表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
33/224

おやすみも必要です

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


さて、今日も朝が来た。


土砂降り…


うーん。


どうしようか…


とりあえず食事場は空間で囲っておこう。


幸いこの辺りの水捌けは悪くないようなので何とかこれで頑張ってもらいたい。


さてご飯。


トールは…


うん。抱えていこう。


自分の周囲を空間で囲んでトールを抱え、朝ごはんを食べに行く。


みんなビショビショみたいだけど風と火の魔法を上手く使って乾かしてるみたいだ。


なるほど。


ごはんを食べ終える頃には雨が上がっていた。


食後のお茶を楽しみつつ、リリー、ドービル、バルデ、コックス、リリス、リルと話をする。


「みんなが来てくれてから1週間ほどか。そろそろ休みを取るようにしてもらいたい」


「休むなんて勿体ない‼」

「そうだぜ‼」


「気分が乗っている時は感じ難いが、疲れは知らない内に溜まり判断力や注意力を下げてしまうんだ。それはとても危険だ」


「そりゃ、命がけの冒険者なんかはそうかも知れねぇが…」


「どんな職業だろうとこれは変わらないさ。確かに命を落とす危険は低いかもしれない。でも同じ影響は受けるんだ」


「「………」」


「それにこれは良い質の作業のために休むんだ。冒険者だって静養した後に出る冒険の方が良い結果を得てるんじゃないか?」


「確かに…」


「作業をしながらだとアイディアだって作業に追われてじっくりと考えられない。それに、偶には明日の事を考えなくても良い状況で浴びるほど酒を呑みたいだろう」


「「「………」」」


「そういう気持ちも積もりに積もれば負担になって体に影響が出てしまうのさ…」


話を続けながら自嘲する…

自分の事じゃないと良く見えるもんだな…


「「「分かりました」」」「分かった」


「具体的には3日~4日作業で1日休みにしよう」


「「それは多すぎる‼」」


「これでやってみれば分かる。だから先ずはやってみてくれ。作業によっては常に同じリズムで休む訳には行かないだろう。そういう時は2日続けて休んだりなどリーダーが工夫して管理してやって欲しい」


「ただ、連続での作業は6日までだ。これは厳守だ」


「分かりました」

「分かった」

「リーダーってのも大変なもんだな…」


「バルデ。自分でやる必要はないよ。得意そうな人に任せてくれ」


「それは無責任なんじゃ…」


「大変だと感じる事を抱えてバルデがリーダーとして力を発揮出来ないとみんなが困るだろう?」


「ああ…」


「それは無責任じゃないのか?」


「そうだな…」


「だから任せるのさ。バルデはリーダーとして、任せられる人をしっかり見極めてやるんだ。そして任せたことに責任を持てば良い」


「そうか…分かった‼やってみるぜ。」


「話も落ち着いたな。リリー今日は醤油と味噌作りを始めたい」


「大丈夫です‼この後みんなを連れて醸造小屋に向かいます」


「頼んだ」


醸造小屋。


さて始めよう。


大豆。小麦。塩。


先ずは大豆から。


洗って浸水…1日…


…忘れてた。


「すまない本来はそうすると記憶してくれ」


魔力で保水率を変える。


煮る。沸騰させたら弱火に落として3時間。


次は小麦。


炒る。小麦が少し膨らむ程度。


大豆待ち。


味噌に移る。


こちらも大豆を洗って浸水…


…すまない。


24時間。


そして煮る。醤油と同じ。


時間が空くので流れを説明する。


醤油。


炒った小麦を40度以下に冷ましてから粉砕する。


…粉砕機。作るか。


ここでも温度計を作って見せたら大興奮だった。


そこに種麹を混ぜる。全体量の3%。


%の考え方に驚く面々。


四則演算は伝わるので、やはり日常で必要なこと以上の研究というのが行われていないと実感する。


次に大豆。煮たあと覚ます。これも40度以下。


麹菌がしんでしまうから。


そこに種麹を混ぜた小麦を加える。


ここで大事な温度管理。


室温と合わせた材料の温度を共に30度に維持する。


48時間、手入れしながらその状態をキープ。


醤油麹の完成。


次に混ぜる塩水の用意。


醤油麹:塩水で1:1.2。


小数点の考え方にみんなまた驚く。


加える塩は全体の量が20%の塩分濃度になるほど。


それを醤油麹にまぶす物と塩水にする物に分ける。


塩水だけだと飽和してしまう。


先に塩を醤油麹に満遍なくまぶす。


熟成容器に移す。


そこに塩水を入れてよく混ぜる。


熟成に入る。


出来るだけ空気に触れないようにする。


1週間に1度程度良く混ぜながら1年間。


熟成が完成したら絞って火入れを行う。


沸かさず80度程で30分程。


完成。


あらためてみると凄い手間だ…


次は味噌の流れ。


茹であげた大豆を35度程度に冷ます。


良く潰す。


塩と種麹をよく混ぜる。


そこに潰した大豆を投入してよく混ぜる。


ギッチギチに押し固めながら熟成容器にいれる。


こちらも出来るだけ空気に触れないようにして熟成。


こちらは月に1度程度混ぜてやる。


1年で完成。


「という流れだ。大変だと思うが頑張ってもらいたい」


「とても手間がかかるのですね」

「その分、楽しみながら待てます」


「味も期待してくれて良い。必ず報われたと思えるから」


「楽しみです‼」


「醤油は熟成を伸ばすとさらに味わい深くなるから早く使える分は今日のものとして、他に、寝かせる分も作ってしまおう」


「分かりました」


「さぁ、大豆も良い仕上がりだ。説明を復習しながらやっていこう」

誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ