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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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プリンを作ろう

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


順調に作業の取り掛かりの説明が出来たので新しい試みをしよう。


甘味。


それは禁断の果実。


いや、畑で取れる果物はそのままでもおやつになるほどに美味しいんだが…


手を加えて甘味を作るということはほとんど行われていないそうだ。


ならば作ろう。


魔鶏に子供がたくさん生まれたので急ぎ消費方法を考えなければと焦ったわけじゃない…


これは挑戦である。


「という事でプリンというものを作ろうと思う。夕食にはパスタを卵入りで新しい形にして作ってみよう」


〖うん‼〗


最近はあまり一緒に料理出来ていなかったので新しいレシピにヘスティも嬉しそうだ。


魔牛乳を85度くらいに温める。


そこに砂糖を加える。


卵を泡だて器でよく混ぜる。


溶き卵を合わせてよく混ぜる。


こし器で良く濾してやる。


弱火で25分ほど蒸す。


固まるまで冷やす。


調理場から冷倉庫が遠いので併設の冷蔵庫を作る。


でっかいのを。


喜ばれた。


完成。


生クリーム入り、バニラビーンズ入りと複数種類を作る。


カラメル。


砂糖に熱を入れる。


水を加える。


色付いてきたらお湯でさらに伸ばしつつ焦げを防ぐ。


火加減の見極めが大事。


試食。


1口食べてみんな固まる。


そして始まる争奪戦…


ご飯時を避けて作業しているのに精霊も全員集合している…


暇なのかな?


お昼と晩のご飯の間に甘味とお茶の時間を作ろうと提案した。


みんな狂喜乱舞してた。


夕食のパスタは手早く出来るので卵料理のレシピを作りながらいくつか説明する。


茶碗蒸し。出汁が欲しい…


オムレツとオムライス。


目玉焼き。


ゆで卵。


厚焼き玉子。


どれも好評だった。


卵の味がとても濃厚で風味豊かだ。魔鶏に感謝。


良い時間になったのでそのままパスタ作り。


小麦の種類を変えて生地を幾つか用意する。


ラビオリ。


マカロニ、ペンネ。


フェットチーネ。


ショートパスタや幅のある物はどんな種類の小麦でも作りやすかった。


魔鶏の卵の豊富なタンパク質のおかげだろう。


ただ、スパゲティの細い種類になるとデュラムセモリナ似の小麦がやはり作りやすい。


その辺の説明をしたらみんな工夫してみたくてウズウズしてるようだった。


乾燥の工程を説明して、その保存性の良さも説明する。


加工し易いように鍛治と連携してパスタマシーンも作っていこうと話す。


とりあえず、ショートパスタを乾燥させて保存していくことに決めたようだ。


細いスパゲティはパスタマシーンが出来るまでは魔力で乾麺を作り、倉庫に入れておくことにする。


さて、じゃあ今日の夕飯を作ろう。


ラビオリにひき肉と野菜を多めに加える。


スパゲティはペペロンチーノ。


フェットチーネはカルボナーラ。


そこにサラダとオニオンスープを添える。


ヘスティと相談しながら作った野菜コンソメは良い味わいを与えてくれる。


コンソメ作りに使った残りの野菜はすり潰して牛乳、生クリームでポタージュを試作。


これも好評。


野菜の味の深さのおかげだな。


動物素材のコンソメも作れるようになりたいものだ。


パスタ尽くしも大好評だった。


卵と乳製品の効果は偉大だ。素材に感謝。


ヘスティがとても喜び、無邪気な笑顔を向けてくれたのがとても嬉しかった。


精霊モードのヘスティは衝撃的だったから…


週に1度ほどの間隔で新しいレシピとお菓子を作っていこう。と、伝えるとみんなで喜んでくれた。


その後は食後にお茶を楽しみ、トールを連れてお風呂に行く。


最近採集に行ってないので魔物のお肉のストックが少なくなって来たことなんかをぼんやりと考えているとドリアスから声がかかる。


〖ルーク。すまねぇがこの風呂ってのもほかの精霊のために作ってやってくれないか?〗


「ん?全然構わないぞ。みんな、興味があったのか?」


〖ああ。俺ら大精霊だけズルいと言われててな…〗


「早く言ってくれれば良かったのに」


〖ルークはどんどん色々と進めちゃうから言いづらい〗


〖そうね〗


〖エルフ達に休むように言っておったが、お前さんが休んどらんのに自分が休もうとは思えんじゃろ〗


「確かにな…」


他人から言われて気が付くその視点…


「みんなありがとう。これからも遠慮なく伝えて欲しい」


〖任せとけ〗


お風呂から上がりキンキンに冷やした魔牛乳をトールと飲む。


最高だ。


その後、精霊達のお風呂作りに向かう。


キャパは100人規模で男女別に2つ作る。


精霊に脱衣場は不要だと思うが、ほかの種族との裸のお付き合いの交流も考えて用意した。


規模が大きいのでヒノキは浴槽の分で精一杯だった。


洗い場は30人分。


取水路からカランとシャワーに水とお湯を接続。


屋根と梁の開放感のある露天風呂。


自浄作用を付与。


排水はほかの下水路に接続。


その周辺を空間で囲み、外からの視覚を遮るようにしておく。


期待を込めた目で作業を見ていた中位の精霊達に完成を告げると、早速嬉しそうに使い初めてくれた。


〖そういうとこだぞ…〗


〖頼んだのは私たちだけどね…〗


「ごめんごめん。さして手間でも無いからさ、早くみんなに使わせてあげたかったんだよ。もう寝るからさ」


〖それもルークらしいのぅ〗


有難いお説教に嬉しくなりつつ、家のベッドへと向かうのだった。


誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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