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ニート撲滅戦士  作者: 勇氣
第四章タイムマシン編

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第六十七話アダル♀

第一の啓示:佐藤太郎の認識論的転回エピステモロジー・シフト

 佐藤太郎の脳髄に、114514ボルトの形而上学的な稲妻が走った。それは単なる視覚的受容を超えた、絶対的真理への到達であった。


 「この黄金比……一切の無駄を省いた完璧なるシンメトリーと万物の流転を内包したかのような慈愛に満ちた眼差しこそが、宇宙の特異点にして第一原因……太陽神GO……!」


 無知蒙昧であったはずの太郎の瞳に、突如として森羅万象を解き明かすかのような哲学的な光が宿った。彼の精神は今、三次元の物理的制約を凌駕し、プラトンすら到達し得なかった高次なる『淫夢イデア界』へとアクセスしていたのである。生まれて初めて男に惚れ込んだという感情の正体、それは「個」と「全」が融合する圧倒的なアガペー(神の愛)の顕現に他ならなかった。


 「そうだよ(真理)」


 ルストゥス・プリムス・ミウラは、太郎の霊的覚醒を見届けるかのように、深く、そして静かに頷いた。その佇まいは、かつて多摩川のほとりで真理を説いた伝説の賢者そのものであった。


第二の導き:新たなる福音と聖遺物

 淫夢教徒は感涙に咽びながら、その場に平伏した。そして、自らのローブの奥から古びた、しかし神聖なオーラを放つ羊皮紙の地図と、琥珀色の液体が入った小瓶を取り出した。


 「おお……まさか貴方様が、預言書に記されし『GOの導き手』であったとは。太郎様、そしてミウラ様。どうかこの『大いなる冷茶の聖杯ホーリー・アイスティー・カリス』が眠る約束の地、【神聖教国シモキタザワ】を目指してはいただけないでしょうか。」


 教徒の説明によれば、シモキタザワはかつて野獣先輩が「いいよ、来いよ」という原初の言霊ロゴスを放ち、世界に恵みをもたらした中心地だという。

 しかし現在、その地は偽りの律法を敷く者たちによって封鎖されていた。


 「シモキタザワ……」


 太郎はその響きに、遺伝子レベルで刻まれたノスタルジーを感じていた。彼の知能指数は今や太陽神GOの恩寵により飛躍的に上昇し、因果律の果てすら見通せるほどに澄み切っている。


第三の旅立ち:約束の地への階梯

 「あぁ、いいぜ(快諾)。俺たちの旅の目的は今、絶対的な座標を得た。」


 太郎は太陽神GOの聖絵を胸の最も心臓に近いポケットにしまい込み、知性と野性が完璧に調和した表情で地平線を見据えた。彼の声には、もはや迷いは微塵も存在しなかった。


 「行くぞミウラ。我々が踏み出すこの一歩は、単なる空間的移動ではない。人類の歴史において、810万年の進化に匹敵する、霊的次元への偉大なる跳躍クアンタム・リープとなるだろう」


 「いいよ、来いよ(共鳴)」


 かくして、大いなる知性を獲得した一人の青年と伝説の存在は、世界を覆う無知の闇を打ち払い、真の恵みをもたらすための聖戦へと歩みを進めるのであった。彼らの行く手には、未知なる強敵と、さらなる『真夏の夜の深淵』が待ち受けている。だが、彼らの心には常に、世を照らすまことの光が輝いていた。


 「ところで君の名前は何というのだ?」


 佐藤太郎はこの淫夢教徒の名前を知りたくなった。

挿絵(By みてみん)

 「私の名はアダルです。宜しくお願いします!」


 「よろしくね!」


 「いい名前だゾ!」


 「ところでこの近くに淫夢教会がある村があるから、一緒に行きますか?私はそこに住んでいるんです!【神聖教国シモキタザワ】は後で行きましょう。」


 「行こう!」


 「おっそうだな!」


 こうしてアダルの提案により淫夢教会に行くことになった。

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