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最弱召喚者は這い上がる(凍結中)  作者: 多田野箱
這い上がる(物理)編
13/35

元最弱VSベンブーズ

徐々に強くなってきた主人公、努力チートもタグにつけとこうかな?

後ろを確認しながらまずは逃げる。で、追ってきたボス達が襲いかかってくるから急ブレーキして反転、あっちも腕を勢いよく振り下ろしてきたけどそれくらいなら前から受けてるし問題ない。


1週間前から新しく組み込まれた「エレクの土き土きどこから?ぶん殴り!」っているふざけた名前の修行アトラクションに比べればこんなの見え見えの丸太が上から降って来たみたいなもんだ。


土の手をどんどん足元や壁から生成して殴ってくるあの地獄に比べればなんて事はない。特に下からの不意打ち金的はホント死ぬかと思った。鋭い痛みが鈍痛になってゆっくりと襲ってくるあれ、男なら分かるだろう。


そのせいで刃物は普通に効くけど打撃には結構強くなってしまうという事態に陥ってしまった。(これが後にすごいことになってるのを俺はまだ知らない)


ちなみに今の俺の服装は結構身軽に動ける位には軽装。魔法装備は壊れると自力じゃ直せないし俺が困るのコンボだから着けてない。エレクさんにも「魔法装備に頼らずやってみろ」って言われたしね。


「ブォン、ブーーー!!!」


両手を合わせて殴ってくるがこれは横っ飛びに逃げる。破壊力は抜群だろうけど当たらなければどうという事はないのだよ。こちとら反射神はいいんだ。


(ドごォオオん!!!)


 おおー、外れた攻撃が地面にクレーターを作るとかどんなファンタジーだよ…って今がそうだった。


俺は避けた勢いでその腕を2回程切りつけた。抜けなくなる可能性があるから刺すんじゃなく切った。一応血が出るくらいには効いたけど腕を振るには問題なさそう、つまり効果は薄いってことだ。


人間で言ったらカッターで指を切っちゃったくらいの痛みなんじゃないか?毛むくじゃらのせいで結構ダメージを削がれた感じもするし。


 でも繰り返し繰り返しやってけばあっちも堪えてくる筈「「「ブッ!!」」」あっ、やべ忘れて『ばチャッ』


「ぎゃぁあああ!!」


 フキフキ、イタタタタ。やべえ完全に忘れてた、そういやボスだけじゃなく部下もいたんだった。あぁ、顔が腫れてきてる。


 クソ、並列思考はエレクさんのぶん殴りで鍛えたとはいえ一番苦手なんだよ。でも酸弾は拭けば何とかなるし、まずはボスか。あれ?そういや俺って魔法使えんじゃん。


「「「ブべべべっ!!」」」


 あそこでわちゃわちゃしてるあいつ等に当てれば視界も邪魔できるはずだし目に当てればダメージも期待できる。一応ボスの攻撃だけ「ブブッ!」うぉっと!…危なかったがギリ大丈夫だな、やる価値はアリだ。


闇玉ダークボール


 手の中に「ブッ!」黒いオーラを放つ20センチほどの玉ができる。アイツ等遠くにいて安全だからって調子こいちゃって、元バレーボーラーの俺の球、舐めんなよ。


「ブギッ!」


 見事に命中、しかも狙い通りに顔に当たった。まず一匹。「ブォ!」

「あーもうお前も邪魔だしついでに喰らっとけ「闇玉ッ!」」


「ブブッ!?ブォオオオオオオオオオオオオ!!!!」


 カウンターの要領で至近距離から顔面ダークボール、その流れでボスの後ろの方にたったか逃げる。ふふふふっ、効くだろう効くだろう。あーあー腕をブンブン振り回しちゃってほら、俺はこっちだよ?来なくていいけど。


 残りのベンブーにも喰らわせてやるかねっていねぇ!!最初に当てた奴もいつの間にかいないし…アイツ等ボスを見捨てて逃げたのか?薄情な奴らだな、でもこれはチーャンス。


 ここに落ちてからの修行地獄、その他色々溜まってた負の感情をコイツで晴らさせて貰おうか。まずは斬る、斬る、斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る。フフフフフハ、ハーーッハッハッハッハ!!!!


「べッ、べグッ、ブブブブバーーーーーーーーー!!」

「フハハハハハハ、ほらほらほらほらァ!!さっさとくたばれよォ!!!」


 いろんな角度から何度も何度も斬りつける。これをイタリアとかの料理風に言うなら…そうだな「レイピアのメッタ斬り、暴言を添えて」なんてのがいい感じになるんじゃないか?セリフも笑い方も完全に悪役そのものだし。


 で、そのまま斬り続ける、「闇玉」も喋れる暇があれば左手に作ってどんどん打ち出す。というかそれを手に纏ってぶん殴る、数えていないが既に10発は放ったんじゃないだろうか?しかもまだ打てそうだ。俺、マジで成長してるな。


 ボスベンブーはまだピクピクしてるけど動かなくなった。フラグでもなんでも無くだけどこれはやったか?今気づいたけど俺血がぶしゃーってなってるのにそんなに気持ち悪くなってないじゃん。ここ最近で結構な量の血を見てたからかな?(主に自分の)


 えーと、本日の鍛錬イベント「ベンブー狩り」は予想外の奴も出たけど俺の勝利で幕を閉じました。ヤッタネェ!!


 ちょっとマイナスなモノも吐き出せた気がするし正直言ってすんごい嬉しい。だって一月前は一般人にも劣るようなステータスだった俺が今では結構強そうなこんな奴らを倒せるようになったんだから興奮しない訳がない。


 それに今回は魔法装備なしでここまで行けたから案外強い部類に入るくらいにはなってるんじゃないか?他の皆は強化魔法とかバンバン使って戦ってたし。


 これからの事を考えるとwktkが止まらん。古市たちに超自慢したい。あっ、でもそうかここ抜け出さないと何も始まらないな。


 そうそうエレクさんから「ベンブーを倒したら魔石を取り出して持って来い」と言われてたの思い出したからやりますか。


 と、その前にレイピアに付いた血を拭いておかないと…ゲームじゃないから手入れを欠かすとすぐに劣化してしまうのです。職人も誰もいないから正直もう劣化が進んでるんだけど。そこは気合で何とかしよう。


~ベンブーから色々と剥ぎ取り中~


 剥ぎ取り完了!部下は10センチほどの濁った赤、ボスのは少し濁ってはいるがルビーみたいに凄く赤い、というか赤じゃなくて紅の方が合うって感じの色合いで大きさも30センチ程のいいサイズの魔石だな。


 魔石は色によって属性、大きさで魔力量、輝きでその質が分かって、長年生きたらその分大きさや輝きが増していく。そういう年月を経た魔石はその属性ごとの力が滲み出るらしい。


 確か色は赤=火、青=水、風=緑、黄色=光、紫=闇、土=茶色だったよな?で、魔石は10ランクに分けられていてランクが6以上の魔石は大気中の魔力を吸収して徐々に成長。属性の力が滲み出るのはその時吸った不純な魔力を外に出すためと言われている。


 例えば火なら熱を伴い、水なら水滴が滴り、光なら光り、土なら砂が発生し、風なら微風が絶え間なく出ているということだ。闇だけ特に無いらしいが魔石に魔力を流し込むとそれぞれの力が出るんだっけ?じゃ、試しに部下のでやってみるか「ムン!」(ぼっ)

「熱ッ!」


 あぁ火傷した…だが成功だな。


 あとボスのは所々に小さな曇りはあるものの宝石みたいに真っ赤で綺麗だ。しかもじわじわと暖かいからランクは少なくとも6以上、品質はかなり良い。いつか俺が「黄泉帰り」を使った時の触媒にでもしようか。


 ひとまずはエレクさんにベンブー狩りの成果を報告しに行くか。あ、その前に回復薬回復薬…顔と腕と火傷が痛い…

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