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うつ病患者の再生物語  作者: はなかみ
ミーミル
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石油開発

初めて投稿しています。

更新頑張ります。拙い部分も目に付くと思いますが、気長に見守って頂けると喜びます。


時間は順調に過ぎていく。


自分がこの世界で過ごせる時間があとどのくらいあるのか…


実は、宙海で無意識にやっていたように自分の体組成の原子に手を加える事によって、若返ることも年老いることも思うままに出来るのだが…


それはやらないと決めている。


レイナに導かれてこの星へと来た時から自然に任せて動き出したこの時間の流れのままに生きて死ぬ。


それが天寿を全うするという事だと思うから。


この星の行末を見届けたいという気持ちがないわけでは無いし、共に過ごしてくれたみんなを見守りたい思いもある。


しかし、それはこの肉体の限界までで良いだろう。


何故かそう納得出来ることに根拠は何も無いのだが、この気持ちに間違いはないだろう。


さて、そう思うとあとは何を成すべきか。


思い付くのは石油産業だった。


俺がいる間に環境を大切にしながら発展していけるための礎を築いておこう。


以前の地球はその点、ずいぶんと後手後手に進歩してしまったと思うから。


まずは石油プラントだな。


これを作れる場所は1箇所しかない。


海底油田と地上にある油田の埋蔵量を全て効率的に採掘出来る場所は海の街と平原の街の間にある1点だ。


構築する予定の設備で日産量30,000バレル。


陸、海合わせて1,500年分の埋蔵量となる。


進歩に従って日産量は増すだろうけど。


さて、始めるか。


海底油田へと先端をドリル形状にしたパイプで掘り進む。


海底パイプの直径は6m、ドリルの後ろのパイプ部は隔壁構造になってガスと原油に別れるようになっている。


ドリルはルーク鋼魔力付与50%、パイプやプラント各部の装置は魔ニッケルを基準にして各素材に合わせた合金を使う。


耐食性、強靭性で用途別に設える。


海底パイプは耐食性、耐圧性、耐震性を考慮して魔鋼から炭素を完全に抜き出してから魔ニッケルと結合。


その上で、順番は前後するが…魔力を込めたポリプロピレンで配管を覆う。


地上からの掘削管は5m、魔鋼と魔ニッケルの合金。


海底パイプの方が耐圧性を高めるための厚みがある分、太くなる。


あとは汲み上げる動力と圧力をコントロールする機構。


魔力動力で付与を行うが、技術の発展に伴って自分達で作り替えられるように余裕を持たせて構築する。


時期は日産量が不足する時だ。


その頃にはポンプ動力を自分達で作り出してくれているだろう。


あとは原油の貯蔵タンクとガスの貯蔵タンク。


これらもそれぞれの成分に対して耐食性を考慮して設計する。


数は300ずつだ。


ポンプの採掘量で制限を設けているので常用は100にも満たない。


さらに耐候性を持たせてあるので1,000年は持つと思う。


おっと、天然ガスも付随して作らないとな。


石油同様にパイプから貯蔵までを作り上げる。


さてここからが大仕事だな…


一旦構想をまとめよう。


まずは石油生成工場。


大規模火力発電所。


石油ガス(LPG)の工場。


ナフサ分解工場。


石油化学誘導品工場。


関連事業工場。


輸送インフラの整備。


送電システムの構築。


作業員の住む街の構築。


こんなところか…


効率的な配置を計算して…と。


良し。これで良いかな。


石油生成工場から始めよう。


原油貯蔵タンクから大型の蒸留塔へと汲み出す機構を作る。


蒸留塔は温度別に各精製物を取り分けて貯蔵する機構。


各精製物は沸点がそれぞれ異なるため、この蒸留塔を経由して取り分けることが可能になる。


30度以下で石油ガス。


180度まででガソリンとナフサ。


250度まででジェット燃料と灯油。


350度までで軽油。


それ以上で重油やアスファルト。


各精製物はさらに水素化脱硫や減圧蒸留を経ての間接脱硫、流動接触分解を経て、実用的な素材として貯蔵出来るように設計する。


LPGは採掘分と合わせて貯蔵する仕組みまでだな。


天然ガスも冷却工程を経てLNGにして貯蔵する設計までだ。


さて、ナフサ分解工場だ。


仕組みは800度の熱分解反応で常圧蒸留。


これによって…


エチレン


プロピレン


ブタジエン


ベンゼン


トルエン


キシレン


に、分けられるのでそれぞれを貯蔵する。


これが石油化学基礎製品だ。


これらを加工する誘導品工場を建造する。


さらに重油の減圧蒸留によって取り分けた機械油工場。


ガソリンの精製工場。


軽油の精製工場等も建造する。


そして大型の火力発電所。


ここでの主原料は重油になるが、石炭、コークスでの運用も可能になるように構築する。


そばには炭鉱もあるからね。


そして石油精製工場から重油のパイプを繋げて貯蔵タンクに収まるように設計っと。


あとは動線を考慮して道路の敷設。


アスファルトを利用して構築する。


街道にも繋げて。っと。


あとは街か…


安全性と利便性で距離を計算すると、海の街、平原の街、石油の街で綺麗な正三角形になるな。


プラントは石油の街からさらに先に少し離れるけど…


内燃機関が完成すると自動車が出来るから苦でも無い距離だろう。


関連事業工場は需要に合わせて可能性を提示しながら進めて行こう。

読んでいただきありがとうございます。

評価を頂けるとモチベーションが上がるのでよろしくお願いします。

また、誤字報告、感想、ご意見は必ず目を通して返信して行きますので気が向いたらご指摘・ご意見をお寄せくださいm(_ _)m

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