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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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連絡手段

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


街の教育についてミーミルでも話をしてみた。


「という方向でまとまったんだ。是非ともこのミーミルからも教師役を募りたい」


「なるほどな…」

「良いお考えだと思います」


「常に常駐してもらう訳でも無い。各街を回ってまたミーミルに戻って来てもらおうと思ってる」


「なら、技術もついでに教えて回るのが良いな」

「ですね」


「なるほど。良いアイディアだ」


「1ヶ月で回る感じでどうだ?」

「交代制にして毎月使節として送りましょう」


など、着々と話が進んで行く。


もちろん、知識欲が高い者がこのミーミルに来て学ぶ形も継続だ。


良い感じにまとまったと思う。


「他人に教えるのは自分の知識の確認にもなる。教える側にも実りある物になるだろう」


「そうだな。街の様子もこの目で見てみたい」

「そうですね。とても楽しみです」


あとは、ソフィーでまだやっておきたい事あったんだ。


「じゃあ、その方向で各分野話を詰めてくれ。俺はソフィーに行ってくる」


「「任せとけ」」「「分かりました」」


ソフィー


トールとヘスティと一緒にやって来た。


「リミル変わりないか?」


「はい。ポーロさんが戻られた時のためにみんな余念なく準備しております」


「今日はミーミルに連絡信号を送るための装置を作りに来たよ」


「連絡装置ですか?」


「ああ。見ててくれ」


そう言って森に近い町の外れ。


小高い地形を選んで巨大な煙突を作る。


信号のための用途しか無いので土中の成分を調整してレンガを積み重ねただけのシンプルな構造だ。


「2色の信号を用意した。黄色の煙と赤の煙だ。共にこの素材に火を付ければ30分は大量の煙を発生させる」


「なるほど」


「この規模なら海の街からでも視認出来るように計算してあるよ」


「凄いですね」


「色の役割は、問題発生で黄色。すぐにも対応しないと人の命が脅かされる緊急事態で赤だ」


「分かりました」


「各街にも同じものを用意する。それとこれを…」


「こちらの板はなんでしょうか?」


「ここに文字を書いて魔力を込めるともう一方に文字が転写される仕組みになっている」


「そ、そんな物が!?」


「これは俺にしか作れない物なのでミーミルと各街とソフィー以外に広めるつもりは無い。だが、これがあれば流通や街の連携の助けになるだろう。活用してくれ」


「ありがとうございます」


「2つで一対の道具になる。板にも書いてある相手先に伝わるからそのように使ってくれ」


「はい」


「じゃあ、あとは町を見せてもらうよ。ヘスティとトールも屋台を楽しみにしていたんだ」


「ミーミルの皆様に味を見て頂ければ良い刺激になるでしょう。よろしくお願いいたします」


「ウォン‼」

〖ありがとう。楽しみ〗


町の噴水広場に行くと辺りにはとても良い香りが漂う。


いいね。


ワクワクする。


雰囲気もご馳走だ。


ヘスティもトールも同じようにワクワクした様子で辺りを見回していた。


「さっそくご馳走になろう」


〖うん‼〗「ウォン」


先ずはこの前の肉串から…


「またお邪魔するよ。3つもらえるかな」


「はい‼」


早速焼きたてを用意してくれた。


トールの分は串を外して皿に盛ってあげる。


おお‼この前より甘みが抑えられててパンチが効いてるな…


「この甘さはりんごかな?にんにくを増やしてハーブを抑えた感じ」


「流石‼お分かりになりますか‼甘みを砂糖からりんごにした事で爽やかさが増して肉が柔らかくなりました。その分ハーブを控えてにんにくの刺激を増してあります」


「良い出来だ。この前より食べやすくて、食べるほど食欲が増すようだよ」


「はい。周りのみんなとも相談してたくさん食べてもらえるようにこの味にしたんです」


〖とても美味しい。このお店だけで完結させようとしていないのも良い考え〗


「ウォンウォン‼」


「ヘスティ様にもトール様にも喜んで頂けて嬉しいです。どうぞ他の店の味もみてあげてください」


「そうさせてもらうよ。いつもありがとう」


次はじゃがバター。


「こんにちは。3つもらえるかな?」


「はい。ありがとうございます」


おお‼これも前より良いな‼


「じゃがいもの品種を口当たりの軽いものに変えて…バターは無塩になってるね。その代わりにかかってるこの塩は…」


「流石です。肉串と同じく他の店に行くお客さんのことを考えて軽い品種にしました。この塩は海の街の自信作の天日塩です。とても良い風味なのでバターは無塩にしました」


〖じゃがいもの素朴な味、バターとじゃがいもの濃厚な味、それをまとめるこの塩の深い味わい。とても良いバランス‼美味しい‼〗


「ウォンウォン‼」


「有難いことです。全ては素材の良さゆえ。全てに感謝ですね」


その後もひたすらに食い倒れる3人…


前に来た時から僅かな時間でこれだけの改良が出来るのもみんなのやる気の高さによるものだよね。


モチベーションの大切さを再認識した。


ミーミルに戻ると俺は前回同様、動くのも億劫で晩御飯の入る余裕も無かったのだが…


ヘスティは平然と調理してトールと共にご飯を食べていた…


すごい…

読んでいただきありがとうございます。

評価を頂けるとモチベーションが上がるのでよろしくお願いします。

また、誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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