トワイス会談
初めて投稿しています。
更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。
とりあえず、ポーロ商隊は休ませる。
俺はその間にやれることをやらないとな。
リミルにお願いしてトワイス共和国の議会と会談の場を設けてもらうように手配した。
これにミーミルと各街の幹部が大反発。
1人で行くのだけは止めてくれ。と懇願されてしまった。
…護衛が選抜されることにとなった。
壮絶なトーナメントを勝ち抜いた者による精鋭10人。
ドーリス、リリー、リミル、コックス、バルデ、トール
竜人のカムラ、狼人族のカイン、人間のデューク、同じく人間のロイン。
ミーミル組の幹部達以外は元S級冒険者。
カムラとカインは種族の最強戦士と紹介された覚えがある。
それがどれだけ凄いのかまるで分からなかったけど…
一度は話した覚えのある者達に決定した。
みんな全治3ヶ月くらいに見えるんだけど…
護衛を決めるトーナメントだったんだよね?
うん。
やりすぎ。
別に構わないけど、トワイス共和国に一体何があったの…?
と、突っ込まれる気しかしないので回復させておいた。
というか、ミーミルの幹部達はなんで参加したの?
あ、なるほど。
腕が鈍ってないかの腕試しね。
やってる内に熱くなって、この程度の参加者に任せておけない。と奮起しちゃったと。
頭、大丈夫?
変なぶつけ方とかしてないかな?
作業指示は出してあると。
なるほどね。
まぁ良いや。
じゃあ行こうか。
手早く終わらせよう。
行きはもちろん転移する。
やる気を出してたスレイプニル達…
すまない。
文句は自分の立場も忘れて1週間もバトルジャンキーしちゃってたみんなに言って欲しい。
うん。あの人達ね。
スレイプニル達に囲まれてミーミル組が怯んでた。
うん。反省しておくように。
さぁ行くよ。
「ルーク様。この度のご来訪。誠にありがとうございます」
「いや、少し考えが及ばなかったようだ。謝罪する」
「いえ、ルーク様に謝っていただくことは何もありません」
「自国内の受け入れ体制が整わなかった事をこちらからお詫び申し上げます」
「いつまでも謝罪をしていてもしょうがない。お互い落ち度があったという事で建設的な対応の話をしよう」
「そうですな」「意義ありません」「よろしくお願いします」
「ミーミル側としては貴国に対して害意は無い。しかし、ソフィーの町に来てしまった商人たちを送り返す事は難しそうだ」
「こちらは加熱する需要を抑える事が出来ませんでした。商人たちは返された所で同じ事を繰り返して国内の市場を混乱させてしまうだけでしょう」
「ミーミルは流通を公共化しようと考えている。商人たちはそれに従事してもらう事でソフィーへの永住権の付与、土地家屋などを進呈する形でコントロール出来ればと思う」
「なるほど」「良い案に思えます」「賛成です」
「加えて今回の一件で生活が逼迫した者への保証をするつもりだ。生活水準を取り戻せるだけの支援をさせて頂く」
「ありがたい事です」「よろしくお願いいたします」
「あとは生産者たちが希望するのならミーミルの製法を伝授する。希望者は寄越してくれ。その者達が習熟するまで抜ける穴埋めとしてトワイス共和国内の必要物資は用意しよう」
「そんなことまで!?」「宜しいのですか?」
「ああ。事態を収める事を最優先にしたい」
「ルーク様。心より感謝申し上げます」
マルスを初め、議会のみんなが次々に立ち上がり頭を下げて来た。
「良いんだ。こちらからトワイス共和国に対して望む事は2点だ。ミーミル製品の転売行為の禁止。ミーミルからの行商人への圧力の禁止。よろしく頼む。」
「…なるほど」「流石ですな」「迅速に布告しましょう」
「頼む。それとそこまでしてミーミルの製品を求めるならばソフィーに自分で買い付けに来れば入手出来るようにしておく。別に人を使っても良い。転売さえ防止出来ればそれで大丈夫だと思う」
「分かりました。では早速取り掛かりましょう」
「ああ。この王都や他の共和国の街で優遇してもらったポーロの店にも出来るだけの在庫はおけるようにするよ」
「「「よろしくお願いいたします」」」
これで良いだろう。
さぁ帰るよ。
ソフィー
「ポーロ。もう大丈夫なのか?」
「はい。護衛やお手伝いの皆様ももう大丈夫だそうです」
「よし、じゃあトワイス共和国の話をしよう」
「はい‼」
一通りの決定事項を説明する。
「流石です。ルーク様。これで大分落ち着くと思います」
「ああ。トワイス共和国から詫びを含めてポーロの王都の店に対して馬車と人を貸して貰えるように申し出を受けた」
「そうなのですか?」
「ああ。本音は王都に流通するミーミル製品を増やして欲しいのだろう」
「なるほど」
「スレイプニル達には劣るが200台の馬車と1,500人の護衛を含めた人足だ。差配してやってくれ」
「で、ですが…商品は間に合うのですか?」
「大丈夫だ。しばらくミーミルの生産力を輸出に振り分けるように指示してある。今の20倍まで増やせるから問題は無いよ」
「す、すごいですね…」
「ただ、それは新たな製品の開発を犠牲にしての話だ。出来れば早いとこ開発に戻らせてやりたいから頑張らないとな」
「頑張ります‼」
「ポーロは全体の差配と…多分この騒ぎで行き届かなかったであろう辺境寄りの小さな村や町をフォローしてくれ。それとこれだ。連絡版という。これに文字を書いて魔力を込めれば相手の連絡版に送る事が出来る」
「こ、これはまた…凄いものを…」
「ソフィーと俺に繋がる物で2つだ。じゃあ頼むな‼」
「はい‼頑張ります‼」
形は整えた。
あとは行動するのみだな。
読んでいただきありがとうございます。
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