発電
初めて投稿しています。
更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。
再び開発を開始したミーミル。
そこにも新たな風を吹きこもう。
電気だ。
街灯と各家、作業場への照明として導入してみようと思う。
有効に家電として利用出来るのにはまだまだ機械分野の発展を待たねばならないが…
発電から送電システムの構築自体はそう難しい仕組みでは無い。
蒸気機関の仕組みの中で生み出す高温高圧で生み出した蒸気の力をタービンを回す発電機へと導くようにするだけである。
まずは、電気の概念を知ってもらえれば十分だ。
発電機の仕組みは磁力。
そして変圧の仕組みも同じく磁力。
各々の理論と構成はシンプルなものである。
石炭加工場のコークス炉を改良する事とする。
石炭の燃焼ブロック、化学物質の冷却工程から生まれる熱エネルギーを利用。
熱エネルギーを蒸気へと変換して圧力を生み出すようにボイラーとパイプを構築。
飽和蒸気を圧力の高い過熱蒸気へと導くには温度を高めてやる。
よってパイプの素材の断熱性を各ブロックの発熱量に合わせて計算してタービンへの圧力を頂点として配置。
この物々しいスチームパンクな雰囲気もなんだかワクワクするものだね。
タービンは受けた圧力を最効率で受けられるように計算。
末広がりに5層構造にしておいた。
更に磁石を無駄なく動かすために動力ロスを徹底的に無くしてクリアランスを保つ。
そして安全弁の設置。
水蒸気爆発を未然に防ぐように一定値で圧力解放する。
解放された蒸気圧力は紡績工場が稼働している時はそちらに供給、稼働停止時は大気解放となるように設計する。
必要発電量を計算してマージンを乗せてコイルの銅線と巻き数を決める。
120度に位相をずらして3相交流。
電線は地下の方がスッキリして良いのだが…
仕組みを理解してもらうために初めは電柱型にした方が良いだろう。
幸い、区画はもともと整理しながら割り振ってきてるので効率は良いし、そんなに景観の妨げになることも無いだろう。
街も同様だ。
送電線は安全マージンを含めて太さを決めて…
ここで今回、発電施設を作ろうと思ったキッカケであるゴムの木から生成した樹脂の登場である。
南国の恵に感謝だな。
石油化学を進めるまでは非常に汎用性の高い素材である。
試しに魔力を込めると魔ゴム化する事が出来た。
抜群の耐蝕性、強度、弾性、それでいて絶縁性も強化される。
普通に生成したポリプロピレンなどよりも丈夫である。
早速列車や馬車にも応用しようと考えている。
話は戻って発電施設。
街灯と電柱を兼ねよう。
ミーミルの範囲ならば十分だろう。
デザインは…ローマコンクリートで古代ギリシア風。
おお‼かっこいい‼
さて、次は変圧器。
これも仕組みはシンプル。
電導物質の循環回路を用意し、電磁誘導によって発電所からの高電圧を繋げて流して入力。
出力側にも電力の取り出し線を繋いで、電気製品などに供給するのみである。
電圧の変圧方法は循環回路に繋げる出力線が行う。
コイル線の太さと巻き数で決定する。
あとは街灯として給電してやる。
環境配慮と安全性で白熱灯。
魔タングステンでフィラメントを形成、電気回路に繋げると…
柔らかな光が灯る。
あとは電流の流れを止めるスイッチ。
今回の化学の仕組みはここまでで良いだろう。
各施設と家屋に変圧器を介した送電線を繋げてさらに配線とコンセントを用意する。
引き込み配線は電柱の中を通して地中から。
景観も大切である。
確認用として電柱には点検窓も用意しておく。
配線から電灯へも給電し、スイッチを用意
コンセントはまだ使えないように埋設しておく。
街灯には光量感知センサーとして魔力回路を加えておく。
それを全てに敷設し終えると…
「わぁ‼凄いです夕食の時間なのにこんなに明るいなんて」
「こりゃあたまげた‼」「光の洪水です」「道も歩きやすいな」
みんなにレポートと共に仕組みを解説する。
新たなエネルギーの出現に大興奮だった。
さて、こうなれば各街にも導入しておく流れになる。
各街を順に回って同様に敷設して説明を進める。
どこも同じく大喜びで興奮した様子だった。
早くも発電システムに理解が及んだ者からは蓄電池や大気解放となる蒸気の活用方法などの質問も受けた。
まぁ、今のところ発電量はタイトに設計してあるし、街灯メインのために日中は電力消費が減る分、1番蒸気を必要とする稼働中の紡績工場へと供給される。
問題は夜間、みんなが寝ている時の大気解放だね。
鍛冶場に活用方法を考えるか…
と、思っていたら夜間の明かりが確保されたおかげで24時間体制での生産が行われる事になった。
3交代制で運用していくらしい。
夜間の活動は身体に負担が大きいことを説明する。
決して無理はしないようにといい含めておいた。
工場のキャパが小さくなって来ていたらしく新たな建設を検討していたところだったので丁度良いと言われた。
夜間操業の施設には改めて防音を施しておく。
本当に無理はしないで欲しいものである。
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