Episode 11
あれから何日経っただろう⋯
もう足首に感じる重さも、気にならなくなってきた。
「おはよう、未来」
いつものように隣で優しく微笑むユウに、私も笑顔を返す。
「おはよう、ユウ⋯」
「朝ごはん、何食べたい?」
「う〜ん⋯フレンチトーストかな」
「いいね、じゃあ作るから⋯」
そう言いながら、スマホを差し出してくる。
受け取ったスマホを見て、静かに頷く。
そんな私の様子に満足そうに頷き返し、キッチンへと消えていった。
ユウの背中を見つめ、スマホに視線を戻す。
小さく深呼吸をして、友達からの連絡に返信をする。
1日3回⋯ユウが食事を作ってくれる間は、友達と連絡を取ることを許してくれている。
監視されているから、無難なやり取りしか出来ないけれど⋯
それでも、ユウ以外の誰かと繋がれる事に安心した。
これはきっと、ユウの優しさなのだと思う。
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やっと、未来が俺の物になった。
他の男と話さないって約束したのに、守らないから⋯
こうして、縛り付けるしかないんだ。
本当は男だけじゃなく、誰とも関わらせたくない。
だけど⋯未来と連絡が取れなくなったと、騒ぎになったら困る。
せっかく手に入れた幸せを、邪魔されたくない。
俺たちの幸せを邪魔するやつは許さない⋯




