英霊って何?
お久しぶりの更新となってしまいまして申し訳ないです
内容もまあまあ薄いと言う全然良くない結果に…我ながらありがちだなぁ
さーて、普通なら使えない魔法も使えるし光のオーラを放つ『英霊』エレクさん。はたしてその正体は何なのか。前々から何だろう何だろうと思っていたがそれほど聞く機会も無く後回しにしていた、結局どうなんだろうな。
「まずは『英霊』というのが何かを教えたほうが良いかの。存在としてはどういうものかと言うと英霊は生前にある程度の何かしらの凄いこと、大勢のモノを救った、殺した、他にも様々なことを成せば死した後に神、のような者、自分のことを”管理人”と言っていたので管理人と呼んでおるんじゃがその管理人から死した後も現世に干渉できる力を与えられる。次に『光のオーラ』これはまあ簡単に言えば英霊である確固たる証拠じゃな。現世に干渉できるのもこれのおかげらしい。これも管理人から付けられたものなんじゃが詳しい原理はワシも知らん。もっと言えばその管理人のこともなーんも知らんの」
え、えぇー…英霊ってそういうのだったんだ…まず管理人て、これはどういうものなんだ?ゼナドみたいな宗教とか作られる神なのか?
それとも…俺たちのような普通の奴には分かる由もないナニカなのか。悪魔か天使?小説だと大抵はそんなこんなで神みたいな奴に会っちゃうし…どうなんだろな。ゼナドは声だけだったから♂♀どっちか分からなかった。
にしてもアイツ勇者にスペシャルスキルとか渡すなら俺にも何かしらしろよな。神からしたら勇者とかそれに近い奴が重要で別に巻き込まれたというかそんな感じの俺くらいなら死んでも別にいいことだろうけど普通呼び出してポイは無いだろ。俺も案外あの中では目立っていた方なのにだぞ。
でも何かそういうのと戦うことになるかも…という予感が妙にあるな俺。ああ!ダメ!!やめようコレ、俺考えたら考えただけそれが現実に近づいていくからホント嫌になる。
あ、でもそれ言うとラダリオンもメルさんもどっちもフラグ建てて見事に回収してたよな…俺実は「言霊」とかそんな隠れ能力あったりして…流石にそれは無いよな。いや…
あああぁああもぉおお!!俺疑心暗鬼になってるじゃん!!!クソッ!!神とかがいたら絶対俺のことめちゃくちゃ腹抱えて笑ってんだろうな…はぁ…
「ああ、そうじゃったそうじゃった。ヒロナリ、お前ちょっとステータスボード見てみろ」
「え?ああ、はい。これですね」
メルさんにも見せてなかった、というより俺自身見ることが無かったステータスボード。今までずっとお預けされてたからもう別に見ようって思ってなかったから今はどうなってることやら。
ステータス、オープン!!!
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花咲広成 19歳 ♂ level 61
レアスキル:「死霊術師」
コモンスキル:「植物操作」
派生能力:「異世界言語理解」「詠唱省略」「死霊干渉」「急成長」「黄泉帰り」「英霊の加護」「打撃減少率40%」「克服」「大戦士の波動」「再生」「激痛耐性」「精神汚染耐性」「愛の力」
体力:1102
魔力:1738
筋力:846
守備力:2005
俊敏:1341
耐性:71
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う、うぉい。嬉しいけどステータスがまた凶悪になってるよ…これ地上出たらどうなんだろ。もしかしたら小司とかコレを超えてくると無いよな…あの所々で温さ全開のアイツがこれを…うん、上から目線とか言われるかもだが断言しよう、無理だ。努力はするから取り敢えず団長越えはしてそうだけど。
んー、派生能力は増えてるな。これも、これも前までなかったは、ん?あ!「愛の力」ですとーー!?え、え、え、何、もしかしてアレですか?も、もしかしてあれなんですか?メルさんも俺のこと思ってくれてるとか?
いや、そういうことじゃなく好きな異性からの激励か何かで力が一時的に上がるとかか?例えばここに来た時に出したスーパーシャウトとか。あれメルさんが可愛いから俺の力がさらにぶわぁと出てきたのかと思っていたが違うのか。
「2、2000…凄すぎますよこの数値…ヒロナリさんのステータス、想像以上にすごいです。冒険者なら多分白金、いえ、今のランクなら恐らくSランクは行ってると思います。派生能力もたくさん…あれ?こn「で!エレクさん!ステータス開いたんですけど何なんですか?」
で、でたーw誤魔化奴~wwとでも何とでも言うが良い。今これについて言われるとこの前大爆死したばっかだけどまた恥ずか死ぬ可能性がある。
あれは…かなり死にたくなる出来事だったな。その結果メルさんは戦隊モノ的なのが好きらしいというのが分かったが。(俺自身ちょっと楽しかったなんて言えない)
「ああ、お主『英霊の加護』という派生能力がついてるはずじゃろ?」
「そう、ですねハイ」
「なら良し、ではお前には『加護』というものの説明をしておこう」
「なるほど、確かに聞いてませんでしたね」
本当にそういえば聞いてなかった…後で聞こうとしてたけど結局濃すぎる色々がありすぎて忘れてたんだよな。それもこれもry
「加護というものは英霊や神が自分の力をコイツになら与えても良いだろうと思った奴に自分の名前を体に可視化の魔力を使って刻み込むとその力が紋章として出てくるはずじゃ。ヒロナリ、一回上を脱いでみろ。ワシ確か背中に刻んだはずじゃから」
「え、マジすか」
「マジじゃ、やれ」
えぇ…メルさんの前で、って別にいいか。こんなフレーズこの前聞いたような気がするがまあ良い、では見るがいい!!これがお待ちかねの、最終形態だぁ!!(バサッ)
「うわぁ///凄い///」
「ふむ、悪くはないの。背中を見せい」
くるっとな、何だろう凄い量の視線を感じる。まさか皆見てるとかじゃなけれ、はぁ、見てるな…考え事でもしてるとしようか。
ああそうだ、「愛の力」は後でスキル大好きじいさんの”フォルダー”さんに聞いてみるか。あの人スキルに関してはすごい知識量だからこうこうこういう力が使えるようになるスキルって知ってますか?とか聞くとペラペラ喋ってくれる。
まあ多分寂しがりなんだろう…俺は孫みたいな「ウム、ちゃんと刻まれておるの、もうええぞ」感じなんだろうか、考えてみると皆少なからず年行ってるから俺みたいな若いのを探すほうが難しいくらいだから。今度こそ忘れずにやろう。
「これ」(ドゴンッ)
「ぎゃッ!!!」
ず、頭蓋骨がぁあああ!!!!???割れ、てないけど痛てぇえええ!!!!!超痛てぇえええ!!!!誰だよッ!!エレクさんしかいねぇけど!!!!
「な、何ですかエレクさん?頭割れるかと思ったんですけど…ああ痛い(泣怒)」
できるだけ怒りを収めて言うが少し漏れてる。と言うかまじで打撃減少率が無ければ多分即死だったぞ…
「お前がいつもの考え事モードになっとったから殴っただけじゃ。もちろん手加減はしたからな?」
「それはそうですけどそれでも普通に痛いです」
「ふむ、それもそうかのホッホッホ」
いや、笑って誤魔化さないでくださいよ…と言うのももう億劫だ…悪いのは俺だからな。でも理由がやらんでいいと言った5秒後に考え事してたからって…その対価が相手の頭骸骨を割る並みの(しかも常人なら多分確実にそうなる)拳骨とかどこのちゃぶ台オヤジだよ。でも反論はもう言わないでおこう。俺は大人だからな!!
「ちなみにじゃがお前さんに刻んだ紋章はこんな感じじゃ、イペント、描いてくれ」
「かしこまりました」
元宮廷絵師のイペントさんがもの凄い速さで俺の背中に書いてあるだろう紋章を書いていく。「ほいッ!」えっと、3つの稲妻にこれは…騎士の横顔か?えらくカッコいいな。って!もう描いたのか!!?流石だ…俺もいつかこんな一芸を作りたいもんだな。
「こんなんですよね?」
「まあ、ええじゃろう」
イペントさんが褒められてる、ちょっとだけ羨ましい。クソ、この筋肉ジジイ、いつか絶対泡吹かせてやるからな。俺この2年で褒められたの数えたら多分両手で足りるぞ。
「これが俺の背中に刻まれてるんですか?」
「その通り、いいじゃろこのデザイン。ワシが原案を出して使われてたんじゃぞ!いやぁ、惚れ惚れするのぉ。(アイツも褒めとったしな、ホホ)」
いきなり雰囲気を変えてうっとりするエレクさん。最後に何かぼそっと言ったような…多分気のせいだな。ウン、きっとそうだ。
その紋章が普通にカッコいいのが地味にムカつくがエレクさんって自分の隊好きだったんだな。てっきり国は大嫌いだから自分の隊も一癖も二癖もあるような奴らばっかりで円形脱毛症になったとかだろうと思ってたんだが意外だ。
にしてもこの紋章ホントカッコいい、でも頑張って体をひねって見たところ刺青とはまた違うんだなこの紋章。刺青よりかは筆で書いたのがずっと消えないって感じ。
今度”背に刻まれしは騎士の証、体は異形、心は聖騎士、その名はプランティア!!貴様らのような悪は我が正拳で沈むがいい!覚悟しろ!!!”とかやるかね。フフフ、メルさんが喜ぶならそれも良さそうだ。メルさんも最後もう一度やってくださいと何回も言ってたしな…
あ!!!今メルさんで思い出したけど俺出なきゃじゃん、めっちゃ出なきゃじゃん。白石とか古市とか長谷川とか皆待ってるはずじゃん。また忘れるところだったぁあ!!危ねぇええ!!!
今回出てきた新キャラ
フォルダー:スキル研究を始めた第一人者。ここにいる歴170年くらい。この人は魔物が使うスキルの研究中に偶然来てしまったらしい。
イペント:こちらは落とされて60年くらい。簡単なラフ画ならば5秒も経たずに描ける中々すごい人。ありのままの真実を絵にするのは時として罪になってしまうんだよ…理不尽だね。




