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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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南国の恵み

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


のんびりと過ごせるようになった日常に幸せを実感している。


今日はカカオを探しに行こうかと思ってる。


やっぱり植生としては熱帯かな?


ついでに熱帯フルーツも探しに行こう。


みんなに言うとついて来ようとするのでコッソリ出掛ける。


久しぶりに空中散歩と行こう。


高度2万メートルまでの景色を楽しみながら昇って行き、緯度と経度を計算する。


んー…


あの森ならいろいろ揃いそうだな。


周囲に人の生活の様子も無いし頃合だ。


という事で移動して降下。


おお。蒸し暑い。


むわっとした空気に若干の不快感を感じるので魔力を冷気にして体の周囲を覆っておく。


しばらく歩きながら熱帯フルーツの実を見つけては1つだけ種の使える実をもらう。


マンゴー、パパイヤ、マンゴスチン、バナナ、ライチ、パイナップル、パッションフルーツ、グァバ、アセロラ、アボガドもあるな。


そしてお目当て。カカオである。


よしよし。


これでミーミルは更に豊かな食文化になるだろう。


外への普及は難しいと思うけどね。


お、コーヒーもある。


良いね。


種類もいくつか見繕っておいた。


楽しみである。


更にはゴムの木など、熱帯特有の産業に活かせそうな植物も見つけることが出来た。


香り付けに使えそうなアロマ精油の取れそうな植物も嬉しい。


こんなところかな。


かなりの頻度で魔物に襲われたので思いのほか時間がかかってしまった…


とりあえず帰ろう。


…怒られた。


……超怒られた。


帰るなりトール→ウィンディのコンボで速攻バレた上、長時間のお説教である。


今度からはトールも連れて行こうと心に決める。


気を取り直して果樹園に行く。


新たに各種の種を植えると早速木が育って実をつける。


うーむ…


気候の調整は必要無いらしい。


試しに空間を切り取って熱帯気候にしてみたら更に成長して実も大きくなった。


おお‼


環境を良くするほど、成果も出るんだな。


新たな発見だ。


ついでだ。


果樹園も畑も各植物の育成に最も適した土壌と気候に成分を改良しておこう。


成果が出たからと歩みを止めてはならない。


耳が痛いな。


俺がみんなに最初に伝えた言葉じゃないか…


反省だ。


気を取り直し、早速もぎたて南国フルーツを満載にしてヘスティのところに行く。


〖…心配した〗


おかんむりみたいだ。


「ごめんよ。次からちゃんと説明して出掛ける。新しい果物と植物が欲しかったんだ」


そう言って、フルーツを切り分ける。


「食べてみて」


仏頂面であったが1口マンゴーを食べた途端…


〖凄い‼高貴な香りと甘さの洪水‼〗


キラキラとした笑顔に戻ってくれた。


よかった。他はともかくヘスティの不機嫌は堪える…


〖他はともかくってどういうこと?〗


「えっ!?」


ウィンディが腰に手をやりながら凄んでくる。


あれ?考えてることわかるの?


〖最近になってようやくねっ‼〗


「悪かった。以後気をつける」


多分無理だと思うけど。


〖最後のはいっそ言葉で言いなさいよ‼まったく…〗


「まあまあ。ウィンディも食べてみて。どんどん剥いてくからさ」


〖なにこれ!?凄い‼みずみずしくて香り高い‼種類によって酸味や甘みが特徴的だけどどれも美味しいわ〗


〖本当に美味しい。このままで良い〗


さらに料理組も加わって大盛り上がり。


好評で良かった。


さて、じゃあコーヒーとカカオを加工しようかな。


まずはコーヒーから。


収穫したコーヒーの実、コーヒーチェリーを加工して種にする。


この種がコーヒー豆。


いろいろな加工方法があってそれぞれ味わいが違うけど…


せっかくの大地の恵なのでコーヒー本来の味を感じられるナチュラル製法にしよう。


天日乾燥させて脱穀する。


工程も非常にシンプルである。


シンプルではあるが…


天候に左右されることと、こまめに全体的に日光が当たるように返してあげるので意外と手間がかかる。


魔法で成分調整と脱穀をする。


あとは焙煎。


方法は手あみで遠火で炙る。


この加減も好みによって変えれば良い。


元の地球ではライトローストからイタリアンローストまで8段階に分かれていた。


3段階目くらい、ミディアムローストで仕上げてみた。


あとは挽いてやる。


そして抽出。


フィルター…


そろそろ自分で作るだけでは無く、紙も産業化しようかな。


まぁ、とりあえずネルドリップで良いか。


フランネル地に綿を織り上げてカップにフィットする様にセットしてやる。


あとは挽いた豆をそこに流してゆっくりと熱湯を注ぐ…


ああ…この香りだ…


涙が出そう…


その様子を見ていたみんなも興味津々だ。


「飲んでみるかい?」


「是非‼」「お願いします」「頂きます」

〖良い香り〗〖いい匂いね〗


それぞれに注いでやる。


「う、苦い」「落ち着きます」「良い香りです」


〖苦い…けどこれは…〗


〖良いわね…香りと苦味…それだけじゃない。ほのかに素材のフルーツ香、酸味、甘み。素晴らしいわ〗


やっぱり食レポはウィンディが頭1つ抜けてるな。


「そう。ウィンディの言うような風味を楽しむ嗜好品なんだ。紅茶と比較される事が多いかな。砂糖とクリームを入れても美味しいよ」


「ルーク様製法を教えてください」「他の街にも教えてあげたいです」「甘いものに合いそうですね」


「ああ。一から説明しよう。基本から応用までレポートもまとめて配るよ。かなり奥深いから凝ると面白いよ」


製法から応用方法、豆の種類まで説明した。


次に街へ帰るのが楽しみだと盛り上がっていた。


次はチョコレートだね。


こっちもとても盛り上がりそうだ。

読んでいただきありがとうございます。

評価を頂けるとモチベーションが上がるのでよろしくお願いします。

また、誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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