈さん、ぼく、実は記憶喪失なんですけど」あれ?違う方向になった(笑)「アテナさんと、あとミヅキちゃんっていう子のことは、すごく大切に思っていたんだ。だから、愛天奈さんは昔ぼくに会ったことない?」
GM:なるほどねぇ……そう来たか。よし、こうしよう。「あなたはそれを知りたいのね?」
睦月:うん!
GM:「もし知りたいのなら、私の味方になって」と言います。
睦月:なるほどぉ。ボカしてきたね。じゃぁ、それだったら大丈夫、推測がつく。で、「愛天奈さん、あの青の甲冑の人とは仲がいいの?」
GM:(苦笑)甲冑の事については、何も答えようとしません。
睦月:大事だ、素晴らしい。「旦那さんとは仲がいいの?」(一同笑)
GM:(うなづく)
睦月:じゃぁ、二人でやってることなんだね。もう万が一、もしかしたら愛天奈さんとあの人は違うと、違かったらいいなって思ってたのにぃ。
GM:この人も旦那さんも、どちらも公人なので、人前で「夫婦仲が悪い」なんてことは口が裂けても言わないわけですよ、常識的には。
睦月:でも僕らには師走くんがついてるからね(笑)あの、もしかしたら武尊にやらされててイラっとしてる愛天奈さんの可能性もゼロじゃなかったから!
GM:嘘かまことかを判定するエフェクトでは、そこまではわからないかな。
師走:だね。じゃあ「俺の先生、不破慧悟のことを、あんたがどのくらい知っているのかわからない。でも先生は俺に教えてくれた。『この街を守れ』と。守るために、あんたのなすべきことが正しいならあんたと手が組めるが、そうでないならやはり手を組むことはできない」
GM:では、「いま不破慧悟がどうなっているか教えるから、それを踏まえて答えて。……不破慧悟は、願成寺天命の手にかかって、死んだ」
睦月:……やっぱりぃ。
師走:……そこに嘘はない?
GM:《真偽感知》ね。……ええとね、嘘を言っているようには思えないんだなぁ。
師走:少なくとも彼女がそうだと思っていたら、嘘にならないもんね。
GM:「さぁ、私は正直に答えたわ」
師走:たしかにあんたの言葉には嘘はなさそうだ。
睦月:爆発していたからね……。
師走:それでも俺は、先生が生きていると信じたい。
睦月:素晴らしい。頑張れ、師走くん!おれはきみを友情だと思っている。
師走:おれも友情だと思ってるよ、大丈夫だよ(笑)なんか、繰り返しになってしまうが、あんたはこの街に良くないものをバラ撒いている。そう思っているんだ。だから手を組むことはできない。そうでないならそうでないと言って欲しい!
GM:断るということだね。じゃぁ愛天奈は承諾します。「わかったわ。では用事もすんだし、お引き取り頂こうかしら」声が冷たいように感じます。
師走:まぁしょうがないよね。
睦月:……ぼくの大切な人じゃないのかなぁ。
師走:わかんない。大切な人だけど悪いことをしている可能性もあるじゃないか。
睦月:うん、たしかに……。って、しょんぼり(笑)でもこれで、あるてみちゃんとは齟齬なく、ギャングスターにならなくて済みそう。
ミドルフェーズ⑰ タケという男
GM:では、あとは海堂武尊に返答するとクライマックスに進んで行きます。ほかにやりたいことがある人はいまのうちに。なければシーンプレイヤーは葛城です。
睦月:もう、何もやりたくない(笑)
葛城:(ころころ)……ええと、8上がって74になりました。
GM:では、UGN支部のある雑居ビルの1階、焼き鳥屋「鳥ノ浦」に呼び出されます。
葛城:じゃぁ行きます。
GM:「返事を聞かせてもらおうかな」と、武尊は言います。
睦月:今のところいいやつ、タケちゃん。
師走:良い奴なのかなぁ(笑)
葛城:あの話の後にあんたのことを少し調べさせてもらったが、あんたもまぁ若干と言うかまぁまというか、だいたいグレーな(笑)
睦月:感情的になるダメ男ぐらいしかないよ、我々の持っている情報(笑)
GM:それについては「政治家と言うのも因果な商売でね」と返してきます。
葛城:正直言うと、受けられるほどの……受けられないな。結論から言えば。
GM:(武尊)「ほう、なぜだい?理由を聞かせてもらえるかな」
葛城:ちょっとあんたの周りがキナ臭すぎてな。申し訳ないが、明確に受ける、断るというほどのものをいま、俺は持ち合わせていないんだ。もちろん状況によっては、勝手にあんたを守ることになるかも知れないが、依頼として受けるわけにはいかない。
GM:ではそれについては武尊も承諾します。「なるほど、残念だよ。実に残念だ。ここの支払いは僕がしておく。飲み放題にしてしまったから、残りの時間は例の事務員くんにでも奢ってやってくれ」(一同笑)
睦月:かっこいい!タケちゃぁ~ん、タケちゃん好き。
師走:ちょっと守りたくなっちゃう(笑)
睦月:もう、だってさぁ、今までのNPCがさぁ、ちょっとさぁ、怖すぎるからさぁ。
GM:登場人物全員怖い(笑)
睦月:タケちゃんがいいよぉ。
葛城:ほんとね、彼の周りがキナ臭すぎてね、手が出せないだけで。
睦月:あなたの義実家、ちょっとヤバいことになってませんか(一同笑)
葛城:あとね、単純にね、あの。葛城の立場的に?キャラ的に言ってね、国会議員を守ってって言われたらねえ、まぁひとまず守りますよって言う(笑)イエスはだいぶ偏ってたんだけどね。
師走:うーん。
葛城:まぁ心苦しいが、ちょっと今手ェ出せない状況かなっていう。
GM:では、その受ける受けないの話以外は、特にしなくて大丈夫?
葛城:んー。……まぁあんたも重々気を付けていることと思うが、ちょっとこっちの周りのヤツにもやんちゃなヤツいて、だいぶ派手なことをしようとしているかも知れないから、そこは気を付といてくれ、気を付けてくれっていうのもなんかおかしな話だが。
GM:(武尊)「そういうことに困っているから、君にお願いしたんだけどなぁ」(一同笑)
睦月:タケちゃぁ~ん!もう、タケちゃんがいいなぁ(笑)
師走:なんで俺のロイスじゃないんだぁ(笑)
睦月:そう、俺のところには嘘つき二人しかいないんだよぉ。
GM:今から寝返るかい?(笑)
葛城:個人的な好き嫌いで言うとね、嫌いじゃないんだよ。
睦月:嫌いじゃない、間違いない。……でもあの、青い甲冑を着ると人が変わったように「死ねぇ、コノヤロー!このハゲがぁ~!」(一同笑)
葛城:変な言い方になるけどね、いま自分の中で、PCとPLの葛藤が(笑)PCとしては受けたいんだが、PLとしてはうーん、手出ししにくいって。そして願成寺ほど明確に「ダメだコイツ」ってなってないから。
GM:はい、では断ったということで、シーンを終了します。




