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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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歓迎会

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


ドワーフ達も各々の住む家に荷物などを置きに解散して行った。


ふぅー…ようやくひと息付けそうだ……


…‼ 麹を忘れてた‼


慌てて醸造小屋にいく。


麹室に入って舟を確認する。


そこには綺麗にうぐいす色に覆われる米麹が並んでいた。


「ホッ。良かった。無事だったか」


魔力による自動手入れは有効だったようだ。


慎重に麹菌の活性が残るように乾燥させていく。


そして麹菌から胞子だけを纏めて保存していく。


「よし。これでプーアル茶と醤油や味噌、味醂、日本酒が作れそうだ。他の麹やかつお節菌は必要になったら作って行こう」


種麹を取った残りも勿論活用する。


甘酒も良いな。


歓迎会の準備をするために調理場に向かう。


「ヘスティ。みんなの歓迎会をしたいんだ」


〖うん‼良いと思う!どんなお料理にする?〗


「人数が多いからみんなが自分で調理する形にしようと思う」


〖自分で調理してもらうの? みんな。出来るかな?〗


「大丈夫。お肉や野菜を焼くだけだから」


〖そんな料理があるんだ‼〗


「勿論、料理する人の腕前も大事だよ。やりながら説明しよう」


〖うん‼〗


とりあえず、ボアの肉を角切りにして串に刺していく。


次いで。野菜も焼き崩れず、均等に火が入るように切り揃えていく。


1つだけ先に見本としてBBQコンロを作り、炭に火を入れる。


焦げ付かないように加工した網をその上に乗せる。


肉と野菜の串をその上に乗せるとじゅうじゅうと良い音がしてきた。


更に、肉汁が落ちて炭にかかると抗い難い匂いも漂ってくる。


岩塩を細く砕いて振る。


胡椒も振りかける。


十分火が通った所でヘスティに渡してあげる。


「ほら。熱いから気を付けて食べてみて」


ヘスティはそれを受け取り一口食べると…


〖…すごい‼ お肉とお野菜に塩と胡椒をかけて焼いただけなのに‼〗


目を見開いて驚いた。


「その味わいはこの炭のおかげなんだよ。じんわりと火を通してくれるんだ。そして肉汁が落ちると煙が上がって、それが程よくお肉を燻してくれるんだ」


〖あ、それもベーコンと同じ‼ 外から煙で香りを付けるんだ〗


「ベーコンの場合は乾燥させることも合わせて目的とするから、煙だけで時間をかけて行うんだけどね。これはバーベキューと呼ぶんだけど、みんな自分でこうして焼くんだ。ヘスティは他に何をしてあげられるか思い付くかい?」


〖お肉や野菜を引き立てるソースを作る‼〗


「流石ヘスティだ」


そう言って頭を撫でる。


「じゃあ、お肉と野菜のカット。ソース作りをお願いできるかな?俺はみんなが余裕を持って楽しめるようにこの焼き台をたくさん作っておこうと思う」


〖分かった‼ ソースはたくさんの種類を試していい?〗


「もちろんさ。楽しみにしてるよ」


そう言って先ずは串を量産する。


バーベキューは定番になるだろうからな。


使いまわせるように魔テンレスで作ろう。


食材を刺す部分には軽く捻り加工を加えて持ち手の部分は熱を遮断するようにする。


防菌加工も施してっと。


軽く量産して2,000本程用意した。


BBQコンロの方は100台。


何時も来てくれる精霊達の数が大体100人


エルフ200人、ドワーフ100人で400人。


4~5人で1台使えれば余裕があるだろう。


そんな事を考えていたらヘスティから声がかかる。


〖あの…多い人数でも大丈夫ならもっと精霊がいても大丈夫?〗


「ん? 構わないよ。でもどういう事?」


〖いつもの場所に入れる人数が100人くらいだから、みんな順番待ちしてるの。でも、このお料理なら我慢しなくても呼んであげられるかなって…〗


なんてこった…いつもみんなに我慢させてたのか…


「全然構わないから来れる子は全員呼んじゃって。庭の食事スペースも今日来てくれた子の数に合わせて広げよう。そうすれば用事のある子以外は来たい時にいつでも来れるよね」


〖ありがとう‼ ルーク大好き‼〗


そう言ってヘスティは調理に戻って行った。


今日もずっと立ちっぱなしという訳にもいかないな。


屋根、長椅子と長テーブルを増やしていく。


500人のキャパになった。


上手く行けばこれで普段も回るだろう。


設備は整ったのでワインスペースを作る。


樽を並べて置けるようにした台をドワーフの身長に合わせて設置する。


さらにエルフの身長に合わせた物も設置した。


それぞれにワイン樽を20ずつ並べて後ろに予備として80樽積んでおいた。


設備は完了したのでヘスティの元に行き、調理に参加する。


お肉。野菜。お肉と野菜。


ヘスティがタレに合わせて組み合わせを考えてくれたのだろう。


見本が置いてあった。


それに倣って淡々と串に刺していく。


ヘスティに呼ばれたのか、何人かの中位精霊達が早めに来ていたので手伝ってくれた。


おかげで早々準備完了である。


さぁ楽しい夜の始まりだ‼

誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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