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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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宴 最高‼

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


さて、準備も整ったのでみんなを呼びに行こう。


エルフはリリーに声かけをお願いする。


ドワーフはドービルだ。


後は戻って声をかける。


おーい。ご飯だよー。


次々に現れる精霊達。


早い者はエルフやドワーフも来ていた。


精霊達が何やらもじもじとこちらを見ているので話しかけてみる。


「ごめんね。もう少しで全員集まると思うから」


〖あ、違うんです。今日はみんなを呼んでくれてありがとうって伝えたくて〗


〖そうなんです。なかなか順番と役割の予定が合わなくて来られない子も多いので嬉しくて〗


「そっか今までごめんね。これからは用事が無ければいつでも来ていいから。みんなにもそう伝えて欲しい」


〖〖本当ですか!?〗〗


「ああ。大丈夫だよ」


とても嬉しそうな精霊達にほっこりする。


さて、集まったかな。


リリーとドービルに目線を向けると頷きを返してくれた。


よし‼


「みんな。よくここに集まってくれた。ささやかながら歓迎会を行う‼今日は心ゆくまで食べて。飲んで。楽しんで欲しい‼」


〖〖おおぉ‼‼‼〗〗


「「「おおぉ‼‼‼」」」


「最初のワインは食材のテーブルにある物を先ず取ってくれ‼」


「乾杯‼‼‼」


「「〖〖乾杯‼‼‼〗〗」」


宴の始まりである。


BBQの方法はヘスティが伝えてくれたのだろう。


精霊達がエルフ達やドワーフ達に教えていた。


人数が多いおかげか精霊達もいつにもまして楽しそうに過ごし、眷属達も嬉しそうに飛び回っている。


俺はリリーとドービルを呼んで話をする。


「悪いな。楽しんでいるところ」


「構わんさ。必要な事だろう?」


「そうです。我らに遠慮は不要です」


「そこまで大事では無いんだが…明日からの役割について話しておきたくてな」


「それは大事なことでは?」


「宴を楽しむことだって大事だ。それがまた明日の活力となるからな」


「なるほど…確かにそれも一理ある」


「で、各々に種族のまとめを頼む。元々そういう風に見受けるが、指示系統は整理しておきたい」


「分かりました」「勿論引き受ける」


「明日からの仕事というか、やりたい事の希望をまとめてくれ」


「やりたい事で良いのですか?」


「構わない。それが1番伸びるからな」


「なるほど」


「しかし料理の担当は出して欲しい。今の作り手だけだと近い内にパンクする」


「その点はご安心を。既に料理を極めたいと言うものが多くおります」


「ウチの方も家族持ちの所の奥方や娘がほぼ全員希望してる。問題ないと思う」


「助かるよ。その他は急がなくて良いから、本当に打ち込んでみたいことを選ばせてやって欲しい」


「分かった」「かしこまりました」


「広くいろいろな分野をやりたい。という形でも構わないからな。とにかく本人の希望を尊重してくれ」


「感謝する」「ありがとうございます」


「さて、以上だ。悪かったな。あとはみんなと楽しんで来てくれ」


俺もバーベキューを焼きながらみんなの様子を見回した。


こういうの好きそうだけど、ウィンディはまた寝てるのかな。


さらに見回す。


トールが元気無さそうにしている…


心配なので見に行く。


「きゅーん」


俺が近付いて行くと、気がついてこちらに寄って来た。


「きゅーん。きゅーん」


必死に体を擦り付けて来る。


…どうやら、寂しい思いをさせてしまっていたようだ。


最近忙しくしてたからな。


反省。


トールに肉串から肉を外して皿によそってやる。


「熱いからゆっくり食べるんだぞ」


すると、恐る恐る食べ始めた。


大丈夫そうなので追加の肉串を焼いておく。


「悪かったな。今日はこのまま一緒にいよう」


「あん‼‼」


元気良く返事を返してくれた。


トールの食べる勢いが落ちたので一緒に見て回る。


みんな楽しそうだ。


バーベキューも酒も、みんな本当に嬉しそうに味わってくれている。


酒の棚に酒好きコンビが居たので話しかけてみる。


「まだ若いだろう。もう少し寝かせると目指した味になるんだが、折角の機会なんでな」


〖なんの‼ これはこれで美味い‼ 少なくとも今までの酒の中では1番じゃ‼〗


〖驚いたわ…まだ眠った秘めた魅力は感じるのに…このままでも十分味に深みがあるわ〗


「熟成は始めてる。新しい仕込みも明日行うよ。次は新酒を楽しむ形にしておくよ」


〖また楽しみが増えてしまうのぉ〗


〖本当にね〗


「今日の料理には本当はエールが合うんだが、そっちはまだ時間が掛かるからな。エールが完成したらそのお祝いにまたこの料理をやろうと思う」


〖本当か‼ いやぁ、やっぱルークは分かってんな‼〗


何処から来たのかドリアスが現れ、そう言いながら背中をバシバシ叩いてくる。…痛い…


縁もたけなわ。


みんなの熱気にも大分当てられたので、少し冷まそうかと家の屋根にトールを連れてやって来た。


トールを撫でながら空を見上げると、満点の星空に3つの月と火星を見る事が出来た。


あの子もほかの人達も元気に過ごせただろうか。


そんな事を思いながら幸せである様に。と、願いを込めてしばしの間目を閉じていた。

誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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