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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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足元を固めることも大切です

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


さて、交易商隊の件はポーロさんの回復や人選で時間を要するだろう。


動き出した時のためにミーミルを始め、各街の発展も進めておこう。


馬車を改良しようかな。


保冷と冷凍で2種類。


大気中の魔力を取り込んで2度と-18度に維持する機構を作る。


効率を良くする為には金属製なんだが…


重さがなぁ…


馬車の強度にも影響するから…


魔力で重力と反発させるか。


あまり軽すぎても安定感に影響するから、普通の馬車より気持ち軽いくらいが良いだろう。


パッキン素材として森の街に提供してもらったスライム加工品はとても優秀で機密100%である。


これでどうかな?


「悪いなちょっと試験に付き合ってくれ」


スレイプニルにお願いする。


海の街から平原の街、森の街、ミーミルまでを走ってもらう。


1週間で冷蔵、冷凍共に問題無し。


良し‼実用にも耐えそうだな。


量産。


各街からも大好評で森の街でも海産物が食卓に並ぶ頻度が多くなったと喜ばれた。


紡績組の蒸気動力も実用化の目処がついた。


紡績機1台ずつに動力機関を付けようとして躓いていたので、大型の動力を用意してその動力を個々の紡績機に振り分けられるようにアドバイスしたのが良かったようだ。


紡績工場としてかなりの生産量を生み出している。


動力伝達機構も日々改良しており、外燃機関としてかなり優秀な出来になったと思う。


輸出用としては布と糸の段階の物を主力として、既製服のような形はまだ考えていないそうだ。


染料に対する研究も順調なようで色とりどりの布が日々開発されている。


鍛冶もコークスの量産体制が確立したおかげで合金加工の幅が広がった。


みんなの研究熱のおかげで高炉のさらなる高効率化も図られている。


ハイエントロピー合金はゴール爺に怒られたので、強度を求める素材としては魔力を付与したクロモリ鋼や鋳鉄、ウーツ鋼などを広めておいた。


魔力の含有量でかなり性能に差が出る事も分かったので普段使いや輸出を視野に入れる物に対しての魔金属は30%程度の魔力付与にしておくことにした。


とりあえず…ゴール爺は新しい合金を作ろうとする度に来ては凄まじいプレッシャーをかけるのをやめて欲しい…


分かったから。


もう謝ったから。


ちゃんと自重してるから。


酒造組も輸出には積極的なのだが…


熟成物は駄目らしい。


「この品質で作って熟成の手間を加えた物に値段なんぞ付けられん」


という事らしい。


うーむ…


「いずれ人間達の国で作れるようになれば卸しても構わん。どれだけの手間をかけて作られた物か、その価値も理解出来ん今はまだ時期尚早だ」


〖そうね〗〖そうじゃとも〗


バルデだけでなく、お酒コンビの大精霊がそう言うならそうなのだろう。


納得しておく。


輸出に関しては各街も積極的だ。


海の街


「流下式の量産品と共に天日塩も少量は流通させましょう。味の違いを楽しんでもらいたいと思います」


「冷凍馬車のおかげで氷魔法が無くても長い流通に耐えるようになりました。海産物も沢山輸出出来ますね」


「加工食品もさらに工夫しました。人間達にも海の恵を感じてもらえると嬉しいです」


平原の街


「ガラス製品は合成原料のおかげでさらに濁りの無い物が制作可能になりました。美術品として意匠を凝らす者が大勢増えました」


「色ガラスもほぼ全ての金属は試せたと思います。光を透過させるとなんとも幻想的で…価値のある物になったと思います」


「陶器も最近では粘土の採掘段階から拘って色々な質感を出せるようになりました。さらに意匠はガラス同様にかなり凝った物になっております。美術品として扱って貰うのが良いでしょう」


森の街


「魔物素材の加工が特産と言って良いくらいには成長しました。皮は勿論。骨も魔力と反応させて効果の高い製品が日々開発されております」


「消費を上回る紡績品や酒も確保出来てます。ミーミルの教えによる効率化のおかげですね。他の街に回す分以上は輸出に回せます」


「醸造品も他の街より生産量はかなり多いです。これらも各街、輸出へと回して頂けると嬉しいです」


などなど、かなり順調な様子であった。


醸造品は風土の差なのか味わいに特徴があって同じ製法でも微妙に風味が違う。


各街での工夫も加わってどれも良い出来である。


この辺も特産品と言って良いんじゃないかな。


さらに教育。


学校は子供はもちろん、作業の合間を見つけて皆、自分に不足する知識の授業に暇を見つけては参加しているらしい。


中でもミーミルの授業はやっぱり人気みたいで、教える側のみんなもその反応にやる気を貰えてるみたいだ。


特に反応が良いのは蒸気動力。


基礎を学び終えた街の人はもう既に実用化に向けて場所の選定や採掘予定地からの輸送などを話し合っている。


近い内に相談も来るだろう。


石油は…


どうしようかな。


もう少し後で良いか。


プラスチック素材などは直ぐにも使いたいところだけど、燃料としては石炭があるしね。

読んでいただきありがとうございます。

評価を頂けるとモチベーションが上がるのでよろしくお願いします。

また、誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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