槐の樹の下で
最新エピソード掲載日:2013/06/05
※JUGEMブログにても掲載※今を去ること一千五百年前……。洋の東西を問わず、人間社会は未だ発展を見ることなく、危殆に瀕しようとしていた……異界より喚び寄せられし、一匹の悪魔によりて……。やがて危難は去ったが、しかし悪しき魔は未だ侮りがたく、未来永劫、人々の語り継がれる脅威となろう……。「百五十年後、暗黒の淵よりデビルは復活する」不吉な予言を耳にした朝野景子は、その後自身とその血族にふりかかる災難と闘争を予感することなく、のほほんと達者に暮らしていた……。人類社会は、科学的土台をもとに、世界的な統一を目指している最中のことであった。西暦という暦は、これを機に失われ、ENNJUの時代は今、ここに幕を開ける――! この物語は、破魔と類いまれな能力とを有した一族と、〈危機〉の代名詞として幾度となく政治利用されるデビルと、そしてアナーキーな人間社会との熾烈な戦いの連鎖を追ったものである……!