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蘆名が攻めてきた

 酒蔵に続いて、味噌蔵と麹蔵もできた。

 若狭からベテラン、若手問わずに職人をガンガン引き抜いている。

 そして味噌蔵と併設して醤油蔵も作ってある。

 味噌職人と麹職人に協力してもらって、何としても醤油を作ってもらいたいものだ。


【佐渡の現在進行系の事業】

 ・酒蔵、味噌蔵、醤油蔵、麹・酵母蔵、ワイン蔵(今のところは柿)等、食の向上事業

 ・パクリ北前船事業(台湾南部(トロピカルファ)入植計画(ームプロジェクト)蝦夷留学(アイヌホームステイプ)計画(ロジェクト)を含む)

 ・金貨・銀貨(銅貨は既存の明銭の私鋳)普及事業

 ・文化・芸術(娯楽)振興事業

 ・その他各種現代知識(ラノベソース)チート事業


 そして、


 ・越後及び高梨領、椎名領における新田開発事業


 これは、干拓なり水源確保なり、必要な費用(ほとんど人員の食い扶持)を貸し付けて新田を開発し、年貢にて貸し付け分を回収する事業だ。

 何よりも肝心なのは、三公四民三返済の年貢の三返済をキチッと回収することである。

 なので、開発した新田は守らなければならない。


 高梨家と椎名家で開発している新田の近くの街道沿いと、関東との国境の三国峠、清水峠、出羽との境の念珠関、越後米沢街道と越後会津街道には御守衛隊の詰所と飲み食い屋(猪口酒屋)を作って、常に見張りを怠らないようにしてきた。


 そんな中、越後軍の関東出兵がなされた。

 各地の新田開発は引き続き行う。

 領民を大量に出兵させたので人員補充のために佐渡からスコップ部隊を動員した。


 新田開発の費用は大半が作業員を1日2食、食わせることである。

 本来は各領主が佐渡から借金をして、戦に行かなくても新田開発をすることで、領民を食わせながら新田もできると言うシステムなのだが、戦に行ってしまったので、佐渡から借金をして、佐渡の人員を食わせると言うマッチポンプのようなカタチになってしまった。


 まぁ、そのかわりと言ってはなんだが、出兵中の越後の防衛は佐渡のスコップ部隊が担うので、思う存分戦ってきてくれ。

 なんてことを言っていると、案の定、会津の方の諜報部員から「旗揚げの気運あり」との連絡がきた。

 揚北衆はゴッソリと越後軍として関東出兵中なので、ここは佐渡のスコップ部隊の出番だ。


 不測の事態に備えて越後に渡っていた沢根本間御守衛さわねほんまごしゅえい隊長賢密(たいちょうはるみつ)が、待ってましたとばっかりに街道近くのスコップ部隊をまとめて、阿賀川の中洲のような地形のところにある津川城と言う金上氏の居城を砦として使わせてもらおうと向かった。

 スコップ部隊が津川城に到着すると、当主の金上遠江(かながみとおとうみ)守盛信(のかみもりのぶ)は降伏の意を表して城を明け渡した。

(あれ、金上氏って揚北衆側じゃなくて蘆名側の人だったの?(;´∀`)


 スコップ部隊は同時にスリング部隊であり、イコールクロスボウ部隊でもある。

 各所の御守衛隊詰め所から竹束盾やクロスボウ、矢弾も津川城に運び込まれ、さらにはスコップ部隊が得意の塹壕掘りでいろいろなところからやってくる蘆名軍を迎え撃つ準備を整えた。


 金上氏は今回の蘆名の侵攻をまだ知らされてなかったようで、ハルミツ率いるスコップ部隊が着々と迎撃態勢を整えているところに、それを伝える蘆名からの伝令がやってきた。

(大変忍びないが、交戦中は金上家一族郎党もその伝令も捕虜になってもらう)


 こう言う場合、ノコノコとやってくる蘆名軍を城に迎え入れるフリをして騙し討ちすれば先勝確定だが、それはやってはいけないらしい。

 ちゃんと津川城に本間家の旗を掲げて迎え撃つのが戦国の世のルールだ。

 ◯に本の字と◯に十六目結の本間家の旗を城のあちこちに掲げて蘆名軍の到着を待った。


 越後会津街道は軍道としても使われる道ではあるが、なんせ山深い峠道だ。

 大軍で進軍しようとしても、隊列は縦に長く伸びてしまう。

 蘆名軍で最初に津川城に着いたのが、捕まった伝令だが、その後、斥候隊が津川城の本間家の旗をみて帰り状況を報告、蘆名軍は縦に伸びた隊列のまま、進軍を阻まれていた。

家紋以外に船のマークとか、スコップがクロスしてるマークとか、馬印や旗印を考えてたんだけど、この頃ってきっと旗作るのも大変だろうし、もう少し綿花栽培が軌道に乗って、気軽に旗が作れるようになったら作ります。

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