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はじめに
第十四回および第十五回に小文を入れることにしたのは寧府が混乱の極みにいたり、宝玉の内面に焦点があたる転換点だからである。
回数としては短いが紅楼夢の根幹に当たる部分だと私は考えており、翻案にも深くかかわるため、翻案意図として示すことにした。
色即是空、空即是色という仏教の概念を物語の根幹に落としこみ、他者との相違を知ることによって、宝玉が「即是」を発見してゆく。
自身の分身ともいえる秦鐘との決着もここで果たされることになる。
第十四回および第十五回に小文を入れることにしたのは寧府が混乱の極みにいたり、宝玉の内面に焦点があたる転換点だからである。
回数としては短いが紅楼夢の根幹に当たる部分だと私は考えており、翻案にも深くかかわるため、翻案意図として示すことにした。
色即是空、空即是色という仏教の概念を物語の根幹に落としこみ、他者との相違を知ることによって、宝玉が「即是」を発見してゆく。
自身の分身ともいえる秦鐘との決着もここで果たされることになる。