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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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冒険者ギルドソフィー支部

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


さて、電灯の導入によってさらに生産量が増した。


ソフィー以降の流通の物資消費量もうなぎ上りだが、供給量も順調に増している。


まだ貯蔵に回る分があるので暫くは大丈夫だろう。


それよりはソフィーに集まってしまう通貨への心配がよほど勝る。


ちらほらとソフィーに学びに来る者はいるのだが…


当初の予定よりは遥かに少ない。


ソフィーの影響を受ける場所への援助は命の危険を回避するためのものであって、続けるつもりは無いのだが…


あまり甘えられても困る。


その辺の匙加減はポーロやリミル、トワイス共和国に任せている。


既存の同業種ではどう価格を下げたところで対処は出来ないので、早いところ各分野の革新が成されることを願うばかりだ。


まぁ、ソフィーに来た者が結果を示せばそれが1番実感出来るかな。


その者に教えを乞う者もいるはずだし…


今しばらくは流れに任せておくか。


という事で、ソフィーにも蒸気動力の導入である。


今までの懸念である安全性への注意はトワイス共和国と連携を取るようになったので周知出来ると判断した。


早速、石炭の採掘からトロッコの敷設。


採掘場の運搬動力は蒸気機関。


トロッコの動力は手漕ぎ式である。


純魔力動力の利用は生活に溶け込ませる以上の技術はミーミルまでと決めている。


ミーミルや街をたたき台として勉強に使ってもらう施設を集めた場所に併設した。


町中に蒸気動力はまだ時期尚早だろう。


町に住みながら生産活動を行う者はこの場所で行ってもらうことにした。


コークス炉、高炉、紡績工場と作り上げた。


町の住人で建造の様子を見ていた人たちが知らぬ間にルーク様呼びとなり、浸透してしまった…


これは想定外だ…


だが、これらの施設はあくまで勉強のため。


仕組みを理解して安全に採掘から実用までを行えるモデルとして作ったに過ぎない。


なので生産力は高くない。


でもそれで良い。


町に来る人の刺激となり、興味を持って技術を持ち帰ってもらうための物なのだから。


ただ、これによって公共の流通に従事する者の中にこの技術を持ってこの町を出て行きたいと希望する者が現れた。


確かに、工業生産の創業者となれば外の世界でも良い暮らしが出来るだろう。


世界有数の実業家になることも夢じゃない。


その者たちにはこの町を出て、お金をいくら稼いでもこの町の永住権や土地や家屋を持つ事は不可能という事を伝えた上で許可している。


熱意を持って取り組めるならそれはそれで良いことであろう。


この町への未練を断ち切る決断でかなりの者が断念したが、中にはそれを振り切って踏み出した者もいた。


彼らもミーミルの技術を広める一助となってくれるだろう。


まぁ、ポーロからも連絡板でこまめに連絡をもらっているし、村や小さい町は発展の好機と積極的にこの町に人を送っていると聞く。


ソフィーから1番近い村で徒歩2週間と聞いているので、来るのにも時間はかかるのだろう。


じっくり腰を据えて待つことも大切である。


ただ、街道には盗賊や魔物の害があるので出発するにも人を集めて防衛力を上げる必要があるなど問題点も知る事が出来た。


ミーミルから街道の掃除をする者たちの徴募をしてはどうか。と、提案も受けた。


こちらに向かう人を見付けたら無償で護衛をするような流れで良いかもしれないな。


という話をしてたら…


また壮絶なバトルトーナメントが開催される事になった。


なに?


君たちそんなに戦うのが好きなわけ?


怪我はしないようにね。


護衛が目的だから。


そんなトーナメントが行われていたのだが事態は急変する。


冒険者ギルドの総支部というところからソフィーに使者が来た。


「恐れながらこのソフィー・バザールは辺境の地にありながらその影響はとても大きなものとなりました。つきましてはこちらに我々の支部を作らせて頂きたいと考えております」


「なるほど。冒険者の持つ役割はこの町や往来する人達にとってとても有益だ。是非とも支部を設けてもらいたいと思う」


2つ返事で返しておく。


「はっ‼ありがとうございます」


そこからは打ち合わせ。


ギルド支部の場所や冒険者のための宿や飲食店の値段の相談など冒険者の懐事情も考慮して細かくつめることが出来た。


そして…


「ありがとうございます。ルーク様。おかげでこのギルド支部は全ギルド支部の中で最も利益率の高い場所になるでしょう」


というお墨付きを頂けたのである。


まぁ、危険の少ない炭鉱作業とかも依頼になるから仕事を選ばなければあぶれない。


魔物は辺境寄りという事で強くて希少な個体が多い。


さらにこの町への往来の最大の懸念である危険を請負う護衛を任せられる。


どこをとっても良いことづくめである。


嬉しかったので冒険者ギルドの支部は頑張って力作を提供した。


必死に代金を支払おうとするのを押しとどめるのが大変だった。


これ以上お金を増やさないで欲しい。


学び施設、工場に並べる形で設置した冒険者ギルドソフィー支部を中心として、宿屋、公衆浴場、飲食店などで拓いていく。


建設途中から既にミーミル組の人達から商売をしたいと申し出を受けた。


本当に商機をみるに聡いものだと感心するばかりだ。


ん?


ミーミルや街のトーナメント?


そんなのあったっけ?


あ、冒険者として活動するのは全然構わないよ。


是非その滾る熱意を冒険者ギルドで発散してもらえれば。


と思う。

読んでいただきありがとうございます。

評価を頂けるとモチベーションが上がるのでよろしくお願いします。

また、誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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