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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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学校を作ろう

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


海の街


「みんな良くやってくれてるな」


「はい。ルーク様。こちらも大変やる気に満ちており、日々の研鑽に意欲的に取り組んでおります」


「ああ。かつお節には驚かせてもらった」


「ルーク様にそう仰って頂いたことを知れば、料理に取り組む者達も喜びます」


他にもいろいろと研究しているみたいだ。


煮干しもあるんだな。


「この小魚の干物も自分たちで考えたのか?」


「はい。網にかかってしまう小魚は放流しても短命となってしまうので何とか有効に使えないかと試行錯誤してこの形になりました」


「良い発想だ」


「発想はかつお節から来ておりますので、皆ルーク様の叡智の深さに感謝しておりますよ」


「干す前に流水で洗ってやるとウロコが簡単に取れる。あとは内臓が雑味になるので除いてやるといい。そして干す前に沸騰させない80度位の海水で5分ほど煮てやると純粋に魚の良い出汁が取り出せるようになるよ」


「おおお‼流石でございますな」


「小魚の出汁は味噌と良く合うんだ。そちらも研究してみるといい」


「ありがとうございます‼」


そのまま、街の方も見て回る。


赤ん坊の姿を良く見るようになったな。


「ルカク。住民も着々と増えてくれているようだな」


「はい。おかげ様で安心して子供も育てられるとみんな言っております」


「良い事だ。病気や怪我は問題無いか?」


「そちらもルーク様にしっかりと初めに注意して頂いているので、事故で亡くなるような者は海の街が始まってより1人も出ておりません。病気も畑のおかげで本来難しいはずの貴重な薬草と毒消しが容易に作れるのでまるで問題ありません」


「なるほどな。そろそろ頃合か…」


「な、なにがでございましょうか…?」


「なに、大した事じゃないんだ。街の名前を決めてもらおうと思ってな」


「この海の街の名前をでございますか?」


「ああ。みんなで自分たちで考えれば愛着も湧くだろう?」


「そ、それは…確かにそうかも知れませんが…」


「なにか問題でもあるのか?」


「我々が決めて良いとなると街の名前はルーク様のお名前になると思います」


「なっ…何故に?」


「それだけルーク様への想い入れが強いですから」


「みんなもう自立してるからな。街の自治の意識を高めてもらうために住人達で話し合って物事を決めるキッカケにして欲しかったんだが…」


「自立しているように見えるのもルーク様のお導きがあってこそです。まだまだ自分たちだけで物事にあたれるほど成長はしておりませんよ。他の街も同じだと思います」


「なら、今しばらくはこのままで良いか…」


「自治や自立には責任が伴いますからな。問題に責任をもって対処出来るようになるには時間がかかると思います」


「確かにな。ならば教育に力を入れてみるのも良いかもしれない…子供達の学びの場を作ろうか?」


「それは良いですね」


「街の区画毎の責任者を集めてもらえるか?」


「はっ‼」


「という訳で学校の仕組みを作ろうと思う。教育出来る者は各エリア毎に確保出来そうか?」


「はい。大丈夫だと思います」

「年老いた者は体力的に仕事をするのが難しくても、知識は豊富にございますので適役かと」


「教育の内容とやり方は教師役に任せるが、読み書きと計算を最低限として多岐に渡る知識を子供達に教えてあげる形で良いかな?」


「「「異議なし‼‼‼」」」


「場所を決めてもらえば施設は俺が作る。みんなは人選と授業の内容、進め方などを良く話し合って子供達にとってより良い形になるように決めてくれ」


「「「分かりました‼‼‼」」」


早速場所を決めてくれたところから建設を始める。


だいたい2,000世帯毎に区画分けされてるのでそれを基準に子供の数を計算すると…


キャパは1,500人くらいかな。


教室を50。大きい運動場。水の街だから泳ぎも必須技能としてプール。


多目的に広めの施設を5つ程作れば雨天でもいろいろこなせるだろう。


こんなもんかな。


あとは机、椅子、教壇、黒板などの備品類。


教育のやり方で必要な物も変わる。


みんな自分たちで用意してくれるだろう。


「一応形は出来た。問題ないようなら各区画もこの形で進めるよ」


「素晴らしい出来でございます。あのそれで…ルーク様…」


「ん?どうかしたか?」


「学ぶのは子供達だけでしょうか?」


「いや、だれが学んでも問題ないぞ」


「学ぶ意欲があってもその機会も与えられ無かった者も多いのです。その者達にも機会を与えてあげて下さい」


「ああ勿論だ。学びたいという姿勢が大切なんだ。その気持ちを大切にしてやって欲しい」


「ありがとうございます‼」


海の街だけじゃ無くて他の街にも必要だな。


平原と森でロブとリュートに状況を確認してみると…


子供も産まれており、海の街と変わりも無いので同じシステムの導入と学校施設を同様に作って運用を待つこととなった。


やっぱり次代を背負う子供達の教育は大切だよね。


ミーミルではすでに、化学、物理、魔法、工業で教師役を任せられる者がいるので出張で各学校を回ってみたりするのも良いかも知れない。


俺自身も時間を見つけて子供達に何かを教えて行ければ良いと思う。

読んでいただきありがとうございます。

評価を頂けるとモチベーションが上がるのでよろしくお願いします。

また、誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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