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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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エルフ来訪

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


魔牛や魔鶏が来てくれたことで賑やかさも増した。


レイナと別れたあと。1人でどうしたら良いんだろう…


と、思った気持ちも精霊たちのおかげで感じること無く過ごせている。


みんなには感謝しかない。


そんなことを考えていたからだろうか…


来訪者が来た。


「シルフィード様に導かれました。どうか私たちに技術をお授けください」


200人も…


「初めまして。ルークだ。来てくれたことは歓迎する。しかし、シルフィード様とは?」


「風を司る高位の精霊様です。他にもノーミドゥス様、ドリアディス様の啓示を受けて参りました」


「なんだ。名前あるんじゃないか」


〖そやつらが勝手に呼ぶだけじゃ〗


「「「ゴールニィ様‼?」」」


〖わしはただの山親爺じゃ。ま、呼びたいように呼ぶと良い〗


「そうなんだ」


〖そう。呼び方はどうでもいい〗


〖全くね〗


〖ああ〗


「まさか…最古の大精霊である方々にお目にかかる日が来るとは思いませんでした…感動しております」


〖堅苦しいのは好きじゃねぇんだ。ルークがいろいろ教えてくれるからよ。しっかり学んで、種族の区別無く、他の奴らにも教えて行ってくれねぇか?〗


〖うん。お願いする〗


〖そうね。お願い出来るかしら?〗


「承りました。必ずやご期待に答えてみせます」


〖ほんじゃルーク。よろしくな〗


「ああ、分かった。でも、せっかくみんな名前があるなら使おうよ」


〖響きが大仰でむず痒いんだよ〗


〖そうねぇ〗


〖わたしは気にならない〗


「なら俺が決めていいか?」


木の精霊はドリアス。

土の精霊はノーミス。

金の精霊はゴール(爺)。

水の精霊はウィンディ。

風の精霊はシルフィ。


「これでどうだろう?大仰さを減らして呼びやすいと思うんだが」


〖ルークが名付けてくれるなら是非もねぇな。ドリアスか〗

〖えぇ。ノーミス…嬉しいわ〗

〖改めてルークが決めてくれた。シルフィ…嬉しい〗

〖有難く頂こう。ゴール爺…えぇ響きじゃ〗


「ついでだ。料理の精霊と牧畜の精霊の名も考えるよ…料理の精霊はヘスティ。牧畜の精霊はパンでどうかな?」


〖生まれたばかりで名前を貰えるなんて光栄だね。有難く僕はパンの名を頂くよ〗


〖ヘスティ…美しい響き。とても嬉しい〗


〖名を授かったというのに1人おらんやつがおるのぅ…〗


「湖でやることがあるって言ってたよ。その内来るだろう」


ゴール爺とそんなやり取りをしていると…


「あ、あの。ルーク様はどのようなお方なのですか?大精霊様方の名を決めてしまわれるなんて…」


「別にルークという名の他に何者でもないよ。でも、あなた達に知識や技術を与えることは出来ると思う。あと。様付けはやめてくれ」


「そ、それは難しいです…」


「…呼び方はそれでも構わないから変に構えてへりくだるのは止めてくれ。そうしないと正しく知識や技術が伝わらなくなるかもしれない」


「分かりました。努力します」


「ところで君の名前は?他のみんなのことまでは直ぐには無理だと思うが、出来るだけ聞いて覚えていくようにするよ」


「私はハイエルフのリリーです。この面々の代表としてお見知り置きください」


「分かった。よろしくリリー。他のみんなもよろしくね」


「「よろしくお願いします」」


「知識や技術といっても一朝一夕に伝えられるものじゃない。しばらくはここで過ごしてもらうことになると思うけど大丈夫?」


「もちろんです。何時まででも!」


何時までもここにいたら技術は広まらないんじゃないかな?


「じゃあ、先ずは生活の拠点を作ろう」


そう言って俺は湖に向かって木を確保しながら広く拓いて行く。


湖の袂まで進めたことで俺の家からの眺望もとても美しいものになった。


湖への道を残し、その左右に拓いた土地を魔力で整地して基礎を固める。


ついでに地下に渡した水道管も大きさを変えて作りかえて接続する。


ここで住むことになるエルフ達に問いかけた。


「何か造りに希望はあるかい?何人で生活したい。とか、こういう物が欲しいとか?」


呆然として建築風景を見ていたリリーは答える。


「いえ…普段はすぐたてられる簡易住居で数人でまとめて暮らしておりますので…」


「そうか。とりあえずで建てるから、暮らしている内に希望があったら教えて欲しい」


俺の家を基準とした作りで、リビングにオープンのカウンターキッチンを付けてみる。


うん。お洒落だな。


必要になりそうな家具と寝具も作って行く。


それを区画した基礎の上に次々と建てて行く。


途中、木材は拓いた木で足りたのだが綿糸が不足した。


畑に移動していつも通りに栽培から紡ぐ工程を行っていると…


「る、ルーク様…何をしておられるのですか?」


「ベッドとカーテンに使う綿糸が不足したので作ってるんだ」


「ど、どうやって?」


「見てた通りだよ。綿花を栽培して綿わたを糸に紡いでいく」


「栽培は種を植えるとすぐ収穫出来るようになりましたし…糸をそのように空中で紡ぐ事など不可能だと思うのですが…」


「あぁ…この方法は恐らくみんなには直ぐには使えないと思うから、別の技術を教えるよ。その方法がみんなの紡績技術より優れていればだけどね」


「分かりました…」


そうして完成させた家50棟。


その内1棟を使ってみんなに説明する。


1つ1つに感動していたが、お風呂に馴染みは無かったようなので詳しく説明する。


「どの属性でも構わないのでここに魔力を流すとお湯が出る。こっちは水だ。浴槽のお湯は変える必要が無く、自動で常に清潔に適温に保たれるようになっている」


「このボトルはなんでしょうか?」


「髪と体を洗うものだ。髪はこれで洗った後、これをつけると潤いと纏まりが良くなるだろう。浴槽は何人かで使う物だからいくら自動で清潔になるとはいっても湯に入る前に体を洗うようにして欲しい」


「…分かりました」


相変わらず心ここに在らずといった感じだが分かってくれたようだ。


分かってくれたよね?

誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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