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47 変態・カレー・チルドレン

一方その頃、私達小学生組は、わけのわからない車に乗せられたでごぜーます。

車の中では、リョウコちゃんとハルカちゃんが泣いていて、アヤちゃんが慰めているです。


「ぐすっ、イリノ先生ぇ」

「えーん、もう会えないの?」

「イリノ先生は天に帰ったんだ」

「「うわーん」」

「絶対可憐!それがあたし達のポリシーだよ。先生もいつも言ってたじゃない。だから負けない!」

「うん。うち、もう泣かない」

「そうよね。先生に怒られちゃう」

「そうだよ2人とも。明日へ、さあ行こう!」


何だか3人で盛り上がってるでごぜーます。

絶対可憐ってなんです?

私は絶対カレーでごぜーますよ。

一方では、サンペイ君とロミ君が何やら盛り上がってるでごぜーます。


「このロボット、カッコ良くない?」

「いや、俺の鎧の方が」

「じゃあ勝負しよーぜ」

「しょうがねーな」


何やら人形のような物で戦ってるです。

ロボット?

鎧?

私の着ぐるみには敵わねーでごぜーますよ。


「久野ちゃん!久野ちゃんは悲しくないの?」


ハルカちゃんが聞いてきたでごぜーます。


「私は担任じゃなかったですから、それほど話した事があるわけじゃねーですから」

「それもそっか」


割とあっさりしやがりますね。

もうイリノ先生は天の人なんですかね。

あんな感動的な別れ、あっ、私達は除け者でごぜーました。

ゾンビに刺されて死んだと思ったら、焼かれてたでごぜーますよ。

大人は酷い事をしやがりますね。


「よしっ!」

「うわー!」


男子の方も決着したよーです。

ロミ君が鎧に向かって、「アルー」と叫んでるです。

「アルー」ということは「ナイー」もあるのですか?

サンペイ君は「ニルは最強だ」と言っていますが、ヤク方が最強だと思うですよ。

とりあえす、男子はよくわからねーでごぜーます。


しかし、あの得体の知れない男と女はなんなんでごぜーましょーか。

思わず意地になってしまいましたが、ゾンビにゾンビを食わせるなんて怖ーでごぜーますよ。

皆は隅っこで隠れていたので見てないでしょーが、私はバッチリ見てしまったでごぜーます。

本当は近寄らないのが一番ですが、気になってしょーがねーです。

今度隠れて観察する事にするです。

それを楽しみに考えていると、絶対可憐な3人が騒いでいやがります。

どうやら今日の晩ごはんで揉めているよーでごぜーます。


「あたしは栄養ドリンクがあればいいよ」

「うちは粉もん」

「私はピザ」

「栄養ドリンク!」

「粉もん!」

「ピザ!」


どうでもいいでごぜーます。


「久野ちゃんは?」


振られたでごぜーます。


「カレーしか興味ねーです」

「「「カレー・・・それだ!」」」


子供にはカレーでごぜーますよ?

甘口しか認めねーですが。

でもたまに残飯を食いたくなるのは何故でごぜーますか?

不死人は料理が上手なイメージでごぜーますが、今度あの人達に作らせてみるです。


そんな事をワクワクしながら考えていたら、急に不快な視線を感じたでごぜーます。

それは後方のトラックからのよーです。

あのオッサン、口がニヤケていやがります。

変態を発見したでごぜーます。

足の臭ぇーオッサンでごぜーます。

オッサン、手を振ってきたでごぜーます。

アッカンベーしてやったでごぜーます。

オッサン、落ち込んだでごぜーます。


ドンマイ、オッサン。でごぜーます。


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