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蝦夷資源開拓及びアイヌ親善計画と樺太北上計画

 春先からイワナイに、北に向けての探索船としてハーモタイプとサーワタイプの船を何艘か送り込んだ。


 まずは積丹半島を回り込んで小樽まで何度も行き来して、現地のアイヌと交流を深めて北上の拠点港を作る。

 イワナイークッチャン間の発展は小樽のアイヌ達にも伝わっており、向こうから鉄鍋や穀物を買いにイワナイ、クッチャンまでやってきたりしていたので、ここらは比較的友好ムードだ。

 新たに作る港湾施設は現地のアイヌにも解放するし、探索船の乗組員も現地募集するので、上手く取り込めるだろう。


 地図で見ると、この小樽の東が札幌だ。

 探索部隊の報告では、石狩川が作り出した広大な湿地帯が広がっていて、そこここにアイヌが暮らしているらしい。

 札幌と言えばビールだ。

 まずは小樽をベース基地にしてにジャガイモとトウモロコシと大麦畑を開拓していこう。

 ホップってよく知らないけど、一応神屋さんにお願いしている欲しいものリストには書いてある。

 手に入ったらビール工場も作ろう。


 神屋さんにお願いしている欲しいものリストと言えば、タマネギが手に入った。

 北海道ってタマネギも産地だよね?

 よし、タマネギも植えよう。


 北前船の寄港地も小樽まで伸ばそう。

 十三湊ー今別ー矢越ー大間ー函館ー松前ー江差ー岩内ー小樽だ。

 さて、ここから北が未知の世界だ。

 今年のうちはベースづくりをしておいて、来年暖かくなったら北上の補給港の探索を始めよう。

 まずは稚内まで行かないとな…


 イワナイでも台東でも、領有支配して現地の人から年貢をとったりするつもりはない。

 佐渡の銭を普及させて、銭で支配していく。

 最初はわかりやすく米本位制で物々交換していたが、今は肉でも魚でも持ってきてくれたらまずは銭で買い取り、その銭で鉄鍋なり穀物なりを買ってもらう。

 船や農具も漁獲物、収穫物でのレンタル制にしていたが、これも今は銭でやりとりするようになってきている。

 炭鉱でも鉄鉱でも、工場でも農場でも、労働に対して賃金を支払う。


 釜石も、新たに領地になった唐丹でも同じようなものだ。

 釜石の町が南に広がった感じだ。

 唐丹では狭いながらも、水田も含めて農地開拓をしている。


 と、実際に農地開拓を始めると、平地の広さが全然違うので、唐丹よりも札幌の方が人手がいっぱい必要になってきた。

 小魚粕、ニシン粕も佐渡(本間家)勢力圏の農地全体で使っているので、やや供給が心もとない。

 来年以降、北の人員をもう少し増やそう。


 函館の蠣崎氏は佐渡の蝦夷地開拓を複雑な思いで黙認している。

 蠣崎氏は安東氏からも南部氏からも独立した大名として振る舞おうとしていたが、どうしても穀物不足のため、どちらかもしくはどちらにも臣従的な立場にしかなれなかった。

 しかし佐渡(本間家)がきてから、蝦夷全体の自給率が上がっているので、安東氏、南部氏を頼らなくても自立していけそうになっているのだ。

 佐渡(本間家)は商売の相手として接してくるので、独立大名の矜持が保てる相手なのだ。


 ただ、佐渡(本間家)は、自分たちが武力で制圧しようとしていたアイヌと共存し始め、アイヌの支配を難しくしていっている。

 蠣崎氏にとって、これは痛し痒しだ。

 佐渡(本間家)としては、アイヌに対する態度をもう少し友好的にしてくれれば、安東氏からも南部氏からも独立する支援をしてもいいんだが、武士のDNAなのか、どうしてもアイヌを討伐しようとするきらいがある。


 まぁ、うまい具合に敵対せずにやっていこう。

 石灰石は欲しいし…

神屋さんにお願いしている欲しいものリスト

・ゴム

・クミン

・コリアンダー

・カルダモン

・ナツメグ

・ホップ

・みかん

・バナナ

・スイカ

・パイナップル

・メロン

・マンゴー

・ニンジン

・キャベツ

・白菜

・レタス

・ほうれん草

・菊菜

・コーヒー

・カカオ

・タバコ

・水牛

・パンダ

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